小田急小田原線は、新宿と神奈川西部・箱根エリアを結ぶ首都圏屈指の主要路線です。
お盆期間は通勤客が減る一方で、帰省客や観光客が一気に増えるため、普段とは異なる混雑が発生します。
特に箱根方面への旅行や小田原駅での新幹線接続を予定している方は、時間帯や列車種別を意識しないと移動に大きなストレスを感じやすくなります。
この記事では、小田原線のお盆期間の混雑状況を、時間帯別・理由別に詳しく解説します。
小田原線の基本情報

小田原線は通勤・通学だけでなく、観光や帰省でも利用者が多い路線です。
路線の特徴を把握しておくことで、混雑の傾向が理解しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 新宿駅〜小田原駅 |
| 駅数 | 全47駅 |
| 路線記号 | OH |
| 特徴 | 通勤・通学・観光を担う小田急電鉄の基幹路線 |
| 直通運転 | 代々木上原駅から東京メトロ千代田線・JR常磐線へ直通 |
新宿側は都心通勤路線として、神奈川側は箱根観光や帰省路線としての性格が強く、お盆期間は後者の利用が急増します。
お盆期間の混雑傾向

お盆期間は例年8月13日〜16日頃が中心となります。
山の日(8月11日)前後から連休を取る人も多く、実際には8月11日〜17日頃まで混雑が続く年が多いです。
- 通勤客は減少するが、観光客と帰省客が大幅に増加
- 大きな荷物を持った乗客が多く、体感的な混雑度が高い
- 平日でも土休日ダイヤで運行される年が多い
特に快速急行や急行は混雑が集中しやすく、各駅停車でも座席が早い段階で埋まる傾向があります。
混雑する時間帯と方向
時間帯と進行方向によって、混雑の度合いは大きく変わります。
予定に合わせて把握しておくことが重要です。
- 下り(小田原・箱根方面)
- 午前8時〜11時
- 新宿発の列車に観光客や帰省客が集中
- 上り(新宿方面)
- 午後16時〜19時
- 日帰り観光の帰路とUターン客が重なる
午前中の下りは、ロマンスカーだけでなく快速急行も高い乗車率になります。
午後の上りは、特に小田原駅始発の列車であっても途中駅からの乗車で立ち客が増えることがあります。
混雑が発生する主な理由
お盆期間の小田原線が混雑する理由は、複数の利用目的が重なる点にあります。
- 箱根観光客の増加
- 温泉旅行や日帰り観光で小田原線を利用
- 新幹線との接続需要
- 小田原駅は東海道新幹線の停車駅
- 江ノ島方面への利用
- 相模大野駅で江ノ島線へ乗り換える利用者が多い
- 沿線イベント・行楽
- 夏祭りや登山、レジャー目的の移動
特に相模大野駅や町田駅などの分岐・主要駅では、乗り換え客が集中しやすくなります。
特急ロマンスカーの混雑状況

お盆期間のロマンスカーは、非常に人気が高くなります。
確実に利用したい場合は事前準備が欠かせません。
- 予約開始と同時に主要便が埋まりやすい
- 展望席や個室タイプは特に競争率が高い
- 当日券はほぼ期待できない
e-Romancecarによるオンライン予約を利用し、可能であれば平日早朝や夕方以降の便を狙うと比較的取りやすい傾向があります。
帰省・Uターンのピーク時期

帰省とUターンでは、混雑する日が異なります。
- 帰省ピーク
- 8月11日〜13日頃
- 新宿発下り列車が混雑
- Uターンピーク
- 8月15日〜17日頃
- 小田原発上り列車が混雑
特にUターンの上り快速急行は、通勤ラッシュ並みの混雑になる年もあります。
満員電車に関する注意点

お盆期間の満員電車は、平日の通勤ラッシュとは質が異なります。
- スーツケースや大型荷物が多い
- ベビーカー利用者が増える
- 乗り降りに時間がかかる
そのため、数字上の乗車率以上に車内が狭く感じやすく、短距離移動でも疲労を感じることがあります。
駅構内・周辺環境の混雑

列車だけでなく、駅構内や駅周辺も混雑します。
- 新宿駅
- 改札・ホームともに終日混雑
- 町田駅・海老名駅
- 商業施設利用者と乗換客が集中
- 小田原駅
- 新幹線改札付近で滞留が発生しやすい
移動時間には、通常より余裕を持つことが重要です。
混雑を避けるためのコツ

少しの工夫で、混雑のストレスを軽減できます。
- 早朝に移動する
- 小田原駅始発の列車を選ぶ
- 各駅停車を活用する
- ロマンスカーは事前予約を徹底する
特に小田原駅から上り方面へ向かう場合、始発列車を選ぶことで座れる可能性が高くなります。
まとめ
小田原線のお盆期間は、箱根観光客と帰省客が重なることで、例年大きな混雑が発生します。
下りは午前中、上りは夕方以降にピークを迎えやすく、ロマンスカーは事前予約がほぼ必須です。
時間帯をずらす、始発駅を活用するなどの工夫を取り入れることで、移動の負担を大きく減らすことができます。
お盆に小田原線を利用する際は、事前に混雑傾向を把握した上で、余裕を持った計画を立てることが快適な移動への近道です。


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