お盆期間中の常磐自動車道は、帰省や海水浴、観光需要が集中し、特定の区間で長い渋滞が発生します。
東北道ほどではないと言われるものの、三郷JCT付近や土浦北IC周辺では20km級の渋滞も珍しくありません。
本記事では、例年の傾向をもとに混雑ピークや時間帯、注意点を旅行者向けに分かりやすく解説します。
常磐自動車道の基本情報

常磐自動車道は、三郷JCTを起点に千葉・茨城・福島を経て宮城県亘理ICまでを結ぶ延長約350kmの高速道路です。
東北道の代替機能を持つ重要路線であり、物流や観光を支える大動脈でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点 | 三郷JCT(埼玉県) |
| 終点 | 亘理IC(宮城県) |
| 全長 | 約350km |
| 特徴 | 東北道の代替機能・一部区間で最高速度110km/h |
特に茨城県内の一部区間では最高速度が110km/hに引き上げられていますが、お盆期間中は交通量増加により実勢速度は低下します。
お盆の混雑ピークと日程

お盆の渋滞は山の日(8月11日)前後から本格化します。
帰省とUターンでピーク日が異なる点が特徴です。
帰省ラッシュ(下り)
- 8月10日〜8月13日頃
- ピークは8月11日前後
- 早朝から昼過ぎまで断続的に渋滞
Uターンラッシュ(上り)
- 8月14日〜8月16日頃
- 8月15日・16日に集中
- 午後から夜にかけて渋滞が拡大
下りは朝型、上りは夕方型の渋滞になる傾向があります。
混雑する時間帯と所要時間の目安
時間帯を把握することで、移動計画が立てやすくなります。
- 下り(郊外方面):
- 7:00〜13:00(ピークは9:00頃)
- 上り(都心方面):
- 15:00〜20:00(ピークは17:00頃)
- 渋滞15〜20km発生時:
- 通過に約40〜60分
通常15分で通過できる区間が、ピーク時には約1時間かかるケースもあります。
特にボトルネック通過時刻が重要です。
主な渋滞ポイント

お盆に混雑が集中する代表的な地点は次の通りです。
土浦北IC付近(下り)
- 緩やかな上り坂による速度低下
- 最大15〜20kmの渋滞
三郷JCT付近(上り)
- 首都高・外環道との合流集中
- 夕方以降に慢性的な渋滞
日立中央IC・日立トンネル付近
- トンネル入口での減速
- 10km前後の渋滞発生
これらの地点を避ける時間帯に通過することが最大の対策です。
サービスエリアの混雑状況

お盆は本線だけでなく、SAも大混雑します。
守谷SA(上下)
- 午前中(下り)と夕方(上り)は満車傾向
- トイレや売店に長い待ち列
友部SA(上下)
- 北関東道分岐手前で交通集中
- 駐車場待ちが本線まで伸びる場合あり
駐車場待ち車列への追突事故も発生しやすいため、早めの休憩が安全です。
観光需要と出口渋滞

お盆はレジャー需要も重なります。
- 水戸大洗IC:
- 海水浴客で出口渋滞
- 牛久周辺:
- 霊園・墓参り需要で周辺道路混雑
- 花火大会開催日:
- 周辺ICで局所的渋滞
大洗・阿字ヶ浦方面は1日数万人規模の来訪があり、IC出口から一般道まで混雑が連鎖します。
割引制度と交通規制の注意点

お盆期間は料金面にも注意が必要です。
- 休日割引(ETC3割引)は適用除外期間あり
- 平日朝夕割引はETCマイレージ登録が必要
- 事故1件で10km超の渋滞に拡大する傾向
また、渋滞回避でJR常磐線特急を利用する人が増え、指定席が早期満席となる傾向があります。
渋滞回避の具体策

例年有効とされる時間戦略は次の通りです。
- 下りは午前6時前にボトルネック通過
- 上りは正午前までに三郷JCT通過
- SAは混雑前の早め利用
- 事故・規制情報を事前確認
時間を1〜2時間ずらすだけで、所要時間が大きく短縮される場合があります。
まとめ
常磐自動車道のお盆渋滞は、三郷JCT・土浦北IC・日立トンネル付近を中心に発生します。
下りは朝、上りは夕方がピークです。
特に8月11日前後と15〜16日は要注意日となります。
早朝移動とボトルネックの先行通過が、混雑回避の最も効果的な方法です。
旅行や帰省の計画は、時間帯を意識して余裕を持って立てましょう。


コメント