都営新宿線は、新宿駅から本八幡駅までを結ぶ都心直結の地下鉄路線です。
京王線との相互直通運転により、多摩エリアや神奈川方面からも乗り入れがあり、朝の通勤時間帯は特に混雑します。
2022年に全列車が10両編成化されたことで輸送力は向上しましたが、依然として特定区間では高い混雑率が続いています。
本記事では、都営新宿線の朝ラッシュの時間帯や混雑区間、回避策まで詳しく解説します。
都営新宿線の基本情報

まずは路線の概要を押さえておきましょう。
東京都心と千葉県を結ぶ大動脈として、多くの通勤客・通学客に利用されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線距離 | 23.5km |
| 駅数 | 21駅 |
| 起点・終点 | 新宿駅〜本八幡駅 |
| ラインカラー | リーフグリーン(黄緑色) |
| 主な駅 | 新宿、市ヶ谷、九段下、神保町、森下、住吉、大島、本八幡 |
京王線との相互直通運転を実施しており、新宿から先は京王新線を経由して高尾山口方面や橋本方面まで直通します。
東京都が運営する地下鉄でありながら千葉県まで乗り入れる、全国的にも珍しい路線です。
朝の通勤ラッシュの混雑状況

都営新宿線の混雑は、東側(本八幡方面)から西側(新宿方面)へ向かう上り列車でピークを迎えます。
特に都心部に近づくにつれて乗車率が上昇します。
最混雑区間
最も混雑するのは、西大島駅から住吉駅間です。
半蔵門線への乗り換え駅である住吉駅を前に、車内の密度が一気に高まります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最混雑区間 | 西大島駅 → 住吉駅 |
| 混雑率の目安 | 約130%〜140% |
| 体感 | ドア付近は肩が触れ合う程度の混雑 |
身動きが取れないほどではないものの、ドア付近や階段近くの車両は圧迫感があります。
乗り換え駅周辺の混雑
九段下駅や神保町駅では、他路線への乗り換え客が集中します。
- 九段下駅:
- 東西線・半蔵門線へ乗り換え
- 神保町駅:
- 半蔵門線・三田線へ乗り換え
- 住吉駅:
- 半蔵門線へ乗り換え
これらの駅ではホームや階段付近も混み合うため、乗降に時間がかかる傾向があります。
朝ラッシュの時間帯
平日と休日では混雑の傾向が大きく異なります。
旅行や出張で利用する方は、時間帯を把握しておくと安心です。
平日のピーク時間
平日は通勤・通学客が集中します。
- 7:30〜9:00:
- 朝のピーク時間帯
- 8:00前後:
- 最大の混雑時間
- 9:15以降:
- 徐々に混雑が緩和
特に8時前後は車内がほぼ埋まり、乗車位置によっては窮屈に感じることがあります。
休日の混雑傾向
休日は通勤ラッシュは発生しませんが、別の時間帯に人が集中します。
- 11:00〜17:00:
- 買い物・レジャー客が増加
- 新宿駅・新宿三丁目駅周辺が中心
- 満員で乗れない状況はほぼない
休日は朝早い時間帯であれば、比較的ゆったりと移動できます。
オフピーク時間と混雑回避のコツ
少し時間をずらすだけで、快適さは大きく変わります。
おすすめの時間帯
- 朝:
- 7:00前
- または9:15以降
- 夕方:
- 17:00前
- または20:00以降
都営新宿線は「早め」よりも「9時過ぎ」のほうが空きやすい傾向があります。
車両位置の工夫
階段やエスカレーターに近い車両は混雑しやすい傾向があります。
- 住吉駅や九段下駅の階段付近は特に混雑
- 中央付近の車両は乗降が集中しやすい
- ホーム端寄りの車両は比較的余裕がある場合が多い
ホームを少し歩くだけでも、車内の圧迫感は大きく変わります。
朝でも座れる可能性がある駅

長距離移動の場合は、始発駅や途中始発を狙うのが有効です。
- 本八幡駅:
- 始発駅のため、数本待てば着席しやすい
- 大島駅:
- 一部列車が始発設定あり
- 笹塚駅:
- 京王線側からの始発直通列車あり
- 住吉駅・神保町駅:
- 大量下車後に空席が出ることがある
特に本八幡駅は圧倒的に有利で、1〜2本見送ることで座れる可能性が高まります。
運行トラブルへの注意

京王線との相互直通運転を行っているため、京王線内での人身事故や設備故障は都営新宿線にも影響します。
- 京王線内のトラブルでダイヤ乱れ
- 急行運転の有無による混雑差
- 急行列車に乗客が集中する傾向
朝の移動時は、出発前に運行情報を確認することが重要です。
まとめ
都営新宿線の朝ラッシュは、7:30〜9:00がピークで、特に西大島〜住吉間で混雑が集中します。
全列車10両編成化により以前よりは緩和されたものの、主要乗り換え駅周辺では依然として高い混雑率です。
旅行や出張で利用する場合は、7時前または9時15分以降の利用がおすすめです。
また、車両位置を工夫するだけでも体感的な混雑は大きく変わります。
時間と乗車位置を意識し、快適な移動を心がけましょう。


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