大阪で用事があったため、その隙間時間を利用して大阪城へ行ってきました。
大阪城といえば、どうしても天守閣や豊臣秀吉、大阪の歴史といった観光地としてのイメージが強い場所です。
しかし、実際に歩いてみると、お堀や林が広がっており、野鳥を探す場所としてもかなり面白いところでした。
今回は、観光そのものを目的にしたというより、大阪城公園を歩きながらバードウォッチングを楽しんでみました。
水辺ではカモ類を探し、林の中では冬鳥や小鳥を探す。
そして、鳥を見ながら大阪城の景色も楽しむ。
そんな大阪城での時間を、実際に自分が歩いて見たものを中心に紹介します。
大阪城公園を歩きながらバードウォッチング

今回の大阪城訪問は、大阪での用事の合間に立ち寄ったものです。
そのため、大阪城だけをじっくり観光するというよりも、限られた時間の中で歩きながら鳥を探すスタイルになりました。
車を駐めてから大阪城公園へ向かい、まずは京橋口を目指します。
京橋口からお堀を眺める
京橋口から公園へ入り、まず目に入ったのがお堀です。
西外堀や北外堀にもカモ類がいましたが、少し距離があるため、そのまま公園内を歩いて東外堀へ向かいました。
大阪城公園は歩いているだけでも次々と景色が変わっていくので、鳥を探しながら歩くにはなかなか楽しい場所です。
そして東外堀に到着したところで、本格的にバードウォッチングを始めました。
東外堀でカモ類を探す

東外堀では、水面に浮かぶカモ類が目立ちました。
今回特に目についたのが、ヒドリガモやハシビロガモです。
冬の水辺らしい鳥たちが揃っており、「これはかなり鳥が見られそうだな」と感じました。
水面だけを見ているとカモ類に目が行きますが、周囲の林にも注意していると、シジュウカラやジョウビタキなどの小鳥が飛び回っています。
水鳥を探しながら、時々林の中にも目を向ける。
大阪城では、こうした探し方ができるのが面白いところだと思います。
内堀では鳥の動きに注目
続いて内堀へ移動しました。
見られる鳥の種類そのものは外堀と大きく変わりませんでしたが、内堀では少し気になることがありました。
水鳥が突然、一斉に動き出すことがあるのです。
その理由は、御座船でした。
内堀を御座船が通過すると、水面にいた鳥たちが一斉に移動してしまいます。
せっかく鳥を見つけても、船が近づいてくると鳥たちがどんどん離れていく。
その様子を見ていると、鳥たちにとっては船もなかなかの存在なのでしょう。
じっくり鳥を観察したい場合は、船の影響を受けにくい外堀の方が見やすいと感じました。
大阪城で見つけた33種の野鳥
今回の大阪城では、合計33種の野鳥を確認することができました。
大阪の中心部にある有名な観光地なので、これほど多くの鳥が見られるとは、初めて訪れる人には少し意外かもしれません。
実際に歩いてみると、水辺、林、石垣、芝生など、鳥が利用できそうな環境がいろいろとあります。
水辺ではカモ類が充実

今回確認できた鳥の中でも、特に印象に残ったのがカモ類です。
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなど、多くの種類を見ることができました。
さらに、ヒドリガモとアメリカヒドリのハイブリッドと思われる個体も確認しています。
カモ類は水面にいるため比較的探しやすいですが、種類によって群れの中に紛れていることもあります。
「ヒドリガモがいるな」と思って終わらせず、1羽ずつ見ていくと、少し変わった個体が混ざっていることもあります。
こうした個体を探すのも、水鳥観察の面白さだと思います。
林や園内では小鳥を探す

水辺から少し離れると、今度は小鳥たちが目に入ってきます。
シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、モズ、アオジなどを確認しました。
冬の大阪城を歩いていると、身近な鳥だけでなく、季節を感じさせてくれる鳥にも出会えます。
特にジョウビタキやシロハラ、ツグミなどを見つけると、冬に鳥を探しているという実感があります。
観光客が多い場所でも、鳥は人間とは関係なく木々や水辺を利用しています。
そのため、大阪城を歩くときは「観光地だから鳥はいない」と決めつけず、周囲を少し注意して見るだけでも面白いと思います。
観光地ならではの人混みと鳥の観察
大阪城でバードウォッチングをしていて面白かったのが、観光地と探鳥地が同居していることです。
静かな山や干潟で鳥を探すのとは違い、大阪城には多くの人がいます。
観光客が歩くすぐそばで鳥を探すことになるため、普段とは少し違った探鳥になります。
鳥を見ていると周囲とのギャップが面白い
水辺でカモを見ている一方で、すぐ近くでは大阪城を観光している人がいます。
こちらは鳥を追いかけ、向こうでは城を見ている。
同じ場所にいながら、見ているものがまったく違うのが面白いところです。
大阪城を訪れる人の多くは、まさか自分が歩いているすぐ近くで33種類もの野鳥が確認されているとは思わないかもしれません。
自分自身も、大阪城を「城を見る場所」としてだけではなく、「鳥を見る場所」として歩くことで、少し違った楽しみ方ができました。
鳥を撮影するときは周囲にも注意
野鳥を撮影するときには、人の多い場所ならではの難しさもあります。
鳥だけを見ていると、つい周囲が見えなくなってしまいます。
しかし、大阪城のような観光地では、多くの人が行き交っています。
そのため、鳥を見つけたときも、周囲の人の動きを確認しながら立ち止まる必要があります。
鳥を撮影することだけに集中するのではなく、その場所を利用している人たちの邪魔にならないようにする。
観光地でバードウォッチングを楽しむなら、こうしたことも大切だと感じました。
大阪城を歩いた後は、たこ焼きで一休み
大阪城公園を歩いた後は、最後のお楽しみとしてたこ焼きを食べに向かいました。
今回訪れたのは、たこ焼道楽 わなか 大阪城公園店です。
大阪へ来たからには、やはりたこ焼きは外せません。
注文したのは12個入り

今回注文したのは「たこ焼 12個入」。
味付けは定番のわなか特製ソースです。
食べてみると、外側はカリッとしていて、中はトロッとしています。
口に入れると出汁の風味が広がり、歩き回った後ということもあって、かなり美味しく感じました。
大阪城で鳥を探して歩き、その最後にたこ焼きを食べる。
今回の大阪城訪問は、この流れまで含めて満足度の高い時間になりました。
ミライザ大阪城にも立ち寄る

大阪城を歩いている途中には、ミライザ大阪城にも立ち寄りました。
建物の中にはお土産店や飲食店などがあり、多くの人で賑わっています。
以前訪れた際には、ザ・コナモン・バル 利休でたこ焼きを食べたこともあります。
今回は店内を少し見て回っただけでしたが、大阪城を歩く途中の休憩場所としても楽しめるところです。
まとめ
今回は、大阪での用事の隙間時間を利用して、大阪城公園でバードウォッチングを楽しみました。
大阪城というと、どうしても天守閣や歴史に目が向きます。
しかし、実際に歩いてみると、お堀にはたくさんの水鳥がいて、林の中には小鳥もいます。
今回確認できたのは33種。
特にカモ類が多く、ヒドリガモやハシビロガモなどを観察できたほか、ヒドリガモとアメリカヒドリのハイブリッドと思われる個体も見ることができました。
一方で、内堀では御座船が通過すると水鳥が一斉に移動するなど、観光地ならではの探鳥の難しさもあります。
また、多くの観光客がいる場所なので、野鳥撮影では周囲の人への配慮も必要です。
静かな探鳥地とは違いますが、「大阪城を観光しながら鳥も探す」という楽しみ方は、なかなか面白いと思います。
大阪で少し時間ができたときには、天守閣だけでなく、お堀や林にも目を向けてみてください。
歴史を楽しみながら鳥を探し、最後に大阪らしくたこ焼きを食べる。
そんな過ごし方も、大阪城の楽しみ方の一つではないでしょうか。
今回見られた野鳥
今回見られた野鳥は以下の33種です。
| オカヨシガモ | ヒドリガモ | マガモ |
| カルガモ | ハシビロガモ | オナガガモ |
| コガモ | ホシハジロ | キンクロハジロ |
| カイツブリ | カンムリカイツブリ | キジバト |
| カワラバト | カワウ | アオサギ |
| コサギ | オオバン | ユリカモメ |
| セグロカモメ | モズ | ハシボソガラス |
| ハシブトガラス | シジュウカラ | ヒヨドリ |
| ウグイス | メジロ | シロハラ |
| ツグミ | ジョウビタキ | スズメ |
| ハクセキレイ | アオジ |



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