首都高速湾岸線は、横浜から東京を経て千葉へと至る東京湾沿いの大動脈です。
空港や人気観光地へ直結する利便性の高さから、年末年始は帰省・初詣・レジャー需要が集中し、例年大きな混雑が発生します。
本記事では、年末年始の混雑傾向や時間帯別の特徴、注意点を旅行者向けにわかりやすく解説します。
首都高速湾岸線の基本情報

首都高速湾岸線(B)は、神奈川県横浜市金沢区から千葉県市川市高谷JCTまでを結ぶ約64kmの路線です。
直線区間が長く車線数も多いため走りやすい一方、観光・物流の双方を担うため交通量は非常に多いのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 神奈川県横浜市金沢区(並木)~千葉県市川市(高谷JCT) |
| 延長 | 約64km |
| 主な構造物 | 横浜ベイブリッジ、鶴見つばさ橋、東京港トンネル |
| 主なPA | 大黒PA、辰巳第一PA・第二PA |
| 主な接続 | 東京湾アクアライン、中央環状線、東関東道 |
羽田空港や成田空港、東京ディズニーリゾート、木更津アウトレットなどへのアクセス路線でもあり、三が日は観光客の移動が一斉に集中します。
年末年始の営業・規制情報
年末年始でも首都高速は24時間通行可能ですが、PAの閉鎖や一部規制が行われるのが例年の特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 道路営業 | 24時間・年中無休 |
| PA閉鎖 | 大黒PAは12月31日夜~元日朝に閉鎖されることが多い |
| 工事規制 | 12/28~1/4頃は大規模工事規制を原則実施しない |
| ETC化 | 入口のETC専用化が進行中 |
特に大黒PAは大晦日に閉鎖されるケースが多く、立ち寄りを予定している場合は事前確認が必要です。
年末年始の混雑ピーク

湾岸線の年末年始は「物流ラッシュ」と「レジャーラッシュ」の2波構造になっています。
| 時期 | 混雑度 | 主な理由 |
|---|---|---|
| 12月18日~25日頃 | 非常に混雑 | 仕事納め前の物流集中 |
| 12月29日~30日 | 混雑 | 帰省による下り交通増加 |
| 12月31日午後 | 比較的空いている | 交通量減少 |
| 1月1日早朝 | 一時的に混雑 | 初日の出目的 |
| 1月2日・3日 | 非常に混雑 | 初売り・TDR・アクアライン利用 |
特に1月2日・3日は年間でも有数の混雑日となり、通常の休日以上の渋滞が発生します。
混雑しやすい時間帯と場所
三が日は時間帯によって混雑箇所が変化します。
- 午前6時~8時:
- 葛西・舞浜出口でディズニー方面の渋滞が発生
- 午前8時以降:
- 川崎浮島JCTを先頭にアクアライン方面が渋滞
- 午後15時~19時:
- 上り方向でUターン渋滞が拡大
川崎大師最寄りの大師出口では、本線まで出口待ちの列が伸びることもあり、羽田空港利用者にも影響が出ます。
初日の出・初詣による交通影響

元日は特殊な混雑パターンが見られます。
- 午前3時~9時頃:
- 横浜ベイブリッジ付近で初日の出対策の車線規制
- 三が日:
- 川崎大師参拝客により大師出口が混雑
- 大晦日23時以降:
- 都心寺社方面で一時的な交通増加
初日の出スポット周辺は早朝から車が集中するため、観光目的の場合は時間をずらすのが有効です。
帰省・Uターンの傾向

湾岸線自体よりも、接続路線で混雑が拡大するのが特徴です。
- 帰省ピーク(12月29日~30日):
- 千葉方面(下り)が混雑
- 東関東道や館山道で渋滞が目立つ
- Uターンピーク(1月2日~3日):
- 東京・神奈川方面(上り)が集中
湾岸線はボトルネックになりやすく、接続JCT付近で速度低下が発生します。
旅行者向けの注意点

観光で利用する場合は、以下の点に注意が必要です。
- ディズニー周辺駐車場は早朝満車が例年の傾向
- 大黒PAも混雑または閉鎖の可能性あり
- トンネル内での急ブレーキによる自然渋滞が多発
- サンデードライバー増加による事故リスク上昇
羽田空港利用時は、湾岸線経由でアクアライン渋滞に巻き込まれるケースがあるため、1号羽田線の空港西出口を活用するルートも検討すると安心です。
景色を楽しみたい場合のポイント

混雑を避けつつ景色を楽しむなら、比較的交通量が落ち着く時間帯を狙うのがコツです。
- 12月31日午後:
- 年間でも走りやすい時間帯
- 1月1日昼以降:
- 早朝ピーク後は比較的安定
- 冬の晴天日:
- 横浜方面から富士山が見える可能性あり
横浜ベイブリッジや東京ゲートブリッジ周辺は、空気の澄んだ冬場に特に絶景が広がります。
まとめ
首都高速湾岸線の年末年始は、物流集中期と三が日のレジャー需要という二つの波が特徴です。
特に1月2日・3日は年間屈指の混雑日となるため、時間帯の分散やルート選択が重要です。
空港利用やテーマパーク訪問を予定している場合は、出口渋滞やJCT混雑を想定し、余裕を持った移動計画を立てましょう。
事前に渋滞予測を確認し、ピーク時間を避けることが快適なドライブの鍵となります。



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