※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
2026年7月24日、仕事終わりの時間を利用して、富山県高岡市を夕方から駆け足で散策してきました。
高岡市は、『ドラえもん』の作者として知られる藤子・F・不二雄先生のふるさとである一方、加賀前田家2代当主・前田利長公が築いた城下町として発展した歴史ある街です。
さらに、高岡は鋳物産業の街としても知られ、後に訪れる高岡銅器や金屋町につながる歴史もあります。
今回の旅では、ドラえもんの世界から前田家の歴史、古い町並み、高岡銅器まで、高岡という街のいろいろな顔を短時間で巡ってみました。
夕方からの限られた時間だったため、入館できなかった施設もありましたが、実際に街を歩いてみると、次々と興味深いものが見つかる一日になりました。
- 高岡おとぎの森公園でドラえもんの世界を楽しむ
- 高岡古城公園と射水神社を散策
- 高岡大仏と高岡駅周辺を歩く
- 万葉線に乗らずに眺めながら山町筋へ向かう
- 金屋町で高岡銅器発祥の地を歩く
- 前田利長公墓所と新高岡駅の瑞龍寺復元模型を見学
高岡おとぎの森公園と高岡古城公園を巡る

最初は高岡市を代表する二つの公園を訪れました。
高岡おとぎの森公園は広々とした都市公園で、子ども向けの遊具や水辺の景観に加えて、『ドラえもん』の世界を楽しめる場所としても知られています。
続いて訪れた高岡古城公園は、前田利長公が築いた高岡城の跡地を整備した公園で、広大な水堀が残っていることが大きな特徴です。
16時51分、高岡おとぎの森公園へ

この日の最初の目的地は、高岡おとぎの森公園です。
到着したのは16時51分でした。
公園にはタリーズコーヒーが併設されているほか、巨大な遊具では子どもたちが元気に遊んでいました。
水辺や橋もあり、広々とした園内を歩くだけでも気持ちのいい場所です。
そして、やはり目当ては『ドラえもん』です。
高岡市は藤子・F・不二雄先生の生まれ故郷であるため、街のあちこちでドラえもんに関連するものを見ることができます。
園内にはドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、ドラミちゃんのモニュメントが設置されています。

作中の空き地を思わせる配置になっていて、ドラえもん好きならテンションが上がりそうな空間です。
私もさっそく写真を撮ろうとしましたが、かなり人気の撮影スポットでした。
人の波が切れた一瞬を狙って撮影するほどで、実際に現地へ来てみると人気の高さを実感します。
さらに日時計にもドラえもんのキャラクターやひみつ道具がデザインされていました。

ドラえもんのモニュメントだけを見て終わりではなく、園内のさまざまな場所に作品の要素が散りばめられているのが面白いところです。
公園内には見事なバラ園もあり、色鮮やかな花が咲いていました。

子ども向けの公園というイメージだけで訪れると、思った以上に散策を楽しめる場所だと思います。
高岡古城公園と射水神社へ

高岡おとぎの森公園を後にして、次に向かったのが高岡古城公園です。
高岡古城公園は、前田利長公が築いた高岡城の城跡を整備した歴史公園です。
現在も広い水堀が残されており、かつて城郭だったことを想像しながら歩くことができます。
駐車場に車を停め、まずは園内に鎮座する射水神社へ向かいました。
射水神社では、大きな鳥居をくぐると手水舎に色鮮やかなヒマワリが浮かべられていました。

いわゆる花手水ですが、柄杓を使うのではなく、竹筒から水が流れ出すスタイルになっていて、少し現代的な印象です。
手を清めて拝殿で参拝した後は、本丸広場へ向かいました。

そこでは、長い兜として印象的な長烏帽子形兜をかぶり、馬にまたがる前田利長公像を見ることができます。

高岡を歩いているとドラえもんの街という印象が強くなりますが、こうして前田利長公の像を見ると、ここが歴史ある城下町であることを改めて感じます。
高岡大仏と高岡駅でドラえもんの街を実感
高岡古城公園から街なかへ進むと、今度は高岡を代表する大仏と駅周辺のドラえもんスポットが待っていました。
高岡大仏は、日本三大仏の一つとして数えられることがあり、伝統工芸である高岡銅器の技術によって造られた大仏としても知られています。
高岡駅周辺では、さらに藤子・F・不二雄先生のふるさとらしい演出を見ることができました。
街中に突然現れる高岡大仏

古城公園を出て少し歩くと、高岡大仏が見えてきました。
東大寺のように大きな寺院の境内の奥に安置されているのではなく、街なかの交差点近くに突然大仏が現れるような立地です。
この「街中に大仏がある」という景観が非常に印象的でした。
さらに興味深いのが、高岡大仏と高岡銅器とのつながりです。
高岡は鋳物の街として発展してきた歴史があり、その技術が高岡大仏にもつながっています。
この後に訪れる金屋町が高岡銅器発祥の地であることを考えると、街歩きの中で歴史が一本につながっていくのが面白く感じられました。
ウイング・ウイング高岡とドラえもんの散歩道

その後は高岡駅方面へ足を伸ばしました。
駅前の複合施設「ウイング・ウイング高岡」には、「ドラえもんの散歩道」と名付けられた広場があります。
広場にはドラえもんをはじめとしたキャラクターの銅像が並んでいて、高岡らしい観光スポットになっていました。
高岡おとぎの森公園でもドラえもんの世界を見てきたので、駅周辺でも続けてキャラクターが登場するのが楽しいところです。
真っ赤なドラえもんポストを発見

そして高岡駅構内へ入ると、さらに目を引くものがありました。
全身が真っ赤に塗られた「ドラえもんポスト」です。

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーの開館10周年を記念して設置されたものだそうで、駅の中でもかなり存在感があります。
高岡へ来ると、駅に到着してから帰るまでドラえもんに出会えるような感覚があります。
駅周辺では、高岡七夕まつりの準備も進められていました。

丸いくす玉の下から鮮やかなリボンが垂れ下がる吹き流しが街を彩っていて、ドラえもんとはまた違った高岡の季節感を感じることができました。
万葉線から山町筋、金屋町、前田利長公墓所へ
ここからは、高岡の商人町や鋳物の歴史を感じられるエリアへ向かいます。
山町筋は土蔵造りの重厚な町並みが特徴の歴史地区で、金屋町は高岡銅器発祥の地として知られています。
さらに旅の終盤には前田利長公墓所を訪れ、最後は新高岡駅で瑞龍寺の復元模型を見学しました。
万葉線が街を走っていく
山町筋へ向かって歩いている途中、ディズニーシーのホテルと同じ名前の「ホテル ミラコスタ」という看板を見つけました。

思わず面白くなり、写真を一枚撮っています。
そして、その横を走り抜けていったのが路面電車の「万葉線」です。

万葉線は高岡市と射水市の旧新湊エリアを結んでいます。
路面電車でありながら市をまたいで走っていることにも驚きました。
北陸新幹線を思わせる青・黄・白のスタイリッシュな車両が印象的で、街歩きの途中に突然電車が現れるのも高岡らしい風景だと感じます。
帰り道には、地元企業による鮮やかな水色のラッピング車両ともすれ違いました。

重厚な土蔵造りが残る山町筋

山町筋は、高岡の商人町として発展した歴史を感じられる町並みです。
明治時代の大火後に建てられた重厚な土蔵造りの建物が残っており、当時の高岡商人の豊かさを今に伝えています。
実際に歩いてみると、道路沿いに歴史的な建物が連続していて、普通の街を歩いているというより、歴史地区をそのまま歩いているような感覚になります。
今回は時間の都合もあって建物の内部までは見学していませんが、富山県指定有形文化財の筏井家住宅などを外から見学しました。

高岡御車山会館や、仏壇店でありながら登録有形文化財になっている建物などもあり、周辺を歩くだけでも見どころがあります。

ただし、幹線道路に面した場所なので交通量は多めでした。
車が入らないタイミングを狙って写真を撮るのに少し苦労しました。
鳳鳴橋から高岡銅器発祥の地・金屋町へ
さらに歩いていくと、千保川に架かる鳳鳴橋へ到着しました。
鳳鳴橋の欄干にはオスメス一対の鳳凰像が設置されており、今回は風格のあるオスの鳳凰像を撮影しました。

そこからさらに進み、高岡市金屋町重要伝統的建造物群保存地区へ向かいます。
金屋町は、前田利長公が鋳物師を招いたことを起源とする高岡銅器発祥の地です。

石畳の道に沿って、細かな格子が並ぶ「千本格子」と呼ばれる家並みが続いています。

山町筋の土蔵造りとはまた違った建築美があり、高岡の歴史を別の角度から感じられる場所でした。
公園にはきれいな噴水もあり、街の中に活気が感じられます。

到着したのは18時17分だったため、資料館などはすでに閉館していました。
それでも、夕暮れの石畳と千本格子の町並みを歩いていると、時間がゆっくり流れているような感覚になります。
高岡大仏を見て、さらに金屋町まで歩いたことで、高岡銅器が街の歴史と深く結びついていることを実感できました。
前田利長公墓所と新高岡駅の瑞龍寺模型

金屋町からは古城公園へ戻って車を回収し、最後に前田利長公墓所へ向かいました。
前田利長公は高岡の城下町を築いた人物であり、高岡の街を巡る今回の旅では欠かせない存在です。
前田利長公墓所は、武将個人の墓としては日本最大級の規模を誇るとされる墓所です。
周囲の水堀にはハスが浮かんでいて、辺りはかなり静かでした。

昼間のドラえもんスポットや賑やかな駅周辺とは一転して、静寂の中に強い威厳を感じる場所でした。
この後は、国宝の瑞龍寺にも行ってみたかったのですが、すっかり陽が落ちてしまい、すでに閉門時間を過ぎていました。
ここは今回の旅では内部を見学できず、次回へ持ち越しです。
そこで最後に向かったのが新高岡駅でした。

駅構内には瑞龍寺の1/100スケールの青銅製復元模型が展示されています。
実物を見られなかった代わりに、模型をじっくり眺めることで、その建物の全体像を少し想像することができました。

細部まで作り込まれた模型を見ていると、ますます本物を見てみたくなります。
駅中には、前田利長公の象徴ともいえる長い兜のモニュメントもありました。

最後まで前田利長公の存在を感じながら、高岡の街が歴史とともに形づくられてきたことを実感する締めくくりになりました。
旅行が決まったら!周辺の空室・プランをチェック
旅行で宿泊される方は、満室になる前に普段お使いのサイトから空室状況を確認しておくと安心ですよ!
まとめ
今回の高岡市散策は、仕事終わりから始まった夕方の駆け足旅でした。
それでも、ドラえもん、高岡城、前田利長公、高岡銅器、歴史的な町並みなど、高岡の魅力をかなり濃縮して楽しむことができました。
- 高岡おとぎの森公園でドラえもんのモニュメントを撮影
- 高岡古城公園と射水神社を散策
- 高岡大仏を見学
- 高岡駅でドラえもんの散歩道とドラえもんポストを見学
- 万葉線の車両を街中で見学
- 山町筋の土蔵造りの町並みを散策
- 鳳鳴橋の鳳凰像を撮影
- 金屋町の千本格子の町並みを散策
- 前田利長公墓所を訪問
- 新高岡駅で瑞龍寺の復元模型を見学
特に印象に残ったのは、高岡という街が「ドラえもんのふるさと」である一方、前田利長公が築いた城下町としての歴史も色濃く残していることでした。
高岡大仏から金屋町へ進むことで高岡銅器の歴史につながり、山町筋では商人町の面影を感じることができます。
一つの観光スポットだけを見るのではなく、街を歩きながら点と点がつながっていくところに、高岡散策の面白さがあると感じました。
一方で、夕方からのスタートだったため、日下部民藝館などと同じように、今回も瑞龍寺を内部まで見学することはできませんでした。
次回はもう少し早い時間から高岡を訪れて、今回見ることができなかった場所までじっくり巡ってみたいと思います。
短時間ではありましたが、ドラえもんの世界、前田家の歴史、銅器の街、高岡らしい町並みを一度に楽しめた、印象に残る高岡旅行になりました。




コメント