2025/4/11の鳥見【北海道】

サムネ RECORD

この日は、北海道での仕事をいったん終えた日。

飛行機までのわずかな時間を使って、最後の鳥見に出かけました。

観察地は沼や港、そして海沿い。

限られた時間の中でも、多くの魅力的なシーンに出会うことができました。

それでは、この日のハイライトを紹介します。


ホオジロガモ(雄)

ホオジロガモ

まず最初の出会いは、ホオジロガモの雄。

これまで見てきた中で、圧倒的に近い距離でした。

双眼鏡で観察すると、その白と黒のコントラストがくっきりと見え、頭部の金属光沢も美しく輝いていました。

MFでは遠く離れた水面でしか見られず、500メートルほど先に浮かんでいることも珍しくありません。

そんな鳥を、肉眼でも細部が分かる距離で観察できたのですから、嬉しさもひとしお。

一生懸命に採餌する姿を、しばらくの間、夢中で追ってしまいました。


ホオジロガモ(雌)

ホオジロガモ

続いて、ホオジロガモの雌。

先ほどの雄より少し遠い位置にいましたが、それでも十分近い距離で観察できました。

地元では雌を見つけることが難しく、いつも「いるはずなのに見えない」といった状況ばかり。

今回は、その存在をはっきりと確認できて感動しました。

観察中は、雄のすぐ近くをうろつきながら、一緒に採餌していました。

息を合わせるように潜水しては浮かび上がる姿は、まさにカモらしい光景。

北海道らしい春の水辺を象徴する一場面でした。


オオハクチョウ

オオハクチョウ

毎日のように見かけていたオオハクチョウ。

それでも、見飽きることのない美しさがあります。

この日は、数羽の群れが沼の岸で羽繕いをしていました。

白く輝く羽毛に、淡い光が反射してとても綺麗でしたね…。

北海道の冬と春の境目を感じさせるような穏やかな光景で、しばらく見入ってしまいました。


オナガガモ

オナガガモ

最後はオナガガモ。

こちらも、沼の岸の方で採餌していました。

近かったので、記念に撮影!

ゆったりと泳ぐ姿に、旅の終わりを感じながら観察を締めくくりました。


見られた鳥

今回、見られた鳥は以下のとおりです。

コハクチョウホオジロガモモズ
オオハクチョウウミアイサハシボソガラス
オシドリキジバトハシブトガラス
ハシビロガモカワラバトヒバリ
ヨシガモオオバンヒヨドリ
ヒドリガモカンムリカイツブリウグイス
カルガモウミネコムクドリ
マガモオオセグロカモメツグミ
オナガガモカワウスズメ
コガモアオサギハクセキレイ
ホシハジロトビカワラヒワ
キンクロハジロオオワシホオジロ
スズガモオジロワシオオジュリン
クロガモコゲラ計41種

限られた時間の中でも、ホオジロガモのペアを間近で観察できたのは大きな収穫です!

オオハクチョウやオナガガモも加わり、北海道の水辺らしい鳥見で締めくくることができました。

名残惜しさを感じつつも、また戻ってくる日を楽しみにしています。

以上です。

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