常磐自動車道は、首都圏から茨城・福島方面へ向かう主要ルートであり、紅葉シーズンには筑波山や袋田の滝などの人気観光地へ向かう車で大変混雑します。
特に11月の週末や三連休は、年間でも渋滞が目立つ時期です。
本記事では、紅葉・行楽シーズンの混雑傾向や時間帯、渋滞の原因、注意点について詳しく解説します。
常磐自動車道の概要と特徴

常磐自動車道は、三郷JCTを起点に千葉・茨城・福島を経て宮城県亘理ICまでを結ぶ延長約350kmの高速道路です。
東北自動車道の代替機能を持つ重要路線であり、観光・物流の両面で大きな役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点 | 三郷JCT(埼玉県三郷市) |
| 終点 | 亘理IC(宮城県) |
| 延長 | 約350km |
| 特徴 | 東北道の代替路線・最高速度110km/h区間あり(岩間IC〜桜土浦IC) |
茨城県内の一部区間では最高速度が110km/hに引き上げられており、スムーズな走行が可能です。
ただし、三郷〜谷田部間は交通量が非常に多く、週末は慢性的に混雑します。
紅葉・行楽シーズンの混雑状況

秋の行楽シーズン、とくに11月上旬から下旬にかけては交通量が急増します。
文化の日や勤労感謝の日を含む三連休は、年間でも渋滞回数が多い時期です。
| 区分 | 渋滞傾向 |
|---|---|
| 下り線(郊外方面) | 三郷JCT〜柏IC・谷田部IC付近で朝に10km前後 |
| 上り線(都心方面) | 谷田部IC〜三郷JCTで20〜30km規模になることも |
週末の交通量は平日の約1.5〜2倍に増加します。
特に三郷JCT周辺は外環道や首都高との接続もあり、ボトルネックとなりやすい区間です。
混雑する時間帯

紅葉シーズンは日帰り観光客の動きに合わせて渋滞が発生します。
出発時間と帰宅時間が集中するため、時間帯の把握が重要です。
下り(茨城・福島方面)
午前中は首都圏から観光地へ向かう車が集中します。
- 7:00〜9:00:
- 三郷JCT・柏IC付近で渋滞が発生しやすい
- 9:00〜11:00:
- 谷田部IC付近まで渋滞が延伸する場合あり
上り(東京方面)
観光を終えた車両が夕方以降に集中します。
- 15:00〜17:00:
- 谷田部IC付近を先頭に渋滞が発生
- 17:00〜20:00:
- 三郷JCTまで20km以上に拡大することもある
ライトアップイベントが開催される日は、通常よりも遅い時間帯まで混雑が続く傾向があります。
渋滞の主な原因

紅葉シーズン特有の要因が複合的に重なり、渋滞が発生します。
- 出口渋滞:
- 土浦北IC(筑波山)
- 那珂IC(袋田の滝)
- 日立南太田IC・高萩IC(花貫渓谷)
- サグ部による自然渋滞:
- 柏IC・谷田部IC付近で速度低下が起きやすい
- 三郷JCTでの合流集中:
- 外環道・首都高との接続部で交通量が増加
特にIC出口の駐車場待ちが本線まで延びるケースが多く見られます。
主な紅葉スポットと見頃

常磐道沿線には北関東を代表する紅葉名所が点在しています。
| スポット | 見頃 | 主な樹種 |
|---|---|---|
| 筑波山 | 11月上旬〜下旬 | モミジ、カエデ、ブナ |
| 袋田の滝・竜神峡 | 11月上旬〜中旬 | モミジ、ナラ、クヌギ |
| 花貫渓谷 | 11月中旬〜下旬 | モミジ、カエデ |
| 偕楽園・歴史館 | 11月中旬〜下旬 | モミジ、イチョウ |
筑波山は山頂付近が10月下旬から色づき始め、11月中旬にはケーブルカー沿いが見頃を迎えます。
袋田の滝ではライトアップイベントも行われ、多くの観光客が訪れます。
サービスエリア・休憩時の注意点

行楽シーズンはSA・PAも混雑します。
特に守谷SAや友部SAは利用者が多く、駐車待ちが発生することもあります。
- 守谷SA(上下):
- 三郷JCTに近く利用集中
- 友部SA(上下):
- 観光客利用が多い
- 早めのPA利用:
- 手前のPAで休憩するのが有効
トイレ休憩は余裕を持って計画し、渋滞中のガソリン残量にも注意が必要です。
混雑回避のポイント

紅葉シーズンに快適に移動するためには、時間帯と到着時刻の工夫が重要です。
- 朝8時前に目的地周辺へ到着する
- 帰路は15時前に出発する
- 連休中日は避ける
- ETC割引制度を活用する
現地駐車場は朝9時前後に満車となることが多いため、早朝出発が基本となります。
まとめ
常磐自動車道は紅葉シーズンになると、11月を中心に三郷JCT〜谷田部IC間で大規模な渋滞が発生します。
特に下りは午前中、上りは夕方以降がピークです。
筑波山や袋田の滝など人気観光地周辺では出口渋滞も起きやすいため、早朝出発と時間をずらした移動が重要です。
事前に混雑傾向を把握し、余裕を持った計画で秋のドライブを楽しみましょう。


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