河口湖畔の人気アクティビティのひとつ「河口湖遊覧船 天晴(あっぱれ) 」は、戦国時代の武田水軍をモチーフにした和風デザインが特徴の遊覧船です。
富士山と湖を同時に楽しめるため、国内外の観光客から大変人気があります。
しかし、繁忙期や時間帯によっては長蛇の列ができるほど混雑することも。
この記事では、天晴の混雑状況や注意点、混雑を避けるためのポイントを詳しく解説します。
旅行計画の参考にしてください。
河口湖遊覧船天晴の基本情報

まずは、天晴の特徴や運航概要を整理しておきましょう。
概要
- デザイン:
- 武田軍の赤備えや家紋を施した和風遊覧船
- 船内:
- 畳椅子席や展望デッキあり
- 所要時間:
- 約20分
- 料金:
- 大人1,000円
- 小人500円
- 未就学児無料
- 乗り場:
- 河口湖畔船津浜(河口湖駅から徒歩約10分)
- 駐車場:
- 船津県営無料駐車場(約300台収容)
営業時間(目安)
- 通常(4~7月上旬、9~10月):
- 9:00~16:30
- 夏季(7月中旬~8月下旬):
- 9:00~17:30
- 冬季(11月~3月):
- 9:30~16:00
観光客が多い時期は営業時間が長めに設定されることがあります。
最新の運航情報は公式サイトで確認するのが安心です。
混雑しやすい時期

天晴は年間を通して人気がありますが、とくに以下の時期は混雑が顕著です。
- ゴールデンウィーク:
- 観光客が集中し、乗り場や道路も渋滞
- 夏休み(7月中旬~8月下旬):
- 家族連れで賑わう
- 紅葉シーズン(11月上旬~下旬):
- 湖畔の紅葉と富士山の景観を楽しむ人で大混雑
- お盆・年末年始:
- 帰省や旅行客が増え、道路も大変混み合う
- 春休み(3月下旬~4月上旬):
- 学生や家族連れが多く訪れる
表にまとめると以下のとおりです。
時期 | 混雑度 | 特徴 |
---|---|---|
ゴールデンウィーク | 非常に混雑 | 周辺道路も渋滞 |
夏休み | 混雑 | 家族連れ中心 |
紅葉シーズン | 非常に混雑 | 富士山+紅葉の絶景 |
お盆 | 混雑 | Uターンラッシュで道路渋滞 |
年末年始 | 非常に混雑 | 三が日は特に混雑 |
春休み | やや混雑 | 学生グループや家族連れが増加 |
混雑する時間帯

時期に加えて、時間帯によっても混雑の度合いが変わります。
- 午前10時~午後3時:
- 最も混雑するピーク時間帯
- 午前9時台:
- 運航開始直後で比較的空いている
- 夕方(終了間際):
- 日中より混雑が落ち着く
観光客の行動パターンとして、宿泊客・日帰り客が合流する午前10時以降から混み始め、富士山の見えやすい昼間にピークを迎えます。
待ち時間の目安

混雑期はチケット購入や乗船までに時間がかかることがあります。
- 通常期の平日:
- ほとんど待ち時間なし
- 繁忙期の休日:
- チケット購入に10~20分、乗船までさらに待機の可能性
- 満席時:
- 次の便まで待つ必要あり(通常30分間隔で運航)
繁忙期は増便されることもありますが、確実ではないため余裕を持って行動するのがおすすめです。
混雑を避けるためのポイント

できるだけ快適に乗船するための対策をまとめました。
- 早い時間帯を狙う:
- 午前9時台が最もおすすめ
- 夕方に利用する:
- 終了間際は比較的空いている
- 平日に訪れる:
- 休日を避けるだけで混雑度は大幅に減少
- セット券を利用する:
- ロープウェイとのセット券でチケット購入列を短縮
- 公共交通機関を活用:
- 繁忙期の駐車場は満車になるため、河口湖駅から徒歩が安心
利用時の注意点

混雑期に利用する場合、以下の点に注意してください。
- 事前予約は不可:
- チケットは当日購入のみ
- 座席の確保:
- 2階デッキは人気のため早めに並ぶ必要あり
- 車椅子利用:
- 1階はバリアフリー対応だが、混雑時は時間がかかる場合あり
- 駐車場の満車リスク:
- 特に紅葉シーズンやGWは満車になりやすい
- 道路渋滞:
- 国道138号や139号は大混雑するため、移動には余裕を持つ
まとめ
河口湖遊覧船「天晴」は、富士山と湖を同時に満喫できる魅力的なアクティビティですが、繁忙期や時間帯によっては混雑が避けられません。
快適に楽しむためには、午前9時台や夕方の乗船、平日の訪問、セット券の活用が有効です。
また、繁忙期には駐車場や道路の渋滞も考慮し、旅程に余裕を持たせましょう。
観光計画を立てる際に本記事を参考にしていただき、河口湖ならではの絶景クルージングを楽しんでください。
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