長野県伊那市にある高遠城址公園は、「天下第一の桜」と称される日本屈指の桜の名所です。
園内には約1,500本のタカトオコヒガンザクラが咲き誇り、満開時には公園全体が薄紅色に染まります。
ただし、高遠城址公園には直通の鉄道駅がなく、電車利用の場合はバスへの乗り換えが必要です。
本記事では、電車・高速バス・最寄り駅からの行き方まで、旅行者向けにわかりやすく解説します。
高遠城址公園の基本情報

まずは、アクセス前に押さえておきたい基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県伊那市高遠町東高遠 |
| 見どころ | タカトオコヒガンザクラ約1,500本、桜橋、夜間ライトアップ |
| 入園料 | 桜シーズンのみ有料(大人600円程度 / 中学生以下300円程度) |
| ライトアップ | 満開時期に日没〜22時頃まで実施 |
| 駐車場 | 約2,500台(最盛期は周辺道路が大渋滞) |
例年の開花予想は3月下旬、満開は4月上旬です。
開花宣言翌日から「高遠さくら祭り」が開催され、夜間ライトアップも実施されます。
電車でのアクセス方法

高遠城址公園の最寄り駅は、JR飯田線「伊那市駅」または「伊那北駅」です。
いずれも駅から公園まではバス移動が必要になります。
主要都市からのアクセス
東京(新宿)方面から
- 新宿駅(特急あずさ)
- 岡谷駅でJR飯田線に乗り換え
- 伊那市駅
- 所要時間:約3時間〜
名古屋方面から
- 名古屋駅(特急しなの)
- 塩尻駅で中央本線へ
- 岡谷駅でJR飯田線へ
- 伊那市駅
- 所要時間:約3時間〜
ICカード利用の注意点
JR飯田線の伊那市駅周辺では、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが利用できません。
ICカードで入場してしまうと、現地で現金精算が必要になり、桜シーズンは窓口が大混雑します。
事前に行うべき対策は以下の通りです。
- 出発駅で「伊那市駅」までの紙のきっぷを購入する
- 現金をあらかじめ用意しておく
- 往復分をまとめて購入しておく
特急あずさ利用者は、期間限定で運行される茅野駅発の直行バスの有無も確認すると、乗り換えを減らせます。
高速バスでのアクセス方法

乗り換えを減らしたい方には、高速バスの利用がおすすめです。
目的地は伊那市駅近くの「伊那バスターミナル」です。
| 出発地 | 路線名 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 新宿 | 中央高速バス(新宿・飯田線) | 約3時間25分 | 30分〜1時間間隔で運行 |
| 名古屋 | 名古屋・伊那線 | 約3時間 | WEB予約割引あり |
| 大阪・京都 | アルペン伊那号 | 約5時間〜 | トイレ付き車両あり |
高速バスは座席指定制のため、繁忙期は事前予約が安心です。
特に満開予想日前後の週末は早期満席になる傾向があります。
伊那市駅から高遠城址公園までの行き方

伊那市駅または伊那バスターミナル到着後は、路線バスまたはタクシーを利用します。
JRバス高遠線
伊那バスターミナルから「高遠駅(バス停)」まで運行するメインルートです。
- 所要時間:
- 約25分
- 運賃:
- 大人590円
- 支払い:
- 現金のみ(ICカード不可)
- さくら祭り期間は増便あり
道路渋滞により所要時間が延びる場合があるため、余裕を持った行動が重要です。
茅野駅発の臨時バス
特急あずさ利用者向けに、JR茅野駅から高遠方面への期間限定バスが運行されることがあります。
- 岡谷駅での乗り換え不要
- 開花状況に合わせた限定運行
- 運行期間は例年約1週間〜10日程度
事前に公式情報を確認しておくと安心です。
高遠駅(バス停)から公園入口まで
バス終点の「高遠駅」から公園入口までは徒歩移動となります。
- 徒歩:
- 約15〜20分(緩やかな上り坂)
- お花見循環バス:
- 300円で町内周回
歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
車利用とパークアンドライド情報

中央自動車道「伊那IC」から公園までは車で約30分です。
ただし、桜最盛期の土日は周辺道路が非常に混雑します。
- 駐車場:
- 約2,500台
- 最盛期は長時間の渋滞が発生
- パークアンドライド用シャトルバスあり(往復500円)
特に満開予想日前後の週末は、公共交通機関の利用が無難です。
さくら祭り期間のポイント

高遠さくら祭りは、開花宣言翌日から散り終わりまで開催されます。
- 夜間ライトアップ:
- 日没〜22時頃
- デジタル入園券の事前購入が便利
- 最盛期の土日は入園料が変動する場合あり
- バス増便・交通規制実施あり
夜桜観賞後は帰りのバス待ちが発生しやすいため、帰路の時刻も確認しておきましょう。
まとめ
高遠城址公園へ公共交通機関でアクセスする際のポイントは以下の通りです。
- 電車利用時は必ず紙のきっぷを購入する
- バスは現金のみのため小銭を準備する
- 満開予想日前後の週末は早めの予約と行動を心がける
- 渋滞を避けたいなら高速バスの活用がおすすめ
事前準備を整えれば、「天下第一の桜」と称される絶景をスムーズに楽しめます。
春の信州旅行をぜひ満喫してください。


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