神戸のシンボルとして長年親しまれてきた「神戸ポートタワー」。
展望フロアからの絶景や回転カフェ、アート展示まで、リニューアル後は見どころがさらに充実しました。
この記事では、観光にかかる所要時間の目安や混雑を避けるコツ、周辺の観光スポットとの組み合わせ方まで詳しく紹介。
初めて訪れる方も、短時間で効率よく楽しみたい方も、旅行前の情報収集にぜひお役立てください。
神戸ポートタワーとはどんな場所か

神戸ポートタワーは、兵庫県神戸市の港町エリア・メリケンパークにそびえる、地元の人々と観光客に親しまれている展望タワーです。
1963年に完成して以来、長年にわたり神戸のシンボルとして親しまれてきました。
その鼓型のユニークな構造は世界初のパイプ構造を採用しており、「鉄塔の美女」とも称される美しいフォルムが特徴です。
高さは108メートルと、日本のタワーの中では比較的コンパクトながらも、その立地の良さから神戸港や六甲山、明石海峡大橋、大阪湾、さらには天候に恵まれれば淡路島まで望むことができます。
2024年には大規模なリニューアルが行われ、館内施設や展望空間が大幅に刷新されました。
新設された屋上デッキやカフェ、光をテーマにしたアート展示など、見どころが豊富になり、ますます魅力が高まっています。
訪れる時間帯によって表情を変える風景や、地元色の強いドリンク・スイーツも楽しめるため、観光コースに組み込みやすいスポットとして非常におすすめです。
神戸ポートタワーの見学にかかる所要時間の目安

神戸ポートタワーの観光にかかる時間は、見学のスタイルや混雑状況によって異なります。
以下に代表的な観光パターンごとの目安を紹介します。
- 展望室のみの見学:約30分
- いくつかの展望フロアを回り、景色を眺めて写真を撮るだけであれば30分程度で見学可能です。
- 時間が限られている場合でも、神戸の街並みや海、山の景色をさっと堪能できます。
- 展望室+カフェ利用:約60分
- 展望3階にある回転展望カフェ「Ready go round」は、床がゆっくり360度回転しながら景色が楽しめる特別な空間です。
- オリジナルドリンクや軽食を味わいながら、神戸港の風景をのんびり眺めたい方は、少なくとも1時間は確保しておくと安心です。
- 展望フロアすべて+ミュージアム鑑賞:90〜120分
- 新設された「Brilliance Museum」や屋上デッキなどをじっくり楽しむ場合は、1時間半から2時間程度の時間を見ておくと良いでしょう。
- 特に館内にはフォトスポットやアート要素が多く、カップルや写真好きの方には満足度が高い内容になっています。
このように、どの程度まで見学するかによって滞在時間が変わるため、事前にどの施設を利用するかを決めておくとスムーズに観光ができます。
見どころを押さえて、時間を有効に使うポイント

限られた時間で神戸ポートタワーを最大限楽しむには、各フロアの主な見どころを押さえておくことが大切です。
以下に、特に人気の高いポイントを紹介します。
- 展望5階(最上階):
- 神戸港やハーバーランドを一望できる最高のビュースポット。
- 天気の良い日は、遠くまで見渡せるパノラマ風景が楽しめます。
- 夜には幻想的な夜景も広がり、まさに「1000万ドルの夜景」と呼ばれるにふさわしい景色が目の前に広がります。
- 展望3階(カフェ):
- 回転展望カフェ「Ready go round」では、神戸港の風景をぐるりと見渡しながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
- カフェメニューは神戸らしいオリジナルスイーツやドリンクが中心で、観光の合間にぴったりです。
- 展望1階のスカイウォーク:
- 足元のガラス越しに75メートル下の地上を見下ろす体験は、スリル満点。
- インパクトのある写真も撮れるため、SNS映えを狙う人にも人気です。
- 展望4階「Brilliance Museum」:
- 光と空間をテーマにしたインスタレーション展示があり、アート好きにはたまらない空間。
- 静かに鑑賞できるため、落ち着いた時間を過ごしたい方にもおすすめです。
- 屋上デッキ:
- 2024年のリニューアルで新設された屋外空間。
- 風を感じながら神戸の街を一望できる貴重なスポットで、開放感が魅力です。
事前にこれらのポイントをチェックしておくことで、限られた滞在時間を有効に使うことができます。
混雑する時間帯と滞在時間の注意点

神戸ポートタワーは、週末や連休、観光シーズン(春や秋の休日など)になると混雑しやすくなります。
特に夕方から夜にかけての時間帯は、夜景を楽しもうと訪れる人が多く、チケット売り場やエレベーターの待ち時間が発生することもあります。
また、カフェ利用者が多いときには「60分の時間制限」が設けられることがあるため、予定よりも短い滞在になってしまうケースも。
ゆっくり過ごしたい方は、平日の昼間など比較的空いている時間帯を狙うのがおすすめです。
混雑を避けるには、開館直後(午前中)や、ランチ後の中途半端な時間帯を選ぶのが効果的です。
また、公式サイトで事前チケットを購入しておくと、スムーズに入場できます。
神戸ポートタワー周辺での観光時間も考慮しよう

ポートタワーを訪れる際は、その周辺に点在する観光スポットにも注目しましょう。
徒歩圏内には神戸の魅力を感じられる施設が多く、組み合わせることで観光の満足度がぐっと高まります。
- メリケンパーク:
- 広々とした芝生と港を望む遊歩道があり、散策に最適。
- 神戸海洋博物館やBE KOBEモニュメントなど、フォトスポットも豊富です。
- 日中は爽やかに、夜はロマンチックなライトアップが楽しめます。
- 神戸ハーバーランド:
- 大型商業施設「umie」を中心に、ショッピング、グルメ、シネマなどが楽しめるエリア。
- カップルや家族連れにも人気です。
- 神戸港クルーズ:
- 観光船に乗って港を周遊する約40分のクルーズ体験。
- 昼と夜で雰囲気が大きく異なり、神戸の海の魅力を体感できます。
- 南京町(中華街):
- 本格中華が楽しめる食べ歩きスポット。
- 観光の締めくくりにぴったりなグルメエリアです。
ポートタワーでの観光とこれらのスポットを組み合わせることで、半日〜1日の充実した神戸観光プランが完成します。
まとめ:神戸ポートタワー観光に必要な所要時間
観光スタイル | 所要時間の目安 |
---|---|
展望のみサクッと見学 | 約30分 |
展望+カフェ利用 | 約60分 |
全フロアをじっくり満喫 | 約90〜120分 |
周辺観光と合わせて楽しむ | 半日〜1日 |
神戸ポートタワーは、ただ展望を楽しむだけでなく、アートや食、体験型の施設も揃った総合観光スポットです。
旅行プランに応じて所要時間を計画し、自分らしい楽しみ方を見つけてみてください。
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