2025年3月20日、春分の日。
一人ドライブで所沢の「角川武蔵野ミュージアム」と小江戸・川越を巡りました。
アートと歴史、そしてちょっと変わった展示の体験で、知的好奇心をくすぐられる一日となりました。
角川武蔵野ミュージアムへ
朝、愛知を出発。
目指すは所沢市の【角川武蔵野ミュージアム】です。

郊外のパーキングもそこそこ広く、平日なので比較的ゆったり駐車できました。
ミュージアムがある「ところざわサクラタウン」に近づくと、まずその外観にビックリ。
隈研吾氏が監修した花崗岩をまとった巨大な“岩”のような建築物。
不思議な存在感を放っていて、「やっぱり一度は見ておくべき!」と実感。
家族連れやカップルが多い印象ですが、おひとり様も意外と多く、気兼ねなく楽しめます。
館内探検
まずチケット購入。
私はKCM スタンダードチケット(1,400円)のチケットで「マンガ&ラノベ図書館」と名物の「本棚劇場」へ。

1階のラノベ・漫画空間も壮観で、ふらっと立ち読みしたくなる雰囲気です。

ですが、やはり本命は4~5階の「本棚劇場」!25,000冊以上の本が高さ8mの本棚にギッシリ。

中央では20分ごとにプロジェクションマッピングによる幻想的な映像アートが上映され、本棚自体を巨大なスクリーンに変身させる演出に驚愕。
ここは「読む」というより「体験」する本の空間でした。

5階には武蔵野に関する展示や資料。
土地の歴史や自然、文化などに触れ、旅気分もさらに深まります。
平日ながら程よいにぎわいで、写真撮影もしやすい。
角川の新刊チェックもできました。
川越で江戸の趣と歴史めぐり
午後は小江戸・川越に車で移動。
まずは川越城本丸御殿に立ち寄り、江戸時代の大広間や歴史の息遣いをじっくり堪能しました。

次に川越氷川神社へ。

境内にはカラフルな絵馬や有名な「鯛みくじ」など、小江戸ならではのユニークな工夫。

静かな雰囲気のなか歴史や文化に思いを馳せました。
ECCOLA りそなコエドテラスで「江戸とお金」の展示
グルメの食べ歩きは今回は控えめに。

その代わりに少し異色のスポット、ECCOLA りそなコエドテラスへ。

ここでは「江戸とお金」をテーマにした展示を見学しました。

展示には、江戸時代のお金や、実際に使われていた貨幣、さらに日本の紙幣を作る印刷局の歴史などが解説されていました。

昔のお金の形や、どんな人がどんな時代に使っていたのか、現代と比較しながら学べて面白かったです。

江戸時代から現代まで、「お金」という身近で奥深いテーマが川越の歴史的な景色と重なり、普段なかなか意識しない新鮮な発見がありました。
まとめ
角川武蔵野ミュージアムで最先端のカルチャー、川越で歴史と「お金」に触れる展示──
どちらも知的な刺激と発見に満ちた充実の一日となりました。
ひとり旅だからこそ、偶然立ち寄った展示で江戸と現代の「お金」を学ぶ、そんな自由さも旅の醍醐味です。
次回は川越名物の食べ歩きもゆったり楽しみたいと思います。
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