【超オススメ】尾瀬の温泉小屋はこんなところ

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尾瀬は群馬県,福島県,栃木県,新潟県にまたがり、美しい湿原草原四季折々の風景が訪れる人々を魅了する場所です。

多様な植物や動物が生息し、登山やハイキングのメッカとして知られています。

せっかく遠い場所へ足を運ぶんですから、一泊して隅々まで回りたいですよね。

そんな時に困るのが、山小屋選び

どれも魅力的で、どこにすればいいのか分からない!!

そんな方のために、私が一泊して本当に良かったと感じた温泉小屋を紹介します。

全体の行程は↓の記事をご覧ください。

尾瀬の山小屋は20軒!!

尾瀬にはたくさんの山小屋があります。

山小屋の総数は、なんと20軒。

エリア別に並べるとこんな感じ。(2024年5月時点)

  • 山ノ鼻:至仏山荘,山の鼻小屋,尾瀬ロッジ
  • ヨシッ堀田代:東電小屋
  • 鳩待峠:鳩待山荘
  • 中田代:龍宮小屋
  • 赤田代:温泉小屋,元湯山荘(休業中)
  • 見晴:尾瀬小屋,桧枝岐小屋,弥四郎小屋,第二長蔵小屋,原の小屋,燧小屋
  • 尾瀬沼東岸:長蔵小屋,尾瀬沼ヒュッテ
  • 尾瀬沼南岸:尾瀬沼山荘
  • 会津駒ヶ岳:駒の小屋
  • 七入:七入山荘
  • 御池:御池ロッジ

これだけあると、どこに泊まればいいのか分かりませんよね…。

調べれば調べるほど、どこも魅力が溢れていますし…。

というわけで、今回は特にオススメの温泉小屋について紹介します。

温泉小屋

温泉小屋

温泉小屋は、大湿原へ入って2〜3時間ほど歩くと辿り着く山小屋です。

その特徴はズバリ、名前の通り温泉が湧いているところ!!

温泉小屋のある赤田代地区は、尾瀬で唯一の温泉地

長時間歩いた後に温泉…。

控えめに言っても最高ですよね。

それだけでなく、本館個室から見える湿原の景色も言う事無し。

近くに三条の滝もあるので、温泉小屋に到着して歩き足りない人はそちらへ足を運ぶのもアリです。

赤田代温泉

タオル

尾瀬ヶ原の北東に広がる湿原は鉄分を含んだ温泉の水が流れ込んでおり、そのために赤錆色を帯びています。

この美しい湿原は、その風景から「赤田代」と呼ばれています。

そんな赤田代温泉はカルシウム硫酸塩冷鉱泉で、源泉の水温は23.9度

切り傷や皮膚病に効果があり、肌をツルツルに!!

ちなみに水温が低いので、沸かしてもらったお湯を利用することになります。

山小屋とうことで資源はかなり貴重なので、お湯は節約して使いましょう!!

朝食と夕食

朝食
写真は朝食

温泉小屋は素泊まりをやっていないので、ほぼ全員が食堂で朝食を頂くことになります。

朝食はご飯と味噌汁、そして数々のおかず。

朝からしっかりと食べることができます。

夕飯もおかずで溢れており、リニューアルが行われているそうです!!

ちなみに、私が泊まったときはカレーでした。

ひたすら歩いた後のカレーって、美味しいですよね。

温泉小屋の部屋

温泉小屋の部屋
写真は別館

部屋の広さは、ほとんどの部屋で6畳です。

別館の場合、6〜8畳になります。

私は3人で泊まりましたが、狭さを感じることなく過ごすことが出来ました。

家具の配置はシンプルで、真ん中にテーブル,壁にはハンガー,押し入れには布団が入っています。

コンセントは数カ所あります。

複数人で宿泊する場合、コンセントが足らないからといってタコ足配線をしてはいけません

発電機に大きなダメージを与えるおそれがあります。

絶対にやめましょう。

温泉小屋の基本情報

料金13200〜
住所福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳1
電話080-6601-3394(予約もこちらから)
開館時期5月中旬 ~ 8月末
9月中旬 〜 10月末
チェックイン13時半~(16時までには到着)
チェックアウトは8時まで
電話での問い合わせ:8:00 ~ 19:00
公式サイトこちら

温泉小屋の注意事項

温泉小屋の注意事項を紹介します。

ドライヤーやアイロンなど禁止

ドライヤー

山小屋なので、発電機によって電気を賄っています。

ドライヤーやヘアアイロンは発電機に大きなダメージがかかるため、使用してはいけません

またタコ足配線も、発電機に大きな影響を与えるおそれがあります。

携帯電話やカメラ等の充電のみにしましょう。

部屋でも防寒着を着用

ニット帽

5月~6月上旬、9月下旬~10月はかなり冷え込みます。

2日目の朝、木道が凍っていたほどの寒さです。

部屋にエアコンやストーブはないので、防寒対策をとった上で就寝しましょう。

ちなみにロビーにストーブがあるので、就寝まで暖まるのがオススメです。

温泉小屋のネット環境

Wi-Fi

Wi-Fiは食堂とロビーでギリギリ入る程度です。

本当にギリギリなので、ほぼ繋がらないと考えておくのが良いかと思います。

寝るまで時間を持て余しそうと思われるかもしれませんが、その点は問題ありません。

登山関連書籍や尾瀬に関する情報誌,私も全巻揃えているヤマノススメが置いてあります。

読みふけりすぎて、寝る時間を削らないよう気をつけましょう。

まとめ

温泉小屋についてまとめると、以下の通りです。

  • 尾瀬で唯一の温泉地
  • 赤田代温泉で肌をツルツルに
  • 素泊まり無しで夕食朝食付き
  • ドライヤー,アイロン,タコ足禁止
  • 電波は入らない

以上です。

ぜひ尾瀬で、素敵な思い出を作ってください!!

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