北海道での仕事を終え、飛行機の時間までの合間に鳥見へ。
環境は相変わらずの草原ですが、この時期ならではの変化が随所に見られました。
短時間ながら、季節の節目をしっかり感じられる観察となりました。
シメ

まずはシメです。
今年の北海道での鳥見では初確認となりました。これは素直に嬉しいですね。
愛知のMFでは冬に見ることが多く、肉色の嘴の印象が強い鳥ですが、今回は夏羽。
鉛色の引き締まった嘴がとても印象的でした。
シメといえば、もう少し内陸寄りで繁殖するイメージがありますが、今回は海沿いの林での観察です。
ここで繁殖するのか、それともこれから移動する途中なのか……。
いずれにしても、無事に間に合ってほしいところです。
ノビタキ幼鳥

続いて、ノビタキの幼鳥です。
これまで、せっせと餌を運ぶ成鳥の姿を見てきましたが、ついに幼鳥を確認できました。
4月23日に渡来個体を初認してから、わずか2か月。
こうして幼鳥の姿まで見届けられると、時間の流れを強く実感します。
観察した幼鳥は、枝先にぽつんととまり、じっと沼の方を見つめていました。
すでに巣立ちはしているものの、巣外育雛期に入ったばかりでしょう。
刺激を与えないよう、撮影だけ済ませてすぐにその場を離れました。
オオジュリン

続いて、オオジュリンです。
今回は雌の夏羽をしっかり観察できました。
見た目はホオジロの雌にそっくりで、毎度ながら少し笑ってしまいます。
行動を見る限り、幼鳥に運ぶ餌を探している最中だったのでしょう。
どこか忙しない雰囲気が漂っていました。
コヨシキリ

最後はコヨシキリです。
こちらは「忙しない雰囲気」どころではなく、完全に繁殖モード。
嘴にはしっかりと虫をくわえ、巣にいる幼鳥へ運ぶ途中のようでした。
巣の位置を悟られないよう警戒している様子も伝わってきたため、こちらも短時間で撮影を済ませ、その場を後にしました。
まとめ
今回、見られた鳥は以下のとおりです。
| カルガモ | ミサゴ | ウグイス |
| マガモ | ハチクマ | コヨシキリ |
| ツツドリ | ハイタカ | ムクドリ |
| カッコウ | チュウヒ | コムクドリ |
| キジバト | トビ | ノビタキ |
| アオバト | オジロワシ | ニュウナイスズメ |
| カワラバト | ノスリ | スズメ |
| オオバン | コゲラ | ツメナガセキレイ |
| タンチョウ | アカゲラ | ハクセキレイ |
| オオジシギ | チゴハヤブサ | シメ |
| ウミネコ | モズ | ベニマシコ |
| オオセグロカモメ | ハシボソガラス | カワラヒワ |
| カワウ | ハシブトガラス | ホオアカ |
| アオサギ | シジュウカラ | アオジ |
| ダイサギ | ヒバリ | オオジュリン |
計45種。
飛行機までの限られた時間でしたが、幼鳥の確認や夏羽の成鳥など、繁殖期の進行をはっきり感じられる内容となりました。
草原の風景自体は大きく変わらなくても、鳥たちのステージは確実に次へ進んでいます。
北海道での仕事を締めくくるにふさわしい、印象深い鳥見となりました。


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