茨城県大洗町に鎮座する大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)は、太平洋を望む絶景と「神磯の鳥居」で知られる人気の神社です。
七五三のご祈願も一年を通して受け付けており、特に秋には多くの家族連れで賑わいます。
この記事では、七五三の混雑状況やご祈祷の流れ、撮影や服装の注意点などを詳しく紹介します。
大洗磯前神社の基本情報

大洗磯前神社は、斉衡3年(856年)の創建と伝わる古社で、海上交通の守護神・大己貴命と少彦名命をお祀りしています。
海に浮かぶように立つ「神磯の鳥居」は、神々が降臨したと伝えられる神聖な地であり、日の出の絶景スポットとしても全国的に知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 |
| ご祈願受付時間 | 午前9時〜午後3時30分 |
| 社務所受付 | 午前8時30分〜午後4時30分 |
| 駐車場 | 約170台(境内近くにあり) |
| アクセス | 大洗駅から車で約5分/水戸大洗ICから約15分 |
七五三ご祈祷の受付と流れ

大洗磯前神社では、七五三のご祈願を通年で受け付けています。
予約は不要で、当日に社務所で申し込むだけでご祈祷を受けられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付期間 | 通年(年間を通して申込可能) |
| 受付時間 | 午前9時〜午後3時30分 |
| 予約 | 不要。 当日に社務所で受付 |
| 所要時間 | 約30分前後 |
| 授与品 | 千歳飴やお守りなど(時期により内容が変わる場合あり) |
11月11日には「有賀祭(ありがさい) 」が行われ、午前中のご祈祷は行われません。
この日は午後1時以降に参拝するようにしましょう。
七五三シーズンの混雑状況

七五三のピークを迎える11月は特に混雑します。
特に第2週から15日ごろにかけての土日祝日は、ご祈祷や写真撮影を目的とした家族で境内が賑わいます。
混雑する時期と時間帯
| 時期・時間帯 | 状況 |
|---|---|
| 10月下旬〜11月中旬 | 七五三・紅葉シーズンが重なり、最も混雑 |
| 午前10時〜午後2時 | ご祈祷と観光が重なり、駐車場も満車になりやすい |
| 初詣(1月上旬) | 参拝者が非常に多く、待ち時間が発生する場合あり |
混雑を避けるコツ
- 平日の午前9時〜10時頃を狙うと比較的落ち着いて参拝可能
- 七五三参拝を10月下旬や12月上旬にずらすのもおすすめ
- 有賀祭(11月11日)の午前中は避ける
大洗磯前神社は観光客にも人気のため、七五三以外の目的で訪れる人も多い点に注意が必要です。
ご祈祷時の服装とマナー

ご祈祷を受ける際の服装には厳密な決まりはありませんが、神前での儀式にふさわしい服装を心がけましょう。
- 男の子:
- スーツ
- 袴
- またはきれいめのシャツスタイル
- 女の子:
- 着物
- ワンピースなど上品な装い
- 保護者:
- スーツ
- セミフォーマルなど落ち着いた服装
短パンや裸足、派手な服装は控えるのがマナーです。
撮影についての注意点

境内では自由にスナップ撮影ができますが、拝殿内での撮影は禁止されています。
「神磯の鳥居」を背景にした撮影は非常に人気がありますが、日の出の時間帯はカメラマンや観光客が多く、譲り合いが必要です。
撮影のポイント
- 午後や曇りの日は逆光を避けやすく、柔らかい雰囲気の写真が撮れる
- 鳥居付近は風が強いため、衣装や髪型の乱れに注意
- 三脚の使用は周囲の迷惑にならない範囲で
神磯の鳥居と周辺スポット

「神磯の鳥居」は、神々が降臨したと伝えられる神聖な場所で、太平洋の波打ち際に立つ幻想的な鳥居です。
特に日の出の瞬間に鳥居越しに昇る朝日は圧巻で、写真家や観光客に大人気です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249付近 |
| 見学時間 | 24時間(自由参拝) |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 大洗公園無料駐車場または神社駐車場を利用 |
| 注意点 | 岩場への立ち入りは禁止。安全に配慮して見学を。 |
周辺には「アクアワールド茨城県大洗水族館」や「大洗海岸温泉」などの観光スポットもあり、七五三参拝と合わせて楽しめます。
まとめ
大洗磯前神社は、絶景とご利益の両方を兼ね備えた七五三スポットです。
予約不要で気軽にご祈祷を受けられる一方、11月の週末は混雑が予想されます。
早めの時間帯や平日の参拝を選ぶと、より穏やかにお参りができるでしょう。
神磯の鳥居の壮大な景観とともに、思い出に残る七五三をお過ごしください。


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