映画『アナと雪の女王』の世界へ足を踏み入れられる、東京ディズニーシーの「アナとエルサのフローズンジャーニー」。
美しい景色やアトラクションだけでも十分楽しめますが、このエリアには映画本編や短編作品をもとにしたBGS(バックグラウンドストーリー)や隠れ要素が数え切れないほど散りばめられています。
この記事では、アトラクションのQラインから街並み、レストランまで、知っていると何倍も楽しめるBGSや小ネタを詳しく解説します。
アレンデール王国全体のBGS

ファンタジースプリングスにあるアレンデール王国は、映画のその後を描いた世界です。
この日は王国の記念日であり、国民全員がお城へ招待される特別な祝祭日。
そのため、街のお店は営業しておらず、「本日休業」や「スペシャルデー」といった案内が掲げられています。
つまり、ゲストは一般の観光客ではなく、王家から招待された国民の一人という設定なのです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代設定 | 映画後のアレンデール王国 |
| 街の様子 | 王国の祝祭日で多くの店が休業 |
| ゲストの立場 | 王家から招待された国民 |
| 街全体のテーマ | 王国全体でお祝いムードに包まれている |
アナとエルサのフローズンジャーニーQラインのBGS

アトラクションへ向かう待機列(Qライン)は、アレンデール城の別館から船着き場へ続くルートになっています。
一つひとつの部屋には映画だけでなく短編作品まで再現された小ネタが詰め込まれており、乗車前から物語が始まっています。
ファミリールーム
最初の部屋では、アナやエルサたち家族の暮らしを感じられる展示を見ることができます。
特に『アナと雪の女王2』を思わせる家族写真や、アレンデール王国の地図などが飾られており、映画後の生活を感じられる空間になっています。
また、ステンドグラスにはオラフが「へへっ」と通り過ぎるような遊び心ある演出も隠されています。
さらに注目したいのが、ソファ横に掛けられた赤い布です。
これは母・イドゥナ王妃が身につけていた肩掛けであり、大切な家族の思い出を今も残していることを表現しています。
見どころ
- 家族写真
- アレンデール王国の地図
- オラフが描かれたステンドグラス
- イドゥナ王妃の赤い肩掛け
温室
温室には、映画ファンほど感動する展示が数多く並んでいます。
エルサが幼い頃に大切にしていたぬいぐるみ「サー・ノーゲンビョルゲ」や、アナがエルサを探しに向かう際に身につけたマントやブーツも展示されています。
そして最大の見どころが、オラフが石のボタンで書いた「I am with you」の手紙です。
これは映画ではなく、コロナ禍にディズニー公式YouTubeで公開された短編作品が元ネタとなっています。
ステイホームを続ける世界中の人々へ向けた「みんなと一緒にいるよ」という温かなメッセージが、この展示にも受け継がれています。
見どころ
- サー・ノーゲンビョルゲ
- アナのマントとブーツ
- オラフの「I am with you」の手紙
- 石のボタンで文字を書いた演出
プレイルーム
プレイルームには音楽や遊びに関する展示が集められています。
劇中で使用された楽譜や楽器が展示され、中央にはBGMと連動するオルゴールも設置されています。
また、エルサが幼いアナのために作った雪の人形や、大量に飾られたオラフの絵も見逃せません。
この絵は短編『オラフの生まれた日(家族の思い出)』で、アナが毎年描いていたものを再現しています。
見どころ
- 劇中曲の楽譜
- 楽器の展示
- オルゴール
- 雪の人形
- オラフの絵
ライブラリー
ライブラリーには王家の歴史が詰め込まれています。
アナやエルサの家系図につながる肖像画や歴史資料が展示され、アレンデール王国が長い歴史を持つ王国であることを感じられます。
船着き場前の橋
乗船直前に通る橋は、建築美にも注目です。
中央に月が配置され、左右対称となるシンメトリー構造は北欧建築の特徴を取り入れています。
夜になると幻想的な景色となり、フォトスポットとしても人気です。
ロイヤルバンケットのBGS

ロイヤルバンケットは、映画の思い出が随所に再現されたレストランです。
壁画や本棚など細かな装飾にも意味が込められているため、食事中もぜひ周囲を見渡してみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 壁画 | 「生まれて初めて」「雪だるまつくろう」の名場面 |
| 精霊の絵 | 『アナと雪の女王2』のゲイルなど |
| 本棚 | 映画にちなんだ架空の書籍が並ぶ |
本棚には思わず笑ってしまうようなタイトルもあります。
- アナとエルサの1年間(オラフも!)
- 1001通りの雪だるまの作り方
- ウィーゼルトン・クロニクル
特に「ウィーゼルトン・クロニクル」は、映画で何度も名前を間違えられたウィーゼルトン公爵をネタにした遊び心あふれる一冊です。
アレンデールの街並みに隠された小ネタ

アレンデール王国は建物だけでなく、街全体にBGSが散りばめられています。
何気なく置かれた樽や掲示板にも意味があるため、歩くだけでも発見が尽きません。
樽や荷物のラベル
市場には各地から届いた荷物が積まれています。
りんごの樽には「サザンアイルズ」と書かれており、ハンス王子の故郷から輸入された品物であることが分かります。
また、ニンジン箱が多いのはスヴェンの食料を表現しています。
トイレにもBGSがある
実はトイレも人気の鑑賞スポットです。
クリストフが公認氷職人になったことを示す認定証や、氷配達の看板、スヴェンのニンジンなどが展示されています。
さらに、ディズニー・プレミアアクセス利用ルートでは、クリストフが書き込んだ地図も見ることができます。
マティアス将軍の家
建物には「歴史的文化財」のプレートが掲げられています。
これは『アナと雪の女王2』に登場したマティアス将軍の実家という設定になっています。
ウィンドウディスプレイ
ショーウィンドウにも映画の名シーンが再現されています。
- 『アナと雪の女王2』でクリストフとスヴェンが着用した服
- プレッツェル屋に飾られた猫の写真
- 王家秘伝のタラの瓶詰め
猫の写真は短編作品に登場するおばあさんの愛猫という細かな設定まで再現されています。
掲示板は必見
街で最も見逃せない場所が掲示板です。
王国民への案内や求人広告などが貼られており、映画後の暮らしが分かります。
特に注目したい掲示物はこちらです。
- 王国からの招待状
- クリストフによるスヴェンのお世話係募集
- バンドメンバー募集
- 王家特製の風邪薬セール
- エルサの手袋無料配布
エルサの手袋は、幼い頃から魔法の力を抑えるために身につけていたものです。
現在はもう必要なくなったため、「少女から大人までサイズあり」「少しだけ使いましたが新品同様」と書かれ、国民へ配布されています。
映画を知るファンほど胸が熱くなる、アレンデール最大級のBGSと言えるでしょう。
まとめ
アナとエルサのフローズンジャーニーは、アトラクションだけでなくエリア全体が一つの物語になっています。
映画本編はもちろん、短編作品まで再現された小ネタの数は非常に多く、一度では見切れないほどです。
これから体験する方は、ぜひ次のポイントを意識して歩いてみてください。
- Qラインの展示をじっくり観察する
- ロイヤルバンケットの壁画や本棚を見る
- 樽や掲示板など街中の装飾を確認する
- エルサの手袋配布の設定に注目する
- 映画や短編作品とのつながりを探してみる
BGSを知ってから体験すると、アレンデール王国が「映画の舞台」ではなく、本当に人々が暮らす王国として感じられるはずです。



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