吉備津神社は、岡山県岡山市にある歴史ある神社で、大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)を主祭神として祀っています。
桃太郎伝説の舞台とされる神話の地であり、本殿と拝殿は国宝に指定されている貴重な文化財です。
この記事では、吉備津神社の見どころと所要時間について、旅行者目線で詳しく解説します。
所要時間の目安

訪れる目的や興味の深さに応じて、滞在時間が異なります。
下記の表を参考に、自分に合った観光プランを立てましょう。
所要時間 | 内容 |
---|---|
約30分 | 本殿の参拝や簡単な境内散策 |
約60分 | 本殿参拝に加え、回廊散策、御釜殿・一童社などの見学 |
約90分 | 鳴釜神事への参加、写真撮影、御朱印・お守り購入など含めたゆったり観光 |
開閉門時間と参拝受付
吉備津神社は早朝から開門しており、静かな時間帯に参拝することも可能です。
御祈祷や御朱印を希望する場合は、受付時間に注意しましょう。
- 開門時間:
- 午前5時
- 閉門時間:
- 午後6時
- 御祈祷・御朱印受付時間:
- 午前9時〜午後2時30分
- 御祈祷:
- 1祈願3,000円以上/所要時間:約20分/毎日30分ごとに奉仕
吉備津神社の主な見どころ

境内には歴史的な建築や美しい自然が点在しており、四季折々の風景や伝統行事も楽しめます。
以下の表で注目ポイントをチェックしましょう。
見どころ | 説明 |
---|---|
本殿・拝殿(国宝) | 比翼入母屋造(吉備津造)という唯一の建築様式を持ち、室町時代に再建。 国内でも類を見ない壮麗な建物。 |
廻廊 | 全長約398m。 自然の傾斜に沿った一直線の回廊は、岡山県の重要文化財。 |
鳴釜神事 | 御釜殿にて、釜の音で吉凶を占う神事。 阿曽女(巫女)が釜を焚き上げる神秘的な体験。 |
一童社 | 学問と芸能の神様を祀る社。 受験祈願や芸事成就の絵馬が多く奉納されている。 |
あじさい園 | 初夏には約1,500株の紫陽花が咲き誇り、四季折々の花が楽しめるスポット。 |
えびす宮・本宮社 | 商売繁盛や安産・育児の神様として信仰される社も境内に点在。 |
吉備津彦神社までの移動と中山遊歩道

吉備津神社から吉備津彦神社までは徒歩圏内であり、道中には自然豊かな遊歩道があります。
年配の方でも歩きやすく、散策がてら訪れるのに最適です。
- 徒歩:
- 約40〜50分(年配者でも無理のない道のり)
- 遊歩道:
- 吉備の中山道(吉備津神社〜吉備津彦神社)
- 見どころ:
- 中山茶臼山古墳(大吉備津彦命の陵墓/徒歩約20分)
アクセス

アクセスも良好で、岡山駅から電車での移動が便利です。
車で訪れる場合も、周辺に駐車場があります。
出発地 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|
JR岡山駅 | 約30分(電車17分+徒歩10分) | JR吉備線(桃太郎線)利用、吉備津駅下車 |
倉敷駅 | 約40分(電車+徒歩) | 同上 |
車(岡山IC) | 約15分 | 駐車場あり |
吉備津神社周辺の立ち寄りスポット

参拝後の休憩やお土産探しも楽しみのひとつです。
名物料理や限定商品をチェックしてみましょう。
- お食事処 桃太郎:
- 名物・桃太郎うどん、きびだんごソフトがおすすめ
- お土産:
- 廣榮堂武田「きびだんご」、山方永寿堂「白桃きびだんご」、敷島堂「マスカットきびだんご」
まとめ
吉備津神社の滞在時間は30〜60分が目安。
時間に余裕があれば鳴釜神事や中山遊歩道の散策もおすすめです。
桃太郎伝説のルーツに触れながら、歴史と自然、文化を感じられる貴重な観光スポットです。
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