【旅行記】三島スカイウォークを歩く、曇り空の寄り道旅

サムネ TOUR

2025年8月25日、朝に名古屋で用事を済ませたあと、下道で千葉の実家へ向かう長い移動日でした。

その途中で立ち寄ったのが、以前から気になっていた三島スカイウォークです。

旅程としては1日目が三島、翌日は箱根。

箱根の内容については、次の旅行記で触れる予定です。

この日は曇り空。

視界はすっきりとしませんでしたが、灰色の空を背景にした吊橋や森の表情は、晴れの日とは違うしっとりした魅力がありました。


三島スカイウォークへ

三島スカイウォーク

15時30分、三島スカイウォークの駐車場に到着。

平日ということもあり、混雑はそれほどでもありません。

まずはチケットを購入し、吊橋へ向かいます。

三島スカイウォークとは

三島スカイウォークは、静岡県三島市にある 日本最長の歩行者専用吊橋(全長400m)

高さ約70mの橋からは、本来であれば富士山と駿河湾が一望できる、東海地方屈指の絶景スポットです。

橋を中心に、ジップスライドやアスレチック、ショップ、レストランが整う大型観光施設。

いわゆる「橋を渡るだけの場所」ではなく、滞在型のレジャー施設という印象です。


箱根西麓・三島大吊橋

三島スカイウォーク

正式名称は 「箱根西麓・三島大吊橋」

地域の名前をしっかり残したいという思いが込められた名称で、愛称である「三島スカイウォーク」は一般公募から決まったものです。

入口で写真を撮ったあと、いざ橋へ。

地上からの高さは約70.6メートル、標高は415メートル。

その数字だけを見ると少し緊張しますが、実際に立ってみると橋が非常にしっかりしており、強風でもない限り恐怖はほとんどありません。

三島スカイウォーク

ただ、この日は曇り空。

視界は白く、富士山の姿は影も形もなし。

三島スカイウォーク

遠景が霞んでいるぶん、手前の森の緑がやけに濃く見える――そんな風景です。

せっかくのパノラマが楽しめなかったのは惜しいところでした。


そらソフトでひと息

三島スカイウォーク
そらソフト

吊橋を渡ったあとに立ち寄ったのが、青色が印象的な 「そらソフト」

富士山麓の牧場「いでぼく」のブラウンスイス牛乳を使用した濃厚なソフトクリームです。

色はスカイブルーでも、味はしっかりミルク本来の濃さ。

曇天の風景のなかで食べる青いソフトクリームというのも、なかなか面白い体験でした。


Kicoroの森を散策

Kicoroの森 三島スカイウォーク
Kicoroの森

その後は敷地内をまわり、自然散策路の 「Kicoroの森」 へ。

Kicoroとは、間伐材で作られた木のキャラクターで、ひとつひとつ形が異なるユニークな存在です。

三島スカイウォーク スカイガーデン

歩き進めると、紫陽花がまだ咲き残っていました。

Kicoroの森 三島スカイウォーク

夏の終わりとはいえ、まだまだ美しく咲き誇っています。

散策の途中、雲が切れはじめて空が明るくなり、淡い青がのぞきました。

「これは富士山もワンチャン見えるか?」

と期待しつつ眺望の良い場所へ移動。

Kicoroの森 三島スカイウォーク

ただ、結果は変わらず。富士山は最後まで姿を見せず、なかなかの意地っ張りでした。


スカイガーデン

三島スカイウォーク スカイガーデン

帰り際、閉店時間ギリギリのスカイガーデンへ。

天井一面に飾られた花々が印象的で、まるで温室のなかに迷い込んだような雰囲気です。

三島スカイウォーク スカイガーデン

ここではお土産をいくつか購入。

時間に余裕はありませんでしたが、花の下でゆっくり過ごす数分間は、吊橋とはまた違う楽しみ方でした。


道の駅 箱根峠へ

道の駅 箱根峠

三島をあとにして東海道を登り、道の駅 箱根峠へ向かいました。

芦ノ湖をはじめ、箱根の山々や富士山を望む絶景スポットとして知られる場所です。

この日はここで車中泊。

ひと息ついたあとは車内で少し仕事を進め、そのまま就寝。

翌日の箱根観光については、次の旅行記で詳しく紹介します。


まとめ

曇り空が続いた一日でしたが、そのおかげで橋や森の陰影がくっきりと見え、気温も過ごしやすい寄り道旅になりました。

晴れなら当然見えるはずの富士山は見えませんでしたが、視界が効かないぶん、足元の風景に意識が向いたのも事実です。

次回は箱根編。

天候はどうだったのか、観光ルートはどんな景色だったのか――続きをお楽しみに。

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