大宮駅から秋田新幹線「こまち」(E6系)を利用する旅行客向けに、目的別でおすすめの号車をわかりやすく解説します。
大宮駅は新幹線の乗り換え拠点として多くの人が利用するため、号車選びを工夫することで乗車・下車が快適になります。
また、秋田駅をはじめ各駅での移動のしやすさや、荷物の量、静かさ、仕事環境など、旅のスタイルに合わせた最適な号車を詳しく紹介します。
大宮駅と秋田新幹線の特徴

大宮駅は、JR東日本の各新幹線や在来線、東武鉄道、ニューシャトルなど複数の路線が交わる首都圏有数の巨大ターミナル駅です。
新幹線ホーム周辺には商業施設が集まり、乗り換えや買い物がしやすい駅として多くの旅行客に利用されています。
秋田新幹線「こまち」は、東京駅から秋田駅を結ぶミニ新幹線方式の路線で、全車指定席のE6系7両編成です。
盛岡駅で東北新幹線と連結・切り離しを行い、在来線区間を走行するのが特徴です。
秋田新幹線(E6系)編成の基本情報

秋田新幹線E6系の号車構成は、東京・大宮側から以下の通りです。
- 11号車:グリーン車
- 12号車:普通車
- 13号車:普通車(大型荷物スペースあり)
- 14号車:普通車
- 15号車:普通車
- 16号車:普通車
- 17号車:普通車(青森側)
大宮駅の新幹線ホームは17・18番線で、階段やエスカレーターはホーム中央〜東京側に配置されています。
大宮駅で乗車しやすいおすすめ号車

大宮駅では、乗車位置によって移動距離が大きく変わります。
特に乗り換えや荷物が多い場合は、階段・エスカレーター付近の号車が便利です。
階段・エスカレーターに近い号車
大宮駅の新幹線ホームでは、東京寄りの階段に近い号車が便利です。
- 11号車
- 12号車
これらの号車は改札口(南改札・中央南改札)からの動線と一致しやすく、スムーズに乗車できます。
大宮駅は利用者が非常に多く、乗車時に混雑が発生しやすい駅です。
11・12号車はホームの階段に近いため、列に並ぶ時間や移動距離を最小限にできます。
特に在来線からの乗り換え時に便利です。
秋田駅で下車しやすいおすすめ号車

秋田駅はホームの青森寄りから在来線への乗り換え口やエスカレーターへアクセスしやすい構造になっています。
- 15号車
- 12号車
この2つは、階段やコンコースへの距離が短く、移動がスムーズなことが多いです。
秋田駅の構造は変更されることがありますが、一般的にホーム中央〜やや青森寄りが移動しやすいとされます。
15号車は大宮でも乗りやすく、秋田でも降りやすいため、双方で利便性が高い号車といえます。
静かに過ごしたい人におすすめの号車

車内でリラックスしたい人、読書や睡眠をとりたい人には、車両中央部の静音性が高い席が向いています。
- 13号車
- 14号車
- 15号車
デッキやトイレ、乗務員室の近くは人通りが多く騒がしくなりやすいため、車両中央部は静かさを確保するのに最適です。
特に窓側席は外部の話し声が届きにくく、落ち着いて過ごせます。
大きな荷物がある人におすすめの号車

旅行者や出張などで荷物が多い場合、収納スペースが確保された号車を選ぶと便利です。
- 13号車(大型荷物スペースあり)
- 各号車の最後列席(特大荷物スペースつき座席)
E6系では大型荷物スペースが限られるため、荷物が大きい場合は13号車が最も使いやすい車両です。
また、特大荷物(3辺計160cm超)は、事前に「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要となります。
最後列の席を指定すれば、座席後方を荷物置き場として利用できます。
仕事や作業をしたい人におすすめの号車

車内でパソコン作業やオンライン会議を行いたい人は、静かで作業しやすい座席が重要です。
- 13〜15号車の窓側席
- 最前列席(広いテーブルを使える)
- 15号車(Wi-Fiが安定しやすい場合が多い)
E6系は全座席にコンセントがあるため電源の心配はありません。
最前列席はテーブルが大きく、足元も広く使えるため作業が快適です。
15号車は通信の安定性が高いとされ、テレワークに向いています。
目的別おすすめ号車まとめ

目的に合わせたおすすめ号車をまとめます。
- 乗車しやすい:
- 11号車・12号車
- 秋田駅で降りやすい:
- 12号車・15号車
- 静か:
- 13〜15号車
- 荷物が多い:
- 13号車・各号車最後列
- 仕事したい:
- 13〜15号車
- 最前列
まとめ
大宮駅から秋田新幹線「こまち」に乗車する際は、目的に合わせて号車を選ぶことで移動が大幅に快適になります。
大宮駅と秋田駅はホームの構造が異なるため、乗車と下車の両方で便利な号車を把握しておくと安心です。
荷物の量や、静かに過ごしたい、仕事をしたいなど旅のスタイルに合わせた号車選びが、快適な新幹線旅を実現します。
最新の運行情報や駅構内図はJR東日本のサイトで確認することをおすすめします。



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