鎌倉・北鎌倉エリアを代表する紫陽花の名所「明月院(通称:あじさい寺)」。
毎年6月になると多くの観光客が訪れ、「明月院ブルー」と称される青い紫陽花が境内を美しく彩ります。
しかし、見頃の時期には大変な混雑が発生し、長い行列や待ち時間が避けられません。
本記事では、紫陽花シーズンの混雑状況や時間帯別の行列・待ち時間の傾向、混雑を避けるための具体的な方法を詳しく解説します。
明月院の紫陽花|見頃と混雑のピーク

明月院の紫陽花は、例年6月上旬〜下旬が見頃とされ、特に6月中旬(梅雨の時期)に最も多くの観光客が訪れます。
項目 | 内容 |
---|---|
紫陽花の見頃 | 6月上旬~6月下旬 |
混雑のピーク | 6月中旬の土日(8:30〜14:00) |
紫陽花の特徴 | 約2,500株のヒメアジサイが青く咲き誇る「明月院ブルー」 |
拝観時間 | 6月のみ8:30〜17:00(通常は9:00〜16:00) |
この時期は鉄道や周辺施設も混雑しやすく、早朝の移動と到着がポイントになります。
混雑・行列・待ち時間の実態(時間帯別)

紫陽花シーズン中の明月院では、時間帯によって混雑状況が大きく変わります。
以下に時系列で詳しくまとめます。
開門前(〜8:30)
- 8:00にはすでに100人以上の行列
- 北鎌倉駅まで続くこともあり
- 平日でも大混雑、週末はさらに混む
開門直後(8:30〜9:00)
- スムーズに入場できるが、既に列は長め
- 山門前での撮影待ちは5分〜10分程度
- 本堂「悟りの窓」は10〜15分で撮影可
午前(9:00〜11:00)
- 行列と待ち時間が一気に増加
- 山門前で10〜20分、本堂で30分以上の待ち時間
- 境内全体に人があふれ、写真撮影困難に
昼(11:00〜14:00)
- 混雑ピーク。行列が1時間以上になることも
- 境内では立ち止まるのも困難な場所も
- 写真目当ての人は、もはや諦める時間帯
夕方(16:00〜17:00)
- 一気に人が減り、落ち着いた雰囲気に
- 写真撮影しやすく、鑑賞も快適
- ただし閉門間近なので滞在時間は短め
写真スポットの混雑状況と撮影難易度

明月院には人気の写真スポットが複数あります。
紫陽花と一緒に撮影したい人が集中するため、時間帯によって混雑に大きな差があります。
スポット名 | 混雑の目安 | 撮影のコツ |
---|---|---|
山門前(紫陽花の参道) | 9時以降は撮影列10〜30分 | 開門直後に直行がベスト |
本堂の丸窓(悟りの窓) | 9時以降は30分以上の待ち | 朝一番に訪れることを推奨 |
朝の時間帯を有効に使うのが鍵です。
待ち時間の目安(時間帯別)

紫陽花鑑賞時に気になるのが、実際の「待ち時間」。
以下は時間帯別の目安表です。
時間帯 | 入場待ち | 山門撮影 | 丸窓撮影 | 境内の混雑状況 |
---|---|---|---|---|
8:00前 | ~30分 | 5分以内 | 10分以内 | ゆったり |
8:30〜9:00 | 5分〜10分 | 5〜10分 | 15分前後 | 少し混雑 |
9:00〜10:00 | 15〜30分 | 10〜20分 | 30分以上 | 非常に混雑 |
10:00〜14:00 | ~1時間 | 20分以上 | 30分以上 | 人が多すぎて前に進みにくい |
16:00以降 | ほぼなし | 数分待ち | 10分以内 | 落ち着いている |
混雑を避けるためのおすすめ対策

紫陽花のベストシーズンをストレスなく楽しむためには、混雑回避の工夫が欠かせません。
以下におすすめのポイントをまとめました。
混雑回避のポイント
- 朝8:00前に現地着が理想
- 開門と同時に人気スポットを目指す
- 閉門前(16:00以降)も静かで狙い目
- 雨の日や曇天の日は比較的空いている
- 6月下旬以降は紫陽花の残りを楽しみつつ混雑回避が可能
明月院の鑑賞を快適にする補足情報

項目 | 内容 |
---|---|
アクセス | JR北鎌倉駅から徒歩約10分 |
拝観料 | 500円(6月は混雑対応のため別料金・後庭園は追加料金あり) |
後庭園 | 花菖蒲などが楽しめる(6月上旬が見頃・行列あり) |
予約制度 | なし。当日現地販売のみ |
飲食 | 境内に軽食カフェあり(木曜休) |
トイレ | 限定的、周辺施設も混雑に注意 |
まとめ|紫陽花の明月院は「朝 or 夕方」が鉄則
明月院の紫陽花を満喫するには、「朝早く or 夕方遅く」が絶対条件です。
特に週末や晴れの日の午前中は激しい混雑が発生し、行列も1時間以上に伸びることがあります。
スムーズに紫陽花を楽しみたい方は以下の対策を参考にしてください。
- 朝8:00前には北鎌倉駅に到着
- 開門と同時に山門・丸窓へ直行
- 平日または閉門前の訪問を狙う
- 雨天や6月下旬〜7月初旬は比較的空いている
「明月院ブルー」を堪能しながら、混雑と上手に付き合って快適な紫陽花観賞をお楽しみください。
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