年末年始の常磐自動車道は、帰省や初詣、初日の出観賞などの需要が重なり、1年の中でも特に混雑する時期です。
特に三郷JCT〜谷田部IC付近は慢性的なボトルネックとなり、Uターンラッシュ時には20km前後の渋滞が発生することもあります。
本記事では、年末年始の混雑ピーク、時間帯、観光による影響、注意点まで旅行者向けに詳しく解説します。
常磐自動車道の基本情報

常磐自動車道は、三郷JCTを起点に千葉・茨城・福島を経て宮城県亘理ICへ至る延長約350kmの高速道路です。
東北自動車道の代替機能を持ち、災害時の重要な迂回路にもなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点 | 三郷JCT(埼玉県) |
| 終点 | 亘理IC(宮城県) |
| 全長 | 約350km |
| 特徴 | 東北道の代替機能を持つ幹線道路 |
| 最高速度 | 一部区間110km/h(岩間IC〜桜土浦IC) |
三郷〜谷田部は交通量が非常に多く、いわき以北では対面通行区間が残るため、事故や工事による速度規制にも注意が必要です。
年末年始の混雑ピーク

年末年始は帰省とUターンがはっきり分かれるのが特徴です。
例年の傾向をまとめます。
| 項目 | ピーク時期 | 混雑方向 |
|---|---|---|
| 帰省(往路) | 12月29日〜12月30日 | 下り(仙台・水戸方面) |
| Uターン(復路) | 1月2日〜1月3日 | 上り(東京方面) |
1月1日は比較的落ち着く傾向がありますが、1月2日から一気に交通量が増加します。
特に上り線の谷田部IC〜三郷JCT間は大規模渋滞が発生しやすい区間です。
混雑する時間帯

時間帯を把握することで、渋滞回避の可能性が高まります。
下り(帰省ラッシュ)
- 午前6時頃:
- 交通量が増え始める時間帯
- 午前9時〜11時:
- 渋滞のピーク
- 柏ICや谷田部IC付近で速度低下
上り(Uターンラッシュ)
- 午後13時頃:
- 徐々に混雑開始
- 午後15時〜19時:
- 最も激しい渋滞時間帯
- 特に17時前後がピーク
通常の2倍以上の所要時間がかかることも珍しくありません。
渋滞が発生する主な原因

年末年始は交通量そのものが増加することに加え、構造的要因も重なります。
- サグ部での減速:
- 下り坂から上り坂への切り替わり地点で自然減速が発生
- JCT合流:
- 三郷JCT(外環道)
- つくばJCT(圏央道)
- 出口渋滞:
- 初詣や観光地最寄りICに集中
- 対面通行区間:
- いわき以北で事故時に大きな影響
特に三郷JCTは都心方面への交通が集中するため、慢性的なボトルネックとなります。
初詣・初日の出による影響

年末年始は観光・参拝需要が局所的な渋滞を引き起こします。
主な混雑スポット
- 大洗磯前神社(初日の出):
- 1月1日午前3時〜6時に混雑
- 水戸大洗IC周辺で渋滞
- 筑波山神社(初詣):
- 土浦北ICが大混雑
- 笠間稲荷神社:
- 笠間西IC・友部IC周辺が混雑
- 鹿島神宮:
- 潮来IC周辺が混雑(東関東道経由含む)
三が日はIC出口渋滞が本線まで伸びる場合があります。
SA・PAの混雑と営業状況

年末年始もサービスエリアは原則24時間営業です。
守谷SAや友部SAでは特別メニューや福袋販売が行われることがあります。
注意点
- 守谷SA(上下)は特に満車になりやすい
- 駐車待ちが本線まで伸びる場合あり
- 手前のPAで早めに休憩を取るのが有効
混雑ピーク時は誘導員が配置されることもあります。
交通規制・料金の注意点

年末年始は通常と異なる運用になる場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 休日割引 | 原則適用外 |
| 通行料金 | 通常より割高になる場合あり |
| 工事規制 | 年度により車線規制実施の可能性あり |
出発前に最新の交通情報を確認することが重要です。
鉄道利用との関係

渋滞を避けるため、JR常磐線(特急ひたち・ときわ)を利用する人も増加します。
年末年始は特急列車が満席になりやすく、直前予約は困難な場合があります。
移動手段の比較
- 車:
- 荷物が多い旅行に便利
- 渋滞リスクあり
- 鉄道:
- 渋滞回避可能
- 早期予約必須
複数人での移動や郊外観光地へのアクセスは車が有利な場面も多いです。
まとめ
常磐自動車道の年末年始は、12月29日〜30日の下り帰省ラッシュ、1月2日〜3日の上りUターンラッシュが最大の混雑ピークです。
特に三郷JCT〜谷田部IC間は慢性的な渋滞区間となります。
時間帯をずらして早朝または夜間に移動すること、IC周辺の観光需要を把握しておくことが混雑回避の鍵です。
余裕あるスケジュールを立て、安全運転で年末年始の移動を行いましょう。


コメント