宮島・弥山の所要時間|登山・ロープウェイ・観光などの滞在の目安

サムネ TRAVEL

広島・宮島にそびえる霊峰「弥山(みせん)」は、信仰と自然、絶景が融合したパワースポットです。

標高535mの山頂を目指す方法は複数あり、登山やロープウェイの利用によって所要時間が大きく変わります。

本記事では、登山ルート別の目安やロープウェイを使った観光の所要時間、モデルコースを徹底解説

旅行プランに合った弥山の楽しみ方を見つけましょう。


弥山の所要時間はどれくらい?概要とポイント

弥山観光にかかる時間は、登山スタイルや立ち寄りポイントにより異なります。

以下は所要時間の目安です。

観光スタイル所要時間目安特徴
ロープウェイ+展望台往復約1時間初心者向け。
弥山の雰囲気と絶景を手軽に体験
ロープウェイ+本堂見学約1時間40分〜2時間歴史と信仰に触れるコンパクト観光
ロープウェイ+山頂往復約2時間〜2時間半頂上のパノラマ展望を満喫
徒歩登山(往復)約3〜5時間自然と信仰の道。
健脚向けの本格登山

登山を含める場合は半日、宮島全体の観光も含めるなら1日確保するのが理想です。


登山ルート別の所要時間と特徴

弥山には3つの主要登山ルートがあります。

それぞれ所要時間や雰囲気が異なるため、目的に合わせて選びましょう。

ルート名所要時間(片道)難易度特徴
大聖院コース約1時間30分〜1時間45分石段と寺院が続く、信仰と歴史のルート
紅葉谷コース約1時間30分初級ロープウェイと組み合わせ可能。整備された道
大元コース約2時間〜2時間半上級自然豊かで静か。体力に自信のある方向け

どのルートも山頂までの往復には約3〜5時間を見込んでおくと安心です。

下山の際にロープウェイを利用すれば、所要時間を短縮できます。


ロープウェイ利用時の所要時間と流れ

弥山本堂

体力に自信がない方や時間が限られている方は、ロープウェイの利用がおすすめです。

区間所要時間備考
紅葉谷駅〜榧谷駅(乗換)〜獅子岩駅約15分(片道)紅葉谷公園から送迎バスあり
獅子岩駅〜展望台約5分(徒歩)多島美が楽しめるビュースポット
獅子岩駅〜弥山本堂・霊火堂約20分(徒歩)緩やかな登りあり
本堂〜弥山山頂(展望台)約10〜15分(徒歩)階段多め。運動靴推奨

ロープウェイを使っても、山頂までは徒歩で40〜50分の登りが必要です。

獅子岩駅周辺のみの観光なら1〜1.5時間で済みます。


所要時間別モデルコース

旅行スタイルや時間に応じて選べるモデルコースをご紹介します。

1. 短時間コース(約2時間)

おすすめ: 弥山の雰囲気だけでも味わいたい方

  • 宮島桟橋→紅葉谷公園(徒歩or送迎バス)
  • ロープウェイで獅子岩駅へ
  • 展望台で瀬戸内海の景色を楽しむ
  • 時間があれば紅葉谷を散策

2. パワースポット体験コース(約2時間)

おすすめ: 弥山本堂や霊火堂を訪れたい方

  • 上記コースに加え、獅子岩駅から本堂・霊火堂まで往復
  • 「消えずの火」を体感し、弘法大師ゆかりの信仰の山を実感

3. 頂上絶景コース(約2.5時間)

おすすめ: 山頂からの360度パノラマを楽しみたい方

  • 上記に加え、弥山展望台までさらに登る
  • 展望台からは四国連山まで一望可能

4. 本格登山コース(約4〜5時間)

おすすめ: 登山を目的に訪れる方

  • 大聖院や大元コースを使って山頂まで徒歩で往復
  • 弥山本堂、霊火堂、展望台など全ての見どころをカバー

弥山観光の注意点と持ち物リスト

大聖院

登山・観光時の快適さと安全を確保するために、以下の点に注意しましょう。

  • 14時までに登山開始(ロープウェイ最終便の時間に注意)
  • 滑りにくい運動靴・帽子・羽織れる服を準備
  • 飲み物や軽食を持参(山頂に自販機なし)
  • 雨具・防寒具を忘れずに(山頂は風が強い)
  • 紅葉シーズン・連休中は混雑&待ち時間あり

弥山の見どころと滞在時間配分

大聖院

弥山では、ただ登るだけでなく多くの歴史・自然・信仰のスポットが点在しています。

時間に余裕を持ち、立ち寄りを楽しみましょう。

スポット名滞在時間の目安内容
弥山本堂約10分弘法大師空海が開山した信仰の拠点
霊火堂(消えずの火)約10分1200年絶えることのない神聖な火
巨岩群(干満岩など)約15分弥山原始林と自然の造形を体感
展望台(山頂)約15分360度パノラマ、瀬戸内海の多島美を一望

まとめ

弥山観光の所要時間は、目的や移動手段により1〜5時間と幅があります。

ロープウェイ利用で気軽に絶景を楽しむコースから、本格的な登山ルートまで、自分に合ったスタイルで弥山の魅力を堪能できます。

計画を立てる際は、体力や滞在時間、ロープウェイの運行時間を考慮し、無理のないプランで宮島の自然と歴史に触れてみてください。

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