新潟県弥彦村にある弥彦山ロープウェイは、紅葉の名所として人気を集めるスポットです。
山頂駅からは越後平野や日本海、さらには佐渡島までを一望でき、秋の紅葉シーズンには空中から絶景を楽しめます。
しかし、紅葉の見頃を迎える10月下旬から11月中旬は多くの観光客が訪れ、ロープウェイや周辺道路は大変混雑します。
本記事では、弥彦山ロープウェイの紅葉の見頃や混雑する時間帯、注意点を詳しく解説します。
訪問を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
弥彦山ロープウェイの基本情報

弥彦山ロープウェイは、山麓駅から山頂駅までを約5分で結ぶ観光施設です。
紅葉シーズンには、ロープウェイから越後平野や紅葉に染まる山々を一望できるため、多くの人が訪れます。
基本情報(2025年9月現在)
- 所在地:
- 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
- 運行時間:
- 通常期(4月~11月):8:40~17:30
- 冬季(12月~3月上旬):9:00~16:30
- 所要時間:約5分
- 運行間隔:
- 通常15~20分、混雑時は増便あり
- 料金:
- 大人(12歳以上)往復 1,500円
- 小人(3~11歳)往復 750円
- 3歳未満は無料、ペットも有料で乗車可能
山頂駅周辺には展望レストランや回転式展望塔「パノラマタワー」があり、彌彦神社御神廟へも徒歩約15分で行けます。
紅葉の見頃時期

弥彦山は標高差があるため、山頂から麓まで徐々に色づきが進みます。
- 弥彦山山頂:
- 例年10月下旬から色づき始める
- 弥彦公園もみじ谷:
- 例年11月上旬から下旬にかけて見頃
- 2025年の予想:
- 弥彦公園の紅葉は平年並みで、11月上旬が見頃
紅葉は山頂から始まり、やがて山麓にある弥彦公園へと下りていきます。
ロープウェイからは紅葉と越後平野のコントラストを一度に楽しめるのが魅力です。
混雑する時期と時間帯

紅葉シーズン(10月下旬~11月中旬)の弥彦山ロープウェイは特に混雑します。
混雑のピーク
- 時期:
- 10月下旬~11月中旬の土日祝日
- 時間帯:
- 午前10時~午後1時頃
- 待ち時間:
- 30分以上かかることも多い
比較的空いている時間帯
- 平日
- 早朝(運行開始直後)
- 午後遅め(運行終了間際)
特に天気の良い週末は観光客が集中するため、余裕をもった行動が必要です。
混雑を避けるためのポイント
紅葉シーズンの混雑を少しでも回避するには、以下の方法が効果的です。
- 平日に訪れる:
- 最も混雑を避けやすい
- 早朝に到着する:
- 運行開始直後は比較的空いている
- 午後遅めを狙う:
- 終了時間に近いほど落ち着く傾向
- 彌彦神社からの無料送迎バスを利用:
- 駐車場探しの手間を軽減
- 弥彦山スカイラインを利用:
- 車で山頂付近まで行けるが、渋滞に注意
これらの工夫で、より快適に紅葉を楽しむことができます。
注意点と観光のコツ

紅葉時期の弥彦山ロープウェイを楽しむためには、いくつかの注意が必要です。
交通・駐車場
- 周辺道路や弥彦山スカイラインは渋滞が発生
- 駐車場は満車になることが多い
ロープウェイ
- 待ち時間は30分以上になる場合あり
- 早朝・夕方を狙うと混雑を避けやすい
観光時の準備
- 山頂は麓より気温が低いため防寒対策が必要
- 彌彦神社御神廟への道は歩きやすい靴が安心
- 夜間のもみじ谷ライトアップは冷え込むため厚着がおすすめ
時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが、紅葉を楽しむコツです。
弥彦山の紅葉の魅力

弥彦山では、モミジ、ケヤキ、ウルシ、ナナカマドなど多彩な樹木が紅葉します。
山全体が赤や黄に染まり、ロープウェイからは壮大な紅葉パノラマを堪能できます。
特に人気のスポットは「弥彦公園もみじ谷」で、朱色の観月橋と紅葉のコントラストが幻想的です。
夜にはライトアップも行われ、昼間とは異なる雰囲気を楽しめます。
まとめ
弥彦山ロープウェイは、新潟を代表する紅葉スポットのひとつです。
山頂から麓までの紅葉のグラデーションを空中から眺められる特別な体験は、秋ならではの魅力です。
ただし、紅葉シーズンは大変混雑するため、訪問時期や時間帯を工夫することが大切です。
平日や早朝を狙えば、混雑を避けながら絶景を楽しむことができます。
彌彦神社の無料送迎バスを利用するなど、交通の工夫もあわせて快適な紅葉狩りを楽しみましょう。
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