東京メトロ南北線は、都心の主要エリアを縦断し、観光・ビジネスの両面で利用価値の高い路線です。
一方で、曜日や時間帯によって混雑の度合いが大きく変わるため、旅行者にとっては「いつ使うか」が快適さを左右します。
この記事では、南北線の基本情報を押さえたうえで、曜日別・時間帯別の混雑傾向を詳しく解説し、観光でおすすめの利用タイミングも紹介します。
東京メトロ南北線の基本情報

南北線は、目黒駅から赤羽岩淵駅までを結ぶ地下鉄路線で、都心と住宅地を効率よくつないでいます。
全駅に最新設備が導入されており、初めて利用する旅行者でも安心して乗車できる点が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線名 | 東京メトロ南北線 |
| 区間 | 目黒駅〜赤羽岩淵駅 |
| 駅数 | 19駅 |
| 路線距離 | 21.3km |
| ラインカラー | エメラルドグリーン |
| 運行方式 | ATOによるワンマン運転 |
| 設備 | 全駅フルスクリーン型ホームドア設置 |
相互直通運転と広域アクセス
南北線は他社路線との直通運転により、観光地や郊外エリアへの移動にも強みがあります。
乗り換え回数を減らせるため、荷物の多い旅行者にも便利です。
- 北側(赤羽岩淵駅):
- 埼玉高速鉄道線と直通し、浦和美園方面までアクセス可能
- 南側(目黒駅):
- 東急目黒線と直通し、日吉方面へ
- さらに東急新横浜線・相鉄線へ乗り入れ、海老名・湘南台方面まで到達
- 白金高輪〜目黒間:
- 都営三田線と線路・駅施設を共用
最新トピックと延伸計画
近年の南北線は、混雑対策や将来の利便性向上を目的とした動きが続いています。
特に旅行者にとっては、将来的なアクセス改善が注目ポイントです。
- 8両編成化:
- 従来の6両編成に加え、8両編成を順次導入
- 通勤ラッシュ時の混雑緩和が期待されている
- 品川延伸計画:
- 白金高輪駅から品川駅方面へ約2.5km延伸予定
- 2024年11月に着工が発表
- 2030年代半ばの開業を目指す
- 品川駅やリニア中央新幹線との接続強化が目的
平日と休日の混雑の違い

南北線の混雑は、平日と休日で性質が大きく異なります。
平日は通勤客中心、休日は観光・レジャー客中心となり、ピーク時間帯も変わります。
| 項目 | 平日(月〜金) | 休日(土日祝) |
|---|---|---|
| 混雑の型 | 朝夕集中型 | 日中持続型 |
| ピーク時間帯 | 7:30〜9:30 / 17:30〜19:30 | 11:00〜16:00 |
| 主な利用者 | 通勤・通学客 | 観光客・家族連れ |
| 注意点 | 駒込〜本駒込間が特に混雑 | イベント開催駅で突発的混雑 |
曜日別の混雑特徴

曜日ごとの人の動きを知ることで、混雑を避けた移動がしやすくなります。
月曜日
週明けは通勤・通学客の出足がそろい、朝のラッシュが早めに始まります。
8時台は特に混雑し、立ち位置の確保も難しい状況になりがちです。
- 朝の混雑が最も激しい曜日
- 日中は比較的落ち着くが完全に空くことは少ない
火曜日・木曜日
平日の中では標準的な混雑状況です。
朝夕は満員になりますが、10時以降の日中は観光客や用務客が中心となります。
- 平日利用としては比較的安定
- 観光で使うなら日中が狙い目
水曜日
企業のノー残業デーの影響で、夕方の帰宅ラッシュが前倒しになる傾向があります。
17時台から急に混み始める点に注意が必要です。
- 朝は通常の平日並み
- 夕方は他の平日より早く混雑
金曜日
夜の外食や飲み会の影響で、20時以降も混雑が続きます。
六本木や麻布十番、飯田橋周辺では深夜帯まで座れないこともあります。
- 朝夕ともに混雑
- 夜遅くまで人が多い
土曜日
午前中は比較的落ち着いていますが、11時頃からレジャー客で混み始め、夕方まで続きます。
東急目黒線からの直通列車は特に混雑しやすいです。
- 午前中早めの移動が無難
- 昼以降は観光客が集中
日曜日
午前中は空いている時間帯が多く、快適に移動できます。
ただし、16時以降は帰宅ラッシュが始まり、車内が一気に混み合います。
- 午前中は最も空いている
- 夕方以降は注意が必要
旅行・観光におすすめの曜日と時間帯

観光で南北線を利用する場合、混雑を避けやすい曜日と時間帯を選ぶことで移動のストレスを大きく減らせます。
- おすすめの曜日:
- 火曜日・水曜日・木曜日
- おすすめの時間帯:
- 10:00〜11:30
- 14:00〜16:00
これらの時間帯は朝のラッシュ後で、昼食ピークも一段落しているため、比較的余裕があります。
混雑しやすい駅と利用時の注意点

南北線には、曜日を問わず混雑しやすい駅や区間があります。
事前に把握しておくことで、心構えができます。
- 利用者数が多い駅:
- 飯田橋駅
- 目黒駅
- 溜池山王駅
- 特に混雑する区間:
- 朝の目黒方面行き、駒込駅〜本駒込駅間
- 設備面の注意:
- フルスクリーン型ホームドアにより安全性は高い
- ドア付近に人が集中しやすく、乗り降りに時間がかかる
まとめ
東京メトロ南北線は、曜日と時間帯によって混雑状況が大きく変わる路線です。
平日は通勤ラッシュ、休日は観光ピークを意識することで、比較的快適な移動が可能になります。
旅行者にとっては、火曜から木曜の日中が最も使いやすく、日曜の午前中も狙い目です。
事前に混雑傾向を把握し、南北線を上手に活用して東京観光を楽しんでください。



コメント