羽黒山五重塔は、樹齢数百年の杉並木に囲まれた神秘的なスポットとして人気があります。
しかし、「石段がきつい」「往復にどれくらい時間がかかるの?」「熊は出るの?」といった不安を持つ方も少なくありません。
この記事では、羽黒山五重塔までの石段の段数や、きついと言われる理由、コース別の所要時間、熊への注意点、快適に参拝するための服装や持ち物まで詳しく解説します。
初めて訪れる方でも安心して参拝できるよう、事前にチェックしておきましょう。
羽黒山五重塔の石段は何段?きついと言われる理由

羽黒山五重塔を訪れる際は、「五重塔まで」と「山頂(三神合祭殿)まで」で石段の数が大きく異なります。
目的地に応じて必要な体力も変わるため、事前に把握しておくことが大切です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 五重塔まで | 約300段(片道) |
| 山頂まで | 全2,446段 |
| 石段の距離 | 約1.7km |
| 標高差 | 約240m |
五重塔までは約300段・山頂までは全2,446段
随神門をくぐると、最初に急な石段「継子坂」が現れます。
ここを約300段下ると、国宝・羽黒山五重塔へ到着します。
さらに山頂まで参拝する場合は、一の坂・二の坂・三の坂を経由し、約2,140段の上りが続きます。
そのため、山頂まで目指す場合は十分な体力が必要です。
石段がきついと言われる理由
羽黒山の石段は、単純に段数が多いだけではありません。
- 行きは約300段の下りで、帰りは同じ石段を上る必要がある
- 江戸時代に整備された石段で、高さや幅が不規則
- 杉林の中は湿気が多く、苔で滑りやすい場所がある
- 山頂へ向かう二の坂は勾配が急で体力を消耗しやすい
石段は歩幅が一定ではないため、一般的な階段よりも足への負担が大きくなります。
特に雨の日や朝は滑りやすいため、足元には十分注意しましょう。
羽黒山五重塔の往復時間とおすすめコース

羽黒山では、観光スタイルに合わせてコースを選ぶことができます。
時間や体力に合わせて無理のないプランを立てるのがおすすめです。
五重塔だけを見学するコース
五重塔だけを見学するなら、短時間でも十分楽しめます。
| コース | 所要時間 |
|---|---|
| 片道 | 約10〜15分 |
| 見学・撮影 | 約15〜20分 |
| 往復 | 約30〜45分 |
比較的気軽に訪れられるため、観光客に最も人気のあるコースです。
山頂まで参拝するコース
山頂まで参拝する場合は、長時間歩くことになります。
| コース | 所要時間 |
|---|---|
| 登り | 約60〜90分 |
| 参拝・休憩 | 約30〜45分 |
| 下り | 約40〜50分 |
| 往復 | 約2時間30分〜3時間30分 |
途中には茶屋もありますが、十分な水分補給をしながら無理のないペースで歩きましょう。
体力に自信がない人はバス利用もおすすめ
山頂まで歩いた後は、路線バスを利用して下山する方法もあります。
- 山頂まで徒歩で参拝する
- 山頂バスターミナルから路線バスを利用する
- 下りの石段を歩かずに済む
- 足腰への負担を大きく減らせる
時間を有効に使いたい方や、体力に不安がある方にもおすすめの方法です。
羽黒山周辺は熊に注意!安全に参拝するポイント

羽黒山は自然豊かな山岳地帯に位置しており、ツキノワグマの生息エリアでもあります。
そのため、熊への備えをして参拝することが重要です。
熊の出没について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 熊の種類 | ツキノワグマ |
| 出没 | 毎年目撃情報あり |
| 出没しやすい時期 | 春・秋 |
| 注意したい時間帯 | 早朝・夕方 |
特に山菜採りシーズンや冬眠前は活動が活発になる傾向があります。
熊に遭遇しないための対策
安全に参拝するためには、次のような対策を心掛けましょう。
- 熊鈴を携帯して人の存在を知らせる
- 一人より複数人で歩く
- 早朝・夕方・夜間の参拝を避ける
- 食べ物やゴミを放置しない
- 現地の熊出没情報を確認してから入山する
山道では静かになりすぎず、適度に会話をしながら歩くことも熊対策として有効です。
熊に遭遇した場合の対処法

万が一熊を見かけても、慌てて行動すると危険です。落ち着いて対応しましょう。
熊に遭遇した場合の行動
| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| 遠くで見つけた | 熊を見ながらゆっくり後退する |
| 近距離で遭遇 | 落ち着いて静かに距離を取る |
| 熊が接近する | 熊撃退スプレーがあれば使用する |
| 襲われそうな場合 | うつ伏せになり首の後ろを守る |
絶対にやってはいけない行動
熊に遭遇した際は、次の行動は避けましょう。
- 背中を向けて走って逃げる
- 大声で叫ぶ
- 死んだふりをする
- 石や物を投げる
- 木に登って逃げようとする
熊は非常に足が速く、刺激すると攻撃的になる可能性があります。落ち着いた行動が最も重要です。
石段参拝で後悔しないための服装・持ち物

羽黒山五重塔は観光地であると同時に山道でもあります。
快適に歩くための準備を整えておきましょう。
| 項目 | おすすめ |
|---|---|
| 靴 | 滑りにくいスニーカー・トレッキングシューズ |
| 服装 | 動きやすく体温調節しやすい服 |
| 飲み物 | 水やスポーツドリンク |
| 雨対策 | レインウェア・折りたたみ傘 |
| 熊対策 | 熊鈴・熊撃退スプレー(必要に応じて) |
ヒールやサンダルでは滑る危険があるため避けましょう。
また、夏でも杉林は涼しい場所が多いため、羽織れる上着があると安心です。
まとめ
羽黒山五重塔までは約300段ですが、行きが下り・帰りが上りとなるため、見た目以上に体力を使います。
また、山頂まで参拝する場合は全2,446段の石段を歩くため、時間にも余裕を持った計画が必要です。
熊の生息エリアでもあるため、熊鈴の携帯や日中の参拝など、安全対策も欠かせません。
歩きやすい靴や十分な水分を準備し、無理のないペースで歩けば、羽黒山の歴史ある杉並木と国宝・五重塔の魅力を存分に楽しめるでしょう。


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