2026年1月1日。
毎年恒例となっている、元日の筑波山登山へ行ってきました。
今回で19回目の筑波山登山。
(元日じゃないのも含まれています。)
もはや新年の恒例行事と言ってもいいレベルです。
目的は登山……と言いたいところですが、実際は今年最初のバードウォッチングも兼ねています。
とはいえ、山を登る時間そのものも毎回しっかり楽しんでいます。
天気は快晴。
最高の登山日和となりました。
家から筑波山へ
千葉の実家を出発し、まずは電車へ。
つくばエクスプレスに乗るため、流山おおたかの森駅を経由します。
そして毎年恒例、「筑波山あるキップ」を購入。

これは、つくばエクスプレスの往復乗車券と、つくば駅から筑波山方面へのバス乗車券がセットになったお得なきっぷです。
筑波山へ向かう人間としては、もはやお馴染みの存在ですね。
そのままつくば駅へ到着。
バスターミナルには、すでに多くの登山客が集まっていました。
やはり元日の筑波山は特別感があります。
少し待ってバスへ乗車し、「筑波山神社入口」バス停で下車。

すると、筑波山神社は初詣客で大混雑。

筑波山神社は、約3000年の歴史を持つ古社で、筑波山そのものを御神体として祀っています。
イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神を祀っていることから、縁結びや夫婦和合のご利益で知られています。
新年らしい賑わいを感じながら、登山口へ向かいました。
登山開始

筑波山神社を抜け、いつもの鳥居をくぐって登山道へ。
ここで、改めて筑波山について少し紹介しておきます。
筑波山は、茨城県つくば市にある標高877mの山で、日本百名山のひとつです。
西側の男体山(871m)と東側の女体山(877m)という2つの峰を持つ双耳峰で、「西の富士、東の筑波」と並び称される名山として知られています。
日本百名山の中では最も標高が低い山ですが、関東平野を一望できる絶景や、深い歴史・信仰文化を持つ非常に魅力的な山です。
また、筑波山は登山道のバリエーションも豊富。
奇岩怪石が連続する「白雲橋コース」、ロープウェイ方面から登る「おたつ石コース」、そして定番ルートの「御幸ヶ原コース」など、さまざまな楽しみ方があります。
私は毎回、最短ルートである御幸ヶ原コースを利用しています。
理由は単純。
最も早く山頂へ行けるからです。
というのも、私の場合、登山自体よりも山頂部でのバードウォッチングが主目的みたいなところがありますからね……。

御幸ヶ原と女体山山頂

登山道を一気に駆け上がり、御幸ヶ原へ到着。
御幸ヶ原は、男体山と女体山の中間に広がる平坦地で、筑波山登山の中心地とも言える場所です。
ケーブルカーの山頂駅や売店、食堂などもあり、多くの登山客で賑わっていました。
今年のタイムは58分。
前回は62分だったので、少し短縮できました。
……とはいえ、登山道で鳥が出ると止まって観察してしまうので、タイムにどれほど意味があるのかは謎です笑
その後は鳥を探しながら、女体山山頂を目指します。

女体山山頂は筑波山最高地点の877m。

ゴツゴツとした岩場の先に、関東平野の大パノラマが広がります。

山頂には筑波山神社の女体山本殿も鎮座しており、信仰の山らしい厳かな空気も感じられます。
そして、この日の景色は本当に素晴らしかったです。
東京スカイツリーも、富士山もくっきり。

見えない年もあるので、今年はかなり空気が澄んでいたのでしょう。
冬の関東平野らしい、透明感のある景色を堪能することができました。

ガマの売り口上と男体山山頂
女体山山頂を後にし、鳥を探しながら男体山方面へ向かいます。
すると、御幸ヶ原で「ガマの売り口上」が行われているではありませんか。

筑波山名物として知られるガマの油売り口上は、江戸時代から続く伝統芸能です。
侍姿の演者が、「さあさあ、お立ち会い!」の掛け声とともに、軽快な口上と刀を使った大道芸を披露します。
現在では薬の販売こそ行われていませんが、茨城県の無形民俗文化財として継承されており、筑波山の名物として多くの観光客を魅了しています。
普段は麓で実演していることが多い印象ですが、今回は御幸ヶ原で遭遇。
外国人観光客の心もしっかり掴んでおり、大盛り上がりでした。
私自身、久々にじっくり見たこともあり、つい最後まで見入ってしまいました。
その後、改めて男体山山頂へ。
男体山山頂には、筑波山神社の男体山本殿が鎮座しています。

標高は871m。
女体山とはまた違った角度から関東平野を見渡すことができ、こちらも非常に眺望の良い山頂です。
ここからも、美しい富士山を確認。

やはり富士山を見ると、日本人として特別な感情になります。
富士山と伊勢神宮。
この2つは、日本人の精神的な原風景みたいな存在だなと毎回感じます。
なんとなく、「今年も良い年になりそうだ」と思える景色でした。
下山と初詣
男体山を堪能した後は、下山開始。
行きと同じ御幸ヶ原コースを利用して、一気に下っていきます。
途中、ケーブルカーのすれ違いポイントへ到着すると、ちょうどタイミングよく2台が交差する瞬間を見ることができました。

筑波山ケーブルカーは、1925年開業の歴史ある観光鉄道で、「選奨土木遺産」にも認定されている由緒ある路線です。
全長1,634mの急斜面を登っていく姿は、何度見ても面白いですね。
……まあ、ここまでケーブルカーについて語ってきましたが、実はまだ一度も利用したことがありません笑
それだけ登山道が楽しいということです。
その後も歩き続け、無事に登山口へ到着。
最後は筑波山神社で甘酒をいただき、初詣も済ませました。

新年最初の登山に、最初の鳥見。
そして、美しい富士山と関東平野。
最高の形で、2026年をスタートすることができました。


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