松江城の所要時間はどのくらい?滞在スタイル別のモデルコースも紹介

サムネ TRAVEL

松江城は、島根県松江市にある国宝指定の歴史的建造物で、現存天守を持つ12城のひとつです。

城下町の風情が今も色濃く残るこのエリアは、松江城の天守見学だけでなく、武家屋敷や記念館、堀川めぐりなど見どころが多くあります。

この記事では、松江城の観光にかかる所要時間について、観光スタイルごとの目安時間とともに紹介します。

松江城とは

松江城
松江城

松江城は2015年に国宝に指定された、日本を代表する現存天守の1つです。

全国にある12の現存天守の中でも、その広さが第2位高さが第3位を誇ります。

江戸時代に建てられた松江城天守は、近世城郭の最盛期を象徴する建築で、落ち着いた佇まいが歴史情緒を感じさせます。

過去には一国一城令や廃城令、そして第二次世界大戦の影響で多くのお城が失われましたが、松江城はその数少ない生き残りです。

防衛施設としての歴史と文化を今に伝える重要な遺産として、多くの訪問者を魅了しています。

観光スタイル別の所要時間の目安

松江城の最上階から見る景色
松江城の最上階から見る景色

観光スタイルに応じて、松江城の滞在時間は大きく変わってきます。

滞在時間について、以下の表にまとめました。

コース名所要時間の目安特徴
天守のみサクッと見学約40〜50分天守の見学を中心に短時間で回れる
遊覧船利用コース約2時間〜堀川めぐり(約50分)+城周辺をのんびり観光
1日じっくり満喫コース朝〜夕方周辺の歴史館・記念館なども含めた充実の一日

各コースを簡単に紹介

松江城の包板
松江城の包板

松江城の各コースについて、簡単に紹介します。

天守のみサクッと見学コース

正面入口(大手前)から天守に登って戻るまでの基本的なコースです。

見学のペースにもよりますが、40〜50分が目安となっています。

時間が限られている場合や、他の観光地との組み合わせを考えている方におすすめです。

遊覧船利用コース

堀川を巡る遊覧船(約50分)を利用し、のんびり松江城周辺を楽しみたい方向けのコースです。

乗船場は松江城の正面入口近くにあり、船は出発点に戻ってくるので、前後どちらからでも天守を目指すことができます。

見学時間を含めると、全体で2時間以上を見ておくと安心です。

1日じっくり満喫コース

松江城とその周辺の観光スポットをじっくり楽しみたい方に向けたプランです。

朝から夕方までゆっくりと時間を取り、武家屋敷や記念館、茶室なども含めて巡ることで、城下町の文化や歴史をより深く味わえます。


1日満喫コースのモデルスケジュール

松江城の塩蔵
松江城の塩蔵

以下は、1日かけて松江城周辺を楽しむ場合のモデルスケジュールです。

あくまでモデルなので、実際に足を運ぶ時間に合わせて変更してください。

また、時間に限りがある場合は、足を運ぶ場所をピックアップしましょう。

時間内容
8:30ぶらっと松江観光案内所で情報収集
9:00松江歴史館(約60分)
10:00ホーランエンヤ伝承館(約20分)
10:30茶の文化体験(「きはる」または「明々庵」)
11:30武家屋敷(約40分)
12:10昼食・休憩(塩見縄手エリアなど)
13:00小泉八雲記念館(約60分)
14:00小泉八雲旧居(約15分)
14:40松江城天守(約40分)
16:00大手前に戻り、観光終了

※松江城内にある興雲閣にも立ち寄る場合は、さらに約30分を見込んでください。

観光時の注意点

興雲閣
興雲閣

松江城を訪れる際に知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。

  • 天守への階段は急勾配
    • 松江城天守の内部は昔ながらの構造を保っている
    • 階段が急で滑りやすい
    • 歩きやすい靴での訪問がおすすめ
  • 雨の日は滑りやすくなる
    • 城内外ともに木造部分が多い
    • 雨天時は滑りやすいため注意が必要
    • 傘や雨具の準備も忘れずに
  • 遊覧船は天候により運休あり
    • 堀川遊覧船は天候により運休になる場合がある
    • 出発前に公式サイトや案内所で運行状況を確認
  • 共通券を活用するとお得
    • 「松江城・小泉八雲記念館・武家屋敷」の三館共通券がある
    • 個別に入場するよりもお得
    • 共通券を提示すると、小泉八雲旧居の割引も受けられる

まとめ

松江城の観光所要時間は、短時間で見学できる天守中心のコースから、周辺を含めてゆったり過ごす1日満喫プランまで、スタイルによって大きく変わります。

時間に余裕がある方は、武家屋敷や記念館、遊覧船なども組み合わせることで、より深く松江の歴史と文化を楽しむことができます。

訪問前に所要時間の目安や注意点を押さえておくことで、より快適で充実した旅を楽しめるはずです。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました