2025/5/23の鳥見【山口県】

サムネ TRAVEL

山口での仕事を終え、そのまま観光を兼ねて軽くフィールドへ。

確認種こそ少なめでしたが、内容としては十分楽しめる一日になりました。

では、ハイライトをどうぞ。


リュウキュウサンショウクイ

リュウキュウサンショウクイ

最初に迎えてくれたのはリュウキュウサンショウクイ。

本来の主な分布は沖縄・南西諸島・九州南部ですが、近年は勢いよく生息域を北へ広げており、四国や本州でも普通に見られるようになっています。

その流れの延長で、山口でも難なく出会えました。

リュウキュウサンショウクイは、かつてはサンショウクイの亜種とされていましたが、現在では独立した別種として扱われています。

外見は体上面の暗青黒色や、体下面の灰褐色、狭い白色の額〜眉斑などが特徴。

サンショウクイ:撮影は別所

観察時は2羽で軽やかに飛び回り、翼を広げて伸びる「スサー」も披露してくれました。

リュウキュウサンショウクイ

どこかくつろいだ雰囲気があり、見ているこちらまで肩の力が抜けました。


ニホンカワトンボ

ニホンカワトンボ

続いて、ニホンカワトンボ。

小川沿いを歩くと、あちこちで姿が見られました。

北海道から九州まで広く分布する一方、紀伊半島や四国の一部など、生息していない地域もあります。

清流を好み、水生植物が茂る環境によく現れるのが特徴です。

これまであまり意識してこなかっただけで、実は身近にいたのかもしれません。

鳥だけでなく、トンボにももう少し目を向けてみると、新しい発見が増えそうです。


見られた鳥

仕事帰りの短い時間でも、地域ごとの“らしさ”が感じられるのが鳥見の醍醐味。

コジュケイリュウキュウサンショウクイメジロ
ホトトギスカケスムクドリ
キジバトハシボソガラスキビタキ
アオバトハシブトガラスイソヒヨドリ
カワラバトヤマガラスズメ
カワウシジュウカラキセキレイ
アオサギヒヨドリハクセキレイ
ダイサギツバメセグロセキレイ
トビコシアカツバメカワラヒワ
ノスリウグイス計31種
コゲラエナガ 

山口の自然をさらっと味わえた、良い締めくくりの一日でした。

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