伊豆諸島の一つ、青ヶ島をご存知でしょうか?
伊豆諸島ということで東京都に属しますが、日本で最も人口が少ない村として知られています。
東京から南に約360kmの位置にあり、本州から直接アクセスする手段はありません。
この記事では、そんな青ヶ島へのアクセス手段について紹介します。
そもそも青ヶ島とは
青ヶ島は、東京都の伊豆諸島南部に位置する離島です。
面積5.98km²,人口約170人の小さな島で、島全体が火山でできています。
その火山の構造が、世界的に珍しいのが特徴です。
外輪山の中に内輪山を持つ「二重カルデラ構造」になっています。
火山ということで温泉が観光客に人気で、無料の天然温泉も!!
また、火山活動を利用した地熱釜もあり、地元食材を蒸したり茹でたりすることもできます。
青ヶ島へのアクセス手段は二通り!!
まず、前提として本州から直接、青ヶ島へ行くルートはありません。
青ヶ島へ行くためには、必ず八丈島を経由する必要があります。
八丈島へ行く手段は、船と飛行機の2つです。
続いて、八丈島から青ヶ島へのアクセス手段について詳しく紹介します。
船
青ヶ島へは、くろしお丸に乗船することで行くことができます。
乗船の予約は不要で、受付時間内に乗船券の購入と乗船手続きさえ済ませればOKです。
八丈島の底土港と青ヶ島の三宝港を結んでおり、約3時間で移動することができます。
料金は日によって多少変動はありますが、2等で大人が約3000円,子どもは約1600円です。
料金は安いですが、デメリットもあります。
それは、就航率の低さです。
八丈島〜青ヶ島の就航率は50-60%ほどしかありません。
その日に運航するかは当日の7時に決定しますが、前々から計画している人にとっては痛いですよね。
ヘリコプター
青ヶ島へは、船の他にヘリコプターで移動することもできます。
東京愛らんどシャトルという名称で、毎日運航しているのが特徴です。
船よりも就航率が高いのも、特徴の一つと言えます。
予約が必須ですが、9名までしか乗れません。
乗りたい方は、早めに予約しましょう。
ヘリコプターの唯一のデメリットは、料金です。
八丈島-青ヶ島の区間で、大人11750円,子ども8230円。
格安で旅行している人には、少し厳しい料金ですよね。
船とヘリコプターのどちらがオススメ?
青ヶ島への移動手段として、船とヘリコプターについて紹介しました。
それぞれの違いについて触れ、項目ごとにどちらがオススメか紹介します。
料金
上記でも少し触れていますが、料金に大きな違いがあります。
両者の料金は、以下の通りです。
料金で比較すると、圧倒的に船の方が安いです。
格安で旅行をする人は、船を検討しましょう。
時間
続いて、所要時間で比較します。
わざわざ比べるまでもなく、ヘリコプターの方が速いです。
予定がぎっしり詰まっている人には、良いかもしれません。
就航率
最後に、就航率を比較します。
そもそも青ヶ島に移動できるのかという問題にもなるので、重要な要素です。
予定した日に、確実に青ヶ島へ行きたい人はヘリコプターを使うのが良いでしょう。
また、帰りだけヘリコプターを使用して、確実に帰る方法を取るのも良さそうです。
まとめ
この記事をまとめると、以下の通りです。
- 青ヶ島へ行くには八丈島の経由が必須
- 八丈島から船とヘリコプターで移動可能
- 料金は船の方が安い
- 所要時間はヘリコプターの方が短い
- 就航率はヘリコプターの方が高い
以上です。
私の一意見ですが、船で行ってヘリコプターで帰るのが良さそうな気がします。
格安旅を目指すのであれば、行きも帰りも船が良いんでしょうが、その後の予定に響くのが怖いですからね…。
実際に足を運ぶのはいつになるのか分かりませんが、楽しみです!!
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