【山陽新幹線】おすすめ車両はどこ?乗車・下車に有利な号車を解説

サムネ TRAVEL

山陽新幹線は、新大阪駅から博多駅までを結ぶJR西日本の新幹線路線で、東海道新幹線や九州新幹線と直通運転を行う、日本の主要交通のひとつです。

本記事では、山陽新幹線でどの号車がおすすめなのかを、乗車目的別・駅別に詳しく解説します。

旅行や出張での快適な移動をしたい方は、ぜひ参考にしてください。


山陽新幹線の基本情報

山陽新幹線 こだま

山陽新幹線は、東海道新幹線(東京〜新大阪)と九州新幹線(博多〜鹿児島中央)をつなぐ区間として、日本列島の「大動脈」を担っています。

路線概要

  • 区間:
    • 新大阪駅〜博多駅
  • 営業距離:644.0km
  • 開業:
    • 新大阪〜岡山間:1972年3月15日
    • 岡山〜博多間:1975年3月10日(全線開業)
  • 運営:JR西日本

運行列車の種類

列車名特徴
のぞみ東海道新幹線に直通する最速列車
みずほ九州新幹線に直通、山陽区間最速
さくら九州新幹線に直通、みずほより停車駅が多い
ひかり山陽区間や東海道区間を結ぶ中距離列車
こだま各駅停車の列車

山陽新幹線の使用車両と設備

山陽新幹線 のぞみ

山陽新幹線では主にN700S系N700系、一部で500系が運行されています。

車両によって設備や座席配置が異なるため、目的に合わせた号車選びが大切です。

N700S(16両編成)

  • 主に「のぞみ」や「ひかり」で使用
  • 8〜10号車:
    • グリーン車(2列+2列の広々シート)
  • 全座席にコンセント設置
  • 11号車:
    • 車いす対応トイレ
  • 13号車:
    • 特大荷物スペース付き座席あり

N700系(8両編成)

  • 主に「みずほ」「さくら」で使用
  • 6号車:
    • グリーン車
  • 5号車:
    • 車いす対応トイレ
  • 全座席にコンセントあり
  • 普通車も2列+2列でゆったり座席

500系

  • 現在は「こだま」で運用
  • 独特の流線形が特徴
  • 車内販売・自販機は一部のみ設置

目的別おすすめ号車(のぞみ16両編成の場合)

山陽新幹線 のぞみ

山陽新幹線では、目的に合わせて号車を選ぶことで快適度が大きく変わります。

以下に、利用シーン別のおすすめ号車をまとめました。

目的おすすめ号車理由
静かに過ごしたい13号車・15号車(普通車)
8〜10号車(グリーン車)
改札口から離れ静か。
グリーン車は利用者も少なめ
荷物を置きたい13号車(特大荷物スペース)
1号車デッキ
予約制の荷物スペースあり。
2025年から一部無料利用可能
コンセントを使いたいN700S全席
N700系の窓側・端席
全座席または窓側席で充電可
自由席で座りたい1号車自由席車両の中で最も空いている傾向
快適に過ごしたいグリーン車(8〜10号車)2列+2列の広々シートで静かに過ごせる

注意点

  • 「のぞみ」号は繁忙期に自由席が設定されないことがあります。
  • 荷物スペース付き座席は事前予約が必要です。

下車に便利な号車(主要駅別)

山陽新幹線 こだま

降車駅によって、改札口や乗り換え口に近い号車を選ぶと移動がスムーズです。

駅名便利な号車(進行方向基準)理由
新大阪駅10〜16号車地下鉄御堂筋線・在来線乗換に近い
岡山駅10〜16号車宇野線・瀬戸大橋線乗換に便利
広島駅1〜6号車在来線や出口へのアクセスが良い
博多駅前方(10〜16号車)
▷筑紫口・地下鉄空港線
後方(1〜5号車)
▷博多口
目的地により使い分けが可能

号車選びのヒント

博多駅
博多駅

山陽新幹線では、オンライン予約サービスを利用することで号車選びが簡単になります。

おすすめの活用方法

  • 「スマートEX」や「EX予約」では、シートマップを見ながら座席を選択可能。
  • 荷物が多いときは「特大荷物スペースつき座席」を事前指定。
  • コンセント利用希望なら、N700Sを選択すると確実。

設備を重視した選び方

  • 静かに過ごしたい
    • グリーン車または端の号車
  • 荷物が多い
    • 13号車・1号車デッキ
  • コンセントを使いたい
    • N700SまたはN700系窓側席

まとめ

山陽新幹線では、列車の種類や目的によっておすすめの号車が異なります。

静かに過ごしたいなら13号車やグリーン車、荷物が多いなら13号車の荷物スペースつき座席、スムーズな下車をしたいなら駅ごとの改札口に近い号車を選ぶのがポイントです。

予約時にシートマップを確認し、自分の目的に合った座席を選ぶことで、移動がより快適になります。

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