【山手線】何キロある?徒歩で一周する際の所要時間について徹底解説

サムネ TRAVEL

東京観光の大動脈として知られる山手線は、主要観光地を環状につなぐ非常に便利な路線です。

電車で利用する人がほとんどですが、近年は「徒歩で山手線を一周する」という旅のスタイルにも注目が集まっています。

この記事では、旅行客向けに山手線の距離や基本情報、徒歩で一周した場合の所要時間や注意点、途中で楽しめる観光スポットまでを詳しく解説します。

山手線の基本情報と全長

山手線

山手線は東京都心部を環状に結ぶJR東日本の路線で、観光・ビジネスの両面で欠かせない存在です。

まずは、山手線そのものの距離や特徴を整理しておきましょう。

項目内容
路線名山手線
運営会社JR東日本
営業キロ約34.5km
駅数30駅
運行形態環状運転(内回り・外回り)
一周所要時間(電車)約60分

営業キロは約34.5kmですが、これは線路上の距離を示したものです。

実際に徒歩で回る場合は、一般道を利用するため距離はさらに伸びる点に注意が必要です。

電車で山手線を一周した場合の所要時間

山手線

徒歩との比較のために、電車での所要時間も把握しておくとイメージしやすくなります。

山手線は内回り・外回りともに運行本数が多く、日中でも数分間隔で走っています。

全30駅を停車しながら一周しても、所要時間はおおむね60分から65分程度です。

  • 内回り:
    • 渋谷・新宿方面を通る反時計回り
  • 外回り:
    • 品川・東京方面を通る時計回り
  • 時間差:
    • ダイヤにより多少前後するが大きな差はない

観光で複数のエリアを短時間で移動したい場合、電車での一周は非常に効率的です。

山手線を徒歩で一周した場合の距離

山手線

徒歩での一周を考える際に最も重要なのが、実際に歩く距離です。

線路の営業キロは34.5kmですが、線路沿いをそのまま歩ける区間はほとんどありません

信号待ちや迂回路、駅前の歩行ルートを考慮すると、徒歩距離はおよそ40kmから45kmになるのが一般的です。

  • 営業キロ:
    • 約34.5km
  • 実際の歩行距離:
    • 約40〜45km
  • フルマラソンとの比較:
    • ほぼ同等の距離

観光気分で歩くとしても、かなりの長距離になることが分かります。

山手線を徒歩で一周する際の所要時間目安

山手線

徒歩一周にかかる時間は、歩くペースや休憩の取り方によって大きく変わります

一般的な目安は以下の通りです。

  • 休憩なしで歩いた場合:
    • 約8〜10時間
  • 休憩・食事を含めた場合:
    • 12〜14時間以上
  • 観光を楽しみながらの場合:
    • 1日がかり、場合によっては2日

旅行客の場合、観光や食事を挟むケースがほとんどのため、丸一日使う計画を立てるのが現実的です。

徒歩一周中に立ち寄れる主な観光スポット

皇居外苑
巽櫓(桜田二重櫓)

山手線沿線には、東京を代表する観光地が数多く点在しています。

徒歩一周の途中で、外観見学や短時間の立ち寄りを楽しむのもおすすめです。

駅名主な観光スポット
東京駅丸の内駅舎、皇居外苑
上野駅上野公園、アメヤ横丁
秋葉原駅電気街、サブカルチャーエリア
新宿駅東京都庁展望室、新宿御苑
渋谷駅スクランブル交差点、忠犬ハチ公像
原宿駅明治神宮、竹下通り
品川駅アクアパーク品川

すべてをじっくり観光すると時間が足りなくなるため、興味のあるエリアを絞って楽しむのがポイントです。

山手線を徒歩で一周する際の注意点

山手線 電車

徒歩一周は達成感のある体験ですが、事前準備を怠ると途中で断念することにもなりかねません。

  • 歩き慣れた靴を選ぶ
  • 水分と軽食をこまめに補給する
  • 天候と気温を事前に確認する
  • 無理せず途中で電車に乗れる余裕を持つ
  • スマートフォンの充電対策を行う

特に夏場は熱中症、冬場は体温低下に注意が必要です。

旅行中の無理な挑戦は避け、体調を最優先に行動しましょう。

まとめ

山手線の全長は約34.5kmですが、徒歩で一周する場合の実際の距離は約40〜45kmになります。

所要時間は最短でも8〜10時間、観光や休憩を含めると12時間以上かかるのが一般的です。

体力に自信があり、東京の街並みをじっくり味わいたい旅行客にとっては、山手線徒歩一周は特別な体験になります。

一方で、無理をせず計画的に挑戦することが、安全で楽しい旅の鍵となります。

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