ゴールデンウィーク(GW)の東名高速道路は、全国でもトップクラスの混雑が発生する高速道路です。
帰省・観光・Uターンの車が一斉に集中し、数十キロ規模の渋滞が毎年のように発生します。
本記事では、東名高速道路の基本情報を押さえたうえで、GWに混雑する時間帯や渋滞の原因、注意すべきワースト地点、注意点、そして渋滞を少しでも避けるための実践的な対策まで、旅行者目線で詳しく解説します。
東名高速道路の基本情報

東名高速道路は、日本の物流と人の移動を支える最重要路線の一つです。
GW期間中は平常時とは比較にならない交通量となるため、事前に路線の特性を理解しておくことが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 第一東海自動車道 |
| 区間 | 東京IC 〜 小牧IC |
| 延長 | 約347km |
| 経由 | 東京都・神奈川県・静岡県・愛知県 |
| 管理 | NEXCO中日本 |
| ナンバリング | E1(名神高速と共通) |
| 国際路線 | アジアハイウェイ1号線(AH1)の一部 |
新東名高速道路との関係
東名高速と並行して走る新東名高速道路(E1A)は、混雑緩和のための重要な代替ルートです。
特に長距離移動では、新東名を選ぶかどうかで所要時間が大きく変わります。
- 新東名は勾配やカーブが緩やかで、速度低下が起きにくい
- 制限速度が高く、長距離移動に向いている
- 東名リニューアル工事期間中は、迂回を促す料金調整が行われることがある
- 御殿場JCTなどで東名と選択可能
GWに混雑する時期と時間帯

GWの東名高速は、前半と後半で混雑の方向がはっきり分かれます。
移動日と時間帯の選択が、渋滞回避の最大のポイントです。
下り線(名古屋・大阪方面)の混雑時間帯
帰省や旅行で西へ向かう車が集中します。
- 混雑時期:
- 4月下旬〜5月4日
- ピーク日:
- 5月3日
- 5月4日
- 混雑時間帯:
- 6:00〜11:00
- 主な渋滞先頭:
- 大和トンネル
- 秦野中井IC付近
- 最大渋滞長:
- 30km〜40km規模
上り線(東京方面)の混雑時間帯
Uターンと観光帰りの車が重なり、深夜まで渋滞が続きます。
- 混雑時期:
- 5月4日〜5月6日
- ピーク日:
- 5月4日・5月5日
- 混雑時間帯:
- 14:00〜翌1:00
- 主な渋滞先頭:
- 大和トンネル付近
- 最大渋滞長:
- 40km超
東名高速がGWに特に混雑する理由

東名高速の渋滞は、単なる交通量の多さだけでなく、道路構造そのものに原因があります。
- サグ部が多く、無意識の速度低下が発生しやすい
- トンネル内での減速が渋滞の引き金になる
- JCTやICでの合流が多く、交通が集中しやすい
- GW期間中は1日あたり4万〜5万台超が通行
GWの渋滞ワースト地点

毎年のように渋滞が発生する、特に注意すべきポイントをエリア別に整理します。
関東エリアのワースト地点
首都圏に近く、交通量が常に多い区間です。
- 大和トンネル付近(横浜町田IC〜海老名JCT)
- 綾瀬スマートIC付近
大和トンネルは、日本屈指の渋滞名所として知られ、付加車線整備後もGWは長時間の渋滞が発生します。
静岡エリアのワースト地点
山間部と工事の影響を受けやすい区間です。
- 御殿場IC〜大井松田IC
- 清水JCT付近
急勾配とカーブに加え、工事や新東名との合流で流れが悪化しやすいのが特徴です。
中京エリアのワースト地点
近年注目度が高まっている渋滞エリアです。
- 豊田JCT〜東名三好IC〜日進JCT
サグ部による速度低下で、長距離渋滞が発生することがあります。
サービスエリアの混雑と注意点

GWの東名高速では、サービスエリアの混雑も大きな問題です。
休憩計画を誤ると、さらに時間を失います。
- 海老名SA・足柄SAは終日混雑傾向
- 満車時間帯:
- 7:00〜11:00(下り)
- 14:00〜18:00(上り)
- 駐車待ちの列が本線渋滞を引き起こす場合あり
- トイレや飲食で1時間近くかかることもある
他の注意点
制度面と突発的な要因には注意が必要です。
- ETC休日割引はGW期間中は適用除外
- 大規模な集中工事は原則実施されない
- 事故や故障車による車線規制は渋滞を悪化させる
- 豊川稲荷や大山阿夫利神社周辺ICは出口渋滞が発生しやすい
帰省・Uターン時の渋滞回避策

完全に渋滞を避けることは難しいですが、行動次第で大幅に軽減できます。
- 下りは5月3日を避け、2日夜間または4日夕方以降に出発
- 上りは5月5日を避け、4日早朝または6日深夜以降に移動
- 長距離移動は新東名高速道路を優先的に利用
- 出発前にNEXCO中日本の渋滞予測カレンダーを確認
GWの動き方まとめ
| 項目 | 下り(名古屋方面) | 上り(東京方面) |
|---|---|---|
| 帰省ピーク | 5月3日 早朝〜昼 | 5月4日 昼過ぎ〜深夜 |
| Uターンピーク | 5月4日 夕方〜夜 | 5月5日 昼〜翌朝 |
| 避けたい時間帯 | 7:00〜11:00 | 15:00〜22:00 |
| 最大渋滞予測 | 約35km | 約45km |
まとめ
東名高速道路のGW渋滞は、毎年発生する恒例行事とも言えるほど深刻です。
特に大和トンネルを中心とした関東エリアでは、時間帯を誤ると数時間単位のロスにつながります。
新東名の活用、移動日の分散、深夜・早朝の出発などを組み合わせることで、ストレスを大きく減らすことが可能です。
事前の情報収集と余裕ある計画で、GWのドライブを安全かつ快適に楽しみましょう。



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