秋の紅葉や行楽シーズンになると、東関東自動車道(東関道)は千葉・茨城方面へ向かう観光客や参拝客で混雑します。
特に10月下旬から11月下旬の土日祝日は、年間でも有数の渋滞シーズンです。
本記事では、東関道の基本情報から、紅葉シーズンの混雑傾向、時間帯別の渋滞ポイント、注意点までを旅行者向けにわかりやすく解説します。
東関東自動車道(東関道)の基本情報

東関東自動車道は、東京都湾岸エリアから成田国際空港を経由し、茨城県方面へ至る広域幹線道路です。
観光だけでなく、空港アクセスや物流を支える重要な路線でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線名 | 東関東自動車道(E51) |
| 起点・終点 | 高谷JCT(千葉県市川市)〜 茨城町JCT(茨城県) |
| 主な経由地 | 成田国際空港、潮来、鉾田方面 |
| 接続道路 | 首都高速湾岸線、東京外環道、圏央道、北関東道など |
| 最高速度 | 一部区間で120km/h(四街道IC〜成田JCT付近) |
| 主なSA・PA | 酒々井SA、大栄PA ほか |
2026年度には潮来IC〜鉾田IC間の全線開通が予定されており、圏央道との接続強化も進むため、今後さらに交通量の増加が見込まれます。
紅葉・行楽シーズンの混雑傾向

10月下旬から11月下旬にかけての土日祝日は、東関道が特に混雑する時期です。
紅葉の見頃と重なる11月中旬〜下旬がピークとなります。
混雑の特徴は以下のとおりです。
- 土曜日・3連休初日:
- 千葉・茨城方面へ向かう下り線が午前中に混雑
- 日曜日・3連休最終日:
- 東京方面へ戻る上り線が夕方から夜にかけて渋滞
- 紅葉ピーク時期:
- 通常の週末より交通量が約1.2倍〜1.5倍に増加
成田山新勝寺や香取神宮など、人気観光地へのアクセス路線として利用が集中することが、混雑の主な要因です。
混雑する時間帯と主な渋滞箇所

例年の傾向から、時間帯別に注意すべきポイントを整理します。
| 区分 | 混雑のピーク時間帯 | 主な渋滞発生箇所 |
|---|---|---|
| 下り線(成田・茨城方面) | 7:00〜11:00頃 | 高谷JCT、湾岸市川IC、四街道IC付近 |
| 上り線(東京方面) | 15:00〜20:00頃 | 宮野木JCT、湾岸習志野IC付近 |
特に注意したいのが宮野木JCT(上り)です。
京葉道路からの交通が合流するため、行楽帰りの時間帯には10km〜15km規模の渋滞が発生することもあります。
また、成田ICや酒々井IC付近では出口待ちの渋滞が本線まで伸びるケースもあり、通過車両にも影響します。
混雑の理由と訪問者の規模

紅葉シーズンに東関道が混雑する理由は、沿線の観光地と空港利用が重なるためです。
主な目的地は以下のとおりです。
- 成田山新勝寺・成田山公園
- 11月中旬〜下旬の紅葉まつり期間に数万人規模が来訪
- 佐原の町並み・香取神宮
- 小江戸観光と紅葉散策で人気
- 成田国際空港
- 秋の旅行シーズンで送迎車両が増加
これらが重なることで、通常の週末よりも交通量が大幅に増え、特に朝の下り・夕方の上りで渋滞が顕著になります。
紅葉の見頃と主な樹種

東関道沿線は平地が多く、山間部よりやや遅めに紅葉が進みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見頃 | 11月中旬〜12月上旬 |
| 主な樹種 | モミジ、イロハカエデ、イチョウ、クヌギ、コナラ |
| 代表的スポット | 成田山公園、香取神宮、佐原周辺 |
成田山公園ではモミジやイロハカエデが鮮やかに色づき、イチョウ並木も見どころとなります。
紅葉のピーク週は特に混雑しやすいため、早朝到着が理想です。
紅葉シーズンの注意点と対策

渋滞を避けるためには、時間帯や休憩ポイントの工夫が重要です。
- 早朝出発を心がける
- 下り線は7時前の通過が比較的スムーズ
- 帰路は夕方ピークを避ける
- 15時前に現地を出発すると渋滞回避しやすい
- SA・PAの利用を分散する
- 酒々井SAが満車の場合は大栄PAを活用
- 夕暮れ時の安全運転
- 日没が早いため早めのライト点灯を徹底
特に酒々井SA(上り)は夕方に駐車場が満車になりやすく、入場待ちで本線に影響が出ることもあります。
混雑日は手前のPAで休憩するのが賢明です。
まとめ
東関道の紅葉・行楽シーズンは、10月下旬から11月下旬の土日祝日が最も混雑します。
下りは朝、上りは夕方から夜がピークとなり、宮野木JCTや成田IC周辺では大規模な渋滞が発生しやすい傾向です。
紅葉の見頃は11月中旬〜下旬。
観光を快適に楽しむためには、早朝出発や時間帯の調整、休憩場所の工夫が重要です。
事前に交通情報を確認し、余裕を持ったスケジュールで安全なドライブを心がけましょう。


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