内回りと外回りはどっちが混む?山手線の混雑状況を徹底解説

サムネ TRAVEL

東京観光で欠かせない路線が山手線です。

主要観光地のほとんどを結び、乗り換えも分かりやすいため、旅行客にとって非常に便利な存在です。

一方で、時間帯や方向を間違えると想像以上の混雑に巻き込まれることもあります。

本記事では、山手線の内回りと外回りの違い、混雑しやすい時間帯、観光客が快適に移動できるコツを詳しく解説します。

山手線の基本情報と内回り・外回りの違い

山手線

山手線は東京都心を一周する環状路線で、約1時間で30駅を結びます。

行き先表示は駅名ではなく、進行方向で「内回り」「外回り」に分かれている点が特徴です。

項目内容
路線形態都心環状線
全長約34.5km
所要時間約60分で一周
運行方向内回り(反時計回り)、外回り(時計回り)
主な車両E235系(11両編成)

内回りは品川・渋谷・新宿方面へ向かう流れが強く、外回りは東京・上野方面へ向かう流れが中心になります。

この利用目的の違いが、混雑差を生む大きな要因です。

内回りと外回りの混雑傾向

山手線

結論から言うと、平日朝は内回りの方が混雑しやすい傾向があります。

都心へ向かう通勤客が集中するためです。一方、外回りは比較的余裕がある区間も多く、時間帯を選べば快適に移動できます。

  • 内回りの特徴
    • 品川・渋谷・新宿周辺で混雑が激しい
    • 朝8時前後は乗車が困難な区間もある
  • 外回りの特徴
    • 有楽町・上野方面は比較的余裕が出やすい
    • 同じ時間帯でも内回りより混雑度が低い

平日朝ラッシュ時の混雑比較

上野駅

平日朝の代表的な混雑状況を整理すると、内回り優勢の混雑がはっきり見えてきます。

時間帯回り方向主な混雑駅混雑度目安
7:00〜8:00外回り有楽町、上野比較的余裕
7:00〜8:00内回り品川、渋谷やや混雑
8:20〜9:00外回り品川、秋葉原やや混雑
8:20〜9:00内回り新宿、目黒非常に混雑
9:00以降両方向混雑は徐々に緩和普通

観光客の場合、朝8時前後の内回り利用は極力避けるのが無難です。

観光客が快適に移動できる時間帯と駅の組み合わせ

東京駅

観光目的であれば、通勤ラッシュ後の時間帯を狙うことで、山手線移動は一気に快適になります。

観光地最寄駅回り方向快適な時間帯備考
上野外回り10:00〜15:00博物館・動物園へ楽にアクセス
東京内回り10:00〜12:00皇居周辺散策に最適
原宿外回り10:00〜12:00若者の流入前で比較的空いている
秋葉原外回り11:00〜14:00平日昼は移動しやすい
恵比寿内回り11:00〜15:00落ち着いた雰囲気で快適

10時以降は全体的に混雑が緩和され、スーツケースを持っていても移動しやすくなります。

山手線を使った混雑回避のコツ

新宿駅 JR山手線

旅行中にストレスなく山手線を使うためには、ちょっとした工夫が有効です。

  • 朝8時〜9時の内回りは避ける
  • 観光地間の移動は10時以降にまとめる
  • 同じ目的地でも内回り・外回りを比較して選ぶ
  • 大崎や東京など始発・折り返し駅を活用する

特に方向選びを意識するだけで、体感混雑は大きく変わります。

まとめ

山手線は内回りと外回りで混雑傾向が異なり、特に平日朝は内回りが混みやすいのが特徴です。

観光客であれば、通勤ラッシュを避けて10時以降に移動するだけで、快適さは大きく向上します。

方向と時間帯を意識しながら利用することで、東京観光をよりスムーズに楽しめるでしょう。

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