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2023年10月7日から8日にかけて、尾瀬へ一泊二日の旅に行ってきました。
尾瀬は広大なエリアに湿原や山、登山道が広がっているため、すべてをじっくり楽しもうと思うと、どうしても時間が必要です。
今回は名古屋を出発して名古屋へ戻るまでを一泊二日に収めるため、訪れる場所を絞りました。
短い日程でも、実際に歩いてみると尾瀬ならではの景色や野鳥を十分に楽しむことができました。
一泊二日の尾瀬旅で歩いたルート

今回の旅では、鳩待峠から入山して尾瀬ヶ原を歩き、温泉小屋で一泊しました。
翌日は再び湿原を歩きながら鳩待峠へ戻り、下山後は周辺の施設にも立ち寄っています。
- 名古屋 → 尾瀬第1駐車場
- 乗合バス → 鳩待峠
- 鳩待峠 → 山の鼻ビジターセンター
- 山の鼻 → 尾瀬ヶ原 → 温泉小屋
- 翌朝、湿原を歩いて竜宮方面へ
- 山の鼻ビジターセンター → 鳩待峠
- 尾瀬ぷらり館 → 道の駅 尾瀬かたしな
- 名古屋へ帰宅
かなり詰め込んだ行程ですが、今回は「尾瀬の広大な湿原を実際に歩くこと」を目的にしていたので、行きたい場所をある程度絞って動きました。
雨の中を鳩待峠から入山

名古屋を出発して、まず向かったのが尾瀬第1駐車場です。
そこから乗合バスに乗り、鳩待峠へ向かいました。
尾瀬では時期によって交通規制が行われるため、今回は駐車場から先をマイカーではなく乗合バスで移動しています。
鳩待峠に到着した時点で天候は雨。
レインコートを着て準備を整え、いよいよ入山しました。
最初は森林の中を歩いていくルートです。

木道が整備されているものの、この日は雨が強かったこともあり、足元はかなり滑りやすくなっていました。
そんな天候の中でも、林内ではエナガの混群が動き回っていました。
雨の中の山歩きでしたが、野鳥を探しながら歩くことで、単調に感じることなく進むことができました。
山の鼻ビジターセンターで尾瀬を知る

歩き進めて山の鼻ビジターセンターに到着しました。
ここでは尾瀬の動植物や歴史などについて展示されており、実際に歩いてきた場所について改めて知ることができます。
今回の旅では、尾瀬が自然保護を考えるうえで重要な場所になった歴史についても触れることができました。
事前に知識を入れてから訪れるのも良いですが、実際に現地を歩いた後に展示を見ると、「この場所を守るために、いろいろなことがあったのだな」と感じます。
ちなみに、トイレは有料です。

当然ですね!
使用料として一回100円を支払わなければなりません。
マナーとモラルを守って、気持ちよくトイレを使いましょう。
草紅葉が広がる尾瀬ヶ原と温泉小屋

山の鼻ビジターセンターを後にして、いよいよ尾瀬らしい湿原へ入っていきます。
尾瀬と聞くとミズバショウを思い浮かべる方も多いと思いますが、10月の今回は完全にシーズンが異なります。
ミズバショウはほとんど目立たず、葉が少し残っている程度でした。

その代わり、この時期に目を引いたのが草紅葉です。
湿原全体がオレンジ色に染まり、春とはまったく違った尾瀬の表情を見ることができました。
広い湿原の中に木道が伸びていて、その上をひたすら歩いていきます。
普段の生活ではなかなか経験しないスケールの景色なので、歩いているだけでも新鮮でした。
3時間ほど歩いて温泉小屋へ

この日は3時間ほど歩き、今回の宿泊先である温泉小屋へ到着しました。
その名の通り温泉がある山小屋で、長時間歩いた後に温泉へ入れるのは非常にありがたかったです。
山の中の宿泊施設なので、普段の旅行とは勝手が違います。
発電機で電気を賄っているため、ドライヤーやヘアアイロンなどは使用できません。
また、この時期は夜になるとかなり冷え込みます。
特に翌朝は木道が凍るほどの冷え込みでした。
部屋で暖を取る設備も限られているため、防寒着を用意しておいて正解でした。
就寝前はロビーにあるストーブで暖まり、朝に備えることにしました。
山小屋で迎えた朝

翌朝になると、前日とは天候が大きく変わりました。
空は晴れ渡り、前後にそびえる燧ヶ岳と至仏山も山頂まで見ることができました。

ただし、晴れているからといって暖かいわけではありません。
気温はかなり低く、木道は凍結していました。
私はこの凍った木道で3回も滑って転倒しています。
肩からカメラを下げていたため、転ぶたびにカメラが大丈夫かと青ざめましたが、幸い無事でした。
尾瀬は美しい場所ですが、凍結した木道では足元への注意が必要だと身をもって感じた出来事です。
尾瀬で楽しんだバードウォッチング

今回の尾瀬旅で特に楽しみにしていたのが野鳥観察です。
1日目は雨だったため、鳥を探すにはかなり厳しい条件でした。
それでも林内ではエナガの混群に出会い、2日目には天候が回復したことで、湿原周辺でも小鳥を観察することができました。
特に印象に残ったのが、ホオアカとノビタキです。
草原性の鳥を見ることができたことで、「尾瀬に来た」という実感が強くなりました。
| カモ目 | ハチクマ | ハシブトガラス | ゴジュウカラ |
| コガモ | トビ | コガラ | ノビタキ |
| ハト目 | キツツキ目 | ヒガラ | キセキレイ |
| キジバト | コゲラ | シジュウカラ | ハクセキレイ |
| カツオドリ目 | スズメ目 | ヒヨドリ | ホオアカ |
| カワウ | モズ | メボソムシクイ | ホオジロ |
| タカ目 | ハシボソガラス | エナガ | アトリ |
確認できたのは計22種です。
1日目の雨で観察条件が悪かったことを考えると、これだけ見られたのは十分楽しめたと思います。
特にホオアカやノビタキのような、湿原や草原を歩いているからこそ出会えた鳥が印象に残りました。
ヘリコプターの物資運搬にも遭遇

凍った木道を慎重に歩いている途中、空からヘリコプターの音が聞こえてきました。
確認すると、山小屋などへ物資を運ぶためのヘリコプターでした。
山の中では、普段なら当たり前のように手に入る物も簡単には運べません。
物資を一つずつ空輸している様子を見て、山で暮らすために必要な資源の重みを感じました。
竜宮現象を見て鳩待峠へ戻る

歩き続けていると、竜宮現象を見ることができる場所までやってきました。
湿原を流れてきた水が地中へ吸い込まれ、別の場所から再び現れるという、尾瀬らしい自然現象です。
普段の生活ではなかなか目にする機会がないため、実際に現地で見ることができたのは印象に残っています。

その後も休憩を挟みながら歩き続け、山の鼻ビジターセンターを通過して鳩待峠へ戻りました。
一泊二日の限られた日程でしたが、広大な湿原の中を自分の足で歩く経験は、とても新鮮でした。
「尾瀬を歩く」という目的だけでも、わざわざ訪れる価値がある場所だと感じました。
尾瀬を歩いた後に周辺へ寄り道
せっかく名古屋から遠出したので、下山後は尾瀬周辺にも立ち寄りました。
尾瀬ぷらり館

まず訪れたのが尾瀬第1駐車場の近くにある尾瀬ぷらり館です。
ここでは尾瀬の自然や歴史などについて展示されており、山の鼻ビジターセンターとはまた違った視点から尾瀬を知ることができました。
展示内容は動植物だけでなく、歩荷や周辺地域の取り組みなどにも及んでいて、尾瀬を取り巻くさまざまな要素を知ることができます。
さらに温泉施設もあるため、尾瀬を歩いた後に汗を流して帰るという使い方もできます。
一泊二日の旅では山の中で過ごす時間が長かったので、下山後に立ち寄れたのはありがたかったです。
道の駅 尾瀬かたしな

続いて向かったのが道の駅 尾瀬かたしなです。
食事や買い物ができるので、旅の最後の立ち寄り先としてちょうどよい場所でした。
私はここで花豆の甘納豆を購入しました。
さらに花豆のソフトクリームも食べています。
尾瀬を歩いてかなり疲れていたこともあり、こうした寄り道が旅の締めくくりとして楽しめました。
旅行が決まったら!周辺の空室・プランをチェック
旅行で宿泊される方は、満室になる前に普段お使いのサイトから空室状況を確認しておくと安心ですよ!
まとめ
今回は、2023年10月7日から8日にかけて訪れた尾瀬一泊二日の旅を振り返りました。
名古屋からの往復を含めた一泊二日ということで、尾瀬のすべてを回ることはできませんでした。
それでも、鳩待峠から入山して尾瀬ヶ原を歩き、温泉小屋に宿泊することで、尾瀬らしい湿原の景色をしっかり楽しむことができました。
特に印象に残ったのは、10月ならではの草紅葉、晴れた朝の燧ヶ岳と至仏山、そしてホオアカやノビタキなどの野鳥です。
一方で、凍った木道で3回転倒するなど、自然の厳しさを感じる場面もありました。
今回は尾瀬沼や三条の滝など、訪れることができなかった場所もたくさんあります。
一泊二日でこれだけ楽しめた一方、まだ見ていない場所が多く残っているので、次回は二泊三日でじっくり歩いてみたいと思っています。




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