東京駅から山形新幹線「つばさ」に乗る際、どの号車を選ぶべきか迷う人は多いです。
本記事では、東京駅での乗降のしやすさ、静かさ、荷物の置きやすさ、仕事のしやすさなど、目的別に最適な号車を詳しく解説します。
さらに、山形方面の景色や座席の選び方のポイントもまとめています。
初めて山形新幹線に乗る旅行者でも安心できる内容です。
山形新幹線「つばさ」の基本情報

山形新幹線は、東京駅と山形・新庄駅を結ぶミニ新幹線で、福島駅までは東北新幹線「やまびこ」と連結して走行します。
東京駅では11号車が山形・新庄方面の先頭となり、11号車がグリーン車、12〜17号車が普通車です。
山形区間へ進むと、在来線区間に乗り入れるため景色が変わりやすく、車窓を楽しむ旅行にも向いています。
全車指定席のため、必ず座席を予約して乗車します。
東京駅で乗降しやすいおすすめ号車

東京駅の東北・山形新幹線ホームは20〜23番線で、階段・エスカレーターはホーム中央付近に集中しています。
移動のしやすさを重視する方は、以下の号車を選ぶと便利です。
東京駅ホーム中央に近いのは13〜15号車です。
乗り換えや改札へ早く移動したい人に向いています。
東京駅での乗降がしやすい号車
- 13号車
- ホーム中央に最も近く、階段・エスカレーターとエレベーターの利用がしやすい位置です。
- 14号車・15号車
- 中央付近にあり、混雑にも巻き込まれにくい号車です。
乗り換えが多い人、荷物が多く移動距離を短くしたい人に適した位置です。
新庄駅で下車しやすいおすすめ号車

新庄駅でスムーズに降りたい場合は、改札口に最も近い位置に停車する11号車が便利です。
新庄駅での下車に便利な号車
- 11号車(グリーン車)
- 新庄駅の改札に最も近く、階段移動も少なくて済みます。
- 普通車利用の場合は12号車に近い車両
- 普通車の中では、12号車が最も改札に近いため移動距離を短縮できます。
終着駅のためどの号車でも下車はできますが、物理的に近い11号車が最も便利です。
静かな環境で過ごしたい人におすすめの号車

落ち着いて移動したい人、読書や休息に向いている車両を選びたい人は以下が適しています。
静けさ重視の号車
- 11号車(グリーン車)
- 利用者層が落ち着いており、全体的に静かな傾向です。
- 13号車・15号車の中央付近
- デッキや連結部分から離れており、人の出入りが少ない席が多く静かです。
連結部分(17号車付近)は人の移動が多く、静かさ重視には不向きです。
荷物が大きい人におすすめの号車と座席

山形新幹線には「特大荷物スペースつき座席」はありませんが、各車両の最後列座席の後ろに荷物を置けるスペースがあります。
大きな荷物を持つ人におすすめ
- 12〜17号車の最後列座席
- 後ろの空間に大きめのスーツケースを置けます。
- 11号車のグリーン車最後列
- 座席が広く荷物管理がしやすい環境です。
注意点
- 新型E8系では荷棚の高さが低く、大きな荷物は載らない場合があります。
- 最後列は人気が高いため、早めの予約が必要です。
仕事をしたい人におすすめの号車

パソコン作業や資料整理など、集中して仕事をしたい場合に快適な車両を紹介します。
仕事向きの号車
- 11号車(グリーン車)
- 静かさ・座席の広さ・テーブルの大きさのバランスが最も良いです。
- 全席でコンセントを確実に使えます。
- 13〜14号車の窓側席(普通車)
- 通路の往来が少ない位置で落ち着けます。
- 窓側席はコンセントがある車両が多く、特にE8系では全席が利用可能です。
エスカレーター・エレベーターに近い号車

東京駅のホーム中央付近に昇降設備が固まっているため、以下の号車が最も便利です。
昇降設備が近い号車
- 12号車
- 階段・エスカレーター・エレベーターの利用がしやすい位置です。
- 13号車
- 中央付近で移動がスムーズです。
まとめ
東京駅から山形新幹線「つばさ」に乗る際は、目的に応じて最適な号車を選ぶことで快適な旅になります。
目的別おすすめ号車まとめ
- 乗り換えが楽:
- 13〜15号車
- 新庄駅で下車しやすい:
- 11号車(普通車なら12号車が近い)
- 静かに過ごしたい:
- 11号車
- または13・15号車の中央付近
- 大きな荷物がある:
- 12〜17号車の最後列
- または11号車の最後列
- 仕事をしたい:
- 11号車
- または13・14号車窓側
山形新幹線は全車指定席のため、早めの予約が快適な車内環境の確保につながります。
東京駅・山形駅での動線や荷物量も考慮して、旅の目的に合った最高の座席を選んでください。



コメント