築地市場が豊洲に移転した後も、「築地場外市場」は観光や食べ歩きが楽しめる人気スポットとして多くの人を惹きつけています。
しかし、その人気ゆえに混雑は避けられません。
この記事では、混雑する理由・時期・時間帯・場所ごとの混雑状況・回避のコツを徹底解説します。
築地場外市場が混雑する理由

築地場外市場は国内外問わず、大人気の観光地。
その人気と混雑の理由は、以下のとおりです。
- インバウンド需要の増加
- 築地場外市場は、日本ならではの「寿司」「海鮮丼」「新鮮な魚介類」を楽しめる場所として、外国人観光客に大人気です。
- コロナ禍が明けて以降、訪日観光客の数は急増しており、特にアジア圏や欧米からの旅行者が集中。
- 早朝から団体ツアー客が訪れることもあり、混雑の大きな要因になっています。
- 「築地」ブランドの強さ
- 豊洲市場に移転しても、「築地=魚の街」というイメージは世界中に浸透しています。
- ガイドブックや旅行サイトでも「東京で訪れるべき観光地」として紹介されることが多く、移転後も築地場外市場は絶大な人気を誇っています。
- 場内から継続した人気店の存在
- 移転前の場内市場で営業していた人気の寿司店や玉子焼き専門店の一部が場外に残り続けています。
- 老舗の味を求めて訪れるリピーターも多く、こうした名店が混雑をさらに後押ししています。
- 食べ歩き文化
- 築地場外市場の魅力のひとつは、寿司や丼ものだけでなく、卵焼き串やホルモン丼、スイーツなど気軽に楽しめる食べ歩きグルメが豊富なこと。
- 観光客や若者がSNSで発信しやすいスポットとしても人気を集めています。
- ちなみに、歩きながらの食べ歩きは禁止です。
混雑しやすい時期

築地場外市場が混雑しやすい時期は、以下のとおりです。
- 年末(12月下旬):
- お正月用の数の子やマグロ、カニなどの買い出し客が押し寄せ、年間で最も混み合います。
- 観光目的で訪れると身動きが取りづらく、買い物客とのバッティングで大変な状況になることも。
- 土曜日:
- 週末の観光を楽しむ人が集中し、国内外の旅行者で大混雑。
- ランチタイムを中心に行列が長くなります。
- 日曜日・祝日:
- 営業していない店舗も多いですが、営業中の店には観光客が集中するため、結局は人であふれることも少なくありません。
- 春休み・GW・夏休み・お盆:
- 長期休暇期間は平日でも混雑傾向。
- 家族連れや学生グループ、海外観光客が同時に訪れるため、ゆったり散策するのは難しい時期です。
混雑しやすい時間帯

築地場外市場の混雑しやすい時間帯を紹介します。
- 早朝(5時〜8時):
- 市場関係者やプロの買い付け客が中心で、観光客は少なめ。
- 落ち着いて歩きやすく、写真撮影も快適にできます。
- 午前(9時〜11時):
- お店が開き始め、観光客が本格的に集まる時間帯。
- 人気グルメを求める人でメイン通りが埋め尽くされ、写真を撮るのも一苦労です。
- 昼(12時〜13時):
- ランチ需要のピーク。人気寿司店や海鮮丼のお店は30分以上の行列が当たり前で、最も混雑します。
- 私は昼時に足を運び、大変でした…。
- 午後(13時〜15時):
- 少しずつ人が減ってくる時間帯ですが、それでも有名店は行列が続きます。
- お土産を買う人も増えるため、通りの混雑感はまだ残ります。
混雑を避けるコツ

混雑を避けるコツも紹介します!
- 平日午前7時〜9時に訪問
- この時間帯は比較的空いており、快適に散策できます。
- 食べ歩きも並ばずに楽しめることが多いです。
- ランチタイム(12時前後)は避ける
- どうしても人気店で食事をしたい場合は、開店直後を狙うのがおすすめです。
- 水曜・日曜は休業店が多いため注意
- 定休日を見落とすと目当てのお店が閉まっていることもあるため、事前に公式カレンダーで確認しましょう。
- 年末の買い物は11月下旬〜12月中旬に済ませるのが安心
- 混雑を避けつつ、正月用食材をスムーズに入手できます。
築地場外市場の混雑しやすい場所

築地場外市場の混雑しやすい場所について、まとめます。
1.メインストリート(中央通り周辺)
築地場外市場の中心となる通りで、飲食店やお土産店が集中しています。
特に午前9時から正午にかけては観光客であふれ、歩くスピードも遅くなるほど。
カメラを構える人や行列が重なるため、最も混雑するエリアです。
2.人気グルメ店前
例:寿司大、まぐろや黒銀、丸武(卵焼き)、きつねや(ホルモン丼)、山治(海鮮丼)
これらの店はテレビやSNSでも紹介される有名店で、国内外からの観光客が集中。
行列が30分〜1時間に及ぶことも珍しくありません。時間に余裕を持って訪れるのが鉄則です。
3.築地魚河岸フードコート(魚河岸食堂)
築地場外市場の新しい名所で、新鮮な魚介を使った料理を気軽に楽しめます。
広いスペースですが、休日や昼前後には満席になることも多く、席を探すのが一苦労。
ピークを避けると快適に利用できます。
4.ぷらっと築地(案内所・ロッカー周辺)
観光案内所やロッカーが設置されており、観光客がまず立ち寄る場所です。
朝早くから利用者が集まり、特にロッカーは午前中のうちに満杯になることもあります。
大きな荷物がある場合は早めに確保するのがおすすめです。
5.細い路地裏
場外市場の魅力は路地裏に隠れた名店ですが、通りが非常に狭いため人が集中するとすぐに歩きづらくなります。
特に雨の日は傘でさらに通行が困難になるので注意が必要です。
快適に楽しむコツ

築地場外市場を快適に楽しむコツを紹介します。
- 大きな荷物はロッカーへ預ける:
- 混雑の中で大きなキャリーケースを持って歩くのは大変危険です。
- ベビーカー利用は控えめに:
- 道が狭く、人も多いため非常に動きづらくなります。
- 人気店にこだわらず、サブ候補も検討する:
- 築地は有名店以外にも美味しい店が豊富。
- 行列を避けて穴場を探すのもおすすめです。
- 食べ歩きは店舗前で:
- 通路で立ち止まって食べると通行の妨げになります。
- ルールを守って快適に楽しみましょう。
まとめ
築地場外市場は、
- 年末・土曜・祝日・昼前後が混雑ピーク
- 平日早朝(7時〜9時頃)が狙い目
- 特に混雑する場所は中央通り・人気店前・魚河岸食堂
混雑状況を理解して訪れれば、より快適に築地の魅力を満喫できます。
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