道央自動車道(道央道)は、北海道の南北を結ぶ総延長約450kmの高速道路です。
札幌を中心に、新千歳空港や旭川、函館方面へとつながる北海道の大動脈であり、観光や帰省シーズンには大きな混雑が発生します。
本記事では、例年の混雑傾向や渋滞しやすい時間帯、注意点を旅行者向けにわかりやすく解説します。
道央自動車道の概要

道央道は北海道の主要都市を結ぶ基幹路線であり、物流・観光の両面で重要な役割を担っています。
札幌近郊は片側2〜3車線ですが、地方部では対面通行区間も多く、混雑や事故の影響を受けやすいのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点・終点 | 大沼公園IC(森町)〜士別剣淵IC(士別市) |
| 路線番号 | E5 |
| 運営会社 | NEXCO東日本 |
| 主な通過都市 | 函館近郊、室蘭、苫小牧、千歳、札幌、岩見沢、旭川、士別 |
| 特徴 | 日本最北の料金所(士別剣淵IC)を設置 |
リアルタイムの渋滞・規制情報は「ドラぷら(NEXCO東日本)」で確認できます。
旅行前には必ずチェックしましょう。
時期・シーズン別の混雑状況

道央道は季節によって混雑のピークが大きく異なります。
特に札幌JCT〜札幌南IC〜恵庭IC周辺は、年間を通して最も混雑しやすい区間です。
| 項目 | 混雑度・傾向 |
|---|---|
| GW | 5月3日前後(下り)と5月5日前後(上り)がピーク。 最大15km規模の渋滞が発生 |
| お盆 | 8月11日〜13日(下り)、14日〜16日(上り)に集中。 SAも満車状態 |
| 紅葉 | 10月中旬〜下旬の週末に札幌発の観光交通が増加 |
| 年末年始 | 12月29〜30日下り、1月2〜3日上りが混雑。 吹雪による通行止めリスクあり |
| 春休み | 3月下旬に中程度の混雑。 凍結による事故渋滞に注意 |
| 花の見頃 | 5月中旬〜下旬、比布JCT方面への交通量増加 |
大型連休中は交通量が通常より数割増加し、特定時間帯に集中します。
混雑する時間帯と理由

観光客の移動パターンを理解することで、混雑回避がしやすくなります。
- 午前9:00〜11:00(下り):
- 札幌から旭川・室蘭方面への観光出発が集中
- 午後16:00〜18:00(上り):
- 観光地から札幌へ戻る車が集中
- 連休最終日の夕方:
- 札幌市内へ向かう交通が断続的に渋滞
混雑の主な原因は以下の通りです。
- 車線減少区間:
- 4車線から暫定2車線へ切り替わる地点で速度低下
- サグ部(緩やかな上り坂):
- 恵庭IC〜札幌南IC間で自然渋滞が発生
- SA・PA入口渋滞:
- 輪厚PAなど人気施設の入庫待ち列が本線に影響
時間をずらすだけで、所要時間が大きく変わることがあります。
交通量と規制の注意点

札幌近郊では1日平均約4万〜5万台が通行し、連休時はさらに増加します。
交通規制や気象条件による影響も大きい路線です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通常交通量 | 札幌JCT〜札幌南IC付近で1日約4万〜5万台 |
| 工事規制 | 春〜秋に床版取替工事などで終日対面通行規制 |
| 冬期通行止め | 吹雪やホワイトアウトで頻発 |
| 動物事故 | エゾシカの飛び出し事故が年間を通じて発生 |
高速道路が通行止めになると、JR北海道の特急列車に利用者が集中するケースもあります。
冬季は特に余裕を持った行程が必要です。
渋滞が発生しやすい特定箇所

道央道には例年、渋滞が発生しやすいポイントがあります。
- 島松川橋付近(上り・札幌方面):
- GWやお盆に最大15km規模の渋滞が発生
- 札幌南IC出口:
- 一般道との接続部で出口渋滞が本線まで延伸
- 輪厚PA付近:
- 駐車場待ち車両で本線速度が低下
これらの地点はカーナビや交通情報で早めに把握し、回避ルートを検討するのが有効です。
観光で利用する際の混雑回避ポイント

旅行者が道央道を快適に利用するためのポイントをまとめました。
- 早朝出発:
- 午前7時前に札幌を出ると渋滞を回避しやすい
- 夜間移動:
- 交通量が減少し、所要時間が安定
- 輪厚PAスマートICの活用:
- 出入口分散で混雑緩和に有効
- こまめな情報確認:
- ドラぷらで渋滞・通行止めをチェック
北海道は距離が長いため、渋滞による時間ロスが旅程全体に影響します。
余裕あるスケジュール設定が重要です。
まとめ
道央自動車道は北海道観光に欠かせない重要路線ですが、GWやお盆を中心に大規模な渋滞が発生します。
特に札幌近郊の車線減少区間や島松川橋付近は要注意です。
出発時間をずらす、リアルタイム情報を確認するなどの対策を行い、快適な北海道ドライブを楽しみましょう。



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