軽井沢駅は、日本有数の避暑地・リゾート地の玄関口として、多くの旅行客が利用する新幹線駅です。
北陸新幹線を使えば東京から約1時間強とアクセスも良好ですが、駅構造や号車の位置を知らないと、下車や乗り換えで時間がかかることもあります。
この記事では、軽井沢駅で北陸新幹線を利用する旅行客向けに、おすすめの号車や駅の構造、目的別の選び方を詳しく解説します。
軽井沢駅の基本情報と駅構造
軽井沢駅は標高約940mに位置し、日本の新幹線停車駅の中で最も高い場所にあります。
北陸新幹線としなの鉄道が接続しており、観光・ビジネスの拠点として重要な役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢 |
| 乗り入れ路線 | 北陸新幹線、しなの鉄道線 |
| 新幹線ホーム | 地上1階（2面4線） |
| 改札口 | 3階（自由通路に面する） |
| 特徴 | 日本一標高が高い新幹線駅 |
新幹線ホームは1階、改札は3階にあるため、必ず階段・エスカレーター・エレベーターで上下移動が発生します。
号車選びは、この縦移動をいかに短くするかがポイントです。
北陸新幹線の運行概要と軽井沢駅での停車状況
軽井沢駅には北陸新幹線の主要列車が停車します。
旅行計画を立てる際は、停車列車の種類を把握しておくと安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 停車列車 | あさま（全列車）、はくたか（多くが停車） |
| 通過列車 | かがやき（原則通過） |
| 編成 | E7系・W7系 12両編成 |
| 設備 | 全席コンセント完備 |
観光で利用する場合は、停車本数が多い「あさま」や「はくたか」を選ぶと、時間調整がしやすくなります。
軽井沢駅で改札・出口に近いおすすめ号車
軽井沢駅では、ホーム中央付近に改札階へ上がる階段とエスカレーターが設置されています。
下車後すぐに移動したい旅行客は、号車選びが重要です。
改札や出口への近さを重視するなら、7号車・8号車付近がおすすめです。
7号車・8号車
- ホーム中央に位置し、階段・エスカレーターに最も近い
- 改札口までの移動距離が短く、混雑時でもスムーズ
アウトレットや旧軽井沢方面へ向かうバス・タクシーを利用する場合も、この位置からの移動が最短ルートになります。
大きな荷物がある旅行客におすすめの号車
スーツケースやウィンタースポーツ用品など、大きな荷物を持つ旅行では、移動のしやすさが快適さを左右します。
- 偶数号車（2・4・6・8・10号車）
- 客室内に大型荷物置場が設置されている
- 10号車付近
- エレベーターに近く、階段を使わずに改札階へ移動可能
特に冬季は路面凍結の影響で足元が不安定になるため、エレベーターを利用できる10号車付近は安心です。
静かに過ごしたい・車内で作業したい人向けの号車
移動時間を有効活用したい人や、落ち着いた環境を求める人には、目的に合った号車選びが重要です。
9号車
- TRAIN DESK設定時は通話やWeb会議が可能
- 仕事目的の利用者が多く、比較的静か
11号車
- グリーン車で座席が広く、長時間移動でも快適
12号車
- グランクラスで最上級の乗車環境
観光シーズンでも、これらの号車は比較的落ち着いて過ごしやすい傾向があります。
自由席を利用する場合の注意点
北陸新幹線では、列車や時期によって自由席の設定が異なりますが、一般的には1号車から5号車が自由席として運用されます。
1号車〜5号車
- 予約不要で利用できる
- 繁忙期は混雑しやすい
窓側席を選ぶと、隣席が空く可能性があり、ゆったり座れる場合があります。
ただし、観光シーズンは早めの乗車がおすすめです。
軽井沢駅ホーム上の施設と注意点
軽井沢駅の新幹線ホームには、最低限の施設が整っていますが、選択肢は多くありません。
- 売店
- 信州土産や飲み物、軽食を購入可能
- 立ち食いそば
- 手早く食事を済ませたい人向け
- トイレ・待合室
- 清潔で利用しやすい
飲食店やコンビニを利用したい場合は、改札外のコンコース階で済ませてから乗車すると安心です。
まとめ
軽井沢駅で北陸新幹線を快適に利用するためには、目的に合った号車選びが重要です。
改札に近い7号車・8号車、荷物が多い場合は10号車付近、静かに過ごしたい場合は9号車や上位クラス車両など、自分の旅行スタイルに合わせて選ぶことで移動のストレスを大きく減らせます。
観光地・軽井沢をスムーズに楽しむためにも、ぜひ事前に号車位置を意識して新幹線を利用してみてください。
コメント