常磐自動車道は、東京都心と茨城・福島・宮城方面を結ぶ重要な高速道路です。
観光や帰省、ビジネス利用まで幅広い需要があり、特に大型連休や週末には激しい渋滞が発生します。
本記事では、常磐道の混雑時期や時間帯、観光シーズンの注意点、お得な利用方法まで旅行者向けに詳しく解説します。
常磐自動車道の基本情報と特徴

常磐自動車道は三郷JCTを起点に、千葉・茨城・福島を経て宮城県亘理ICへ至る延長約350kmの高速道路です。
東北自動車道の代替路線としての役割も担い、災害時のリダンダンシー確保という重要な使命も持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点 | 三郷JCT(埼玉県) |
| 終点 | 亘理IC(宮城県) |
| 全長 | 約350km |
| 特徴 | 東北道の代替機能を持つ幹線道路 |
| 最高速度 | 一部区間で110km/h(岩間IC〜桜土浦IC) |
特に茨城県内の一部区間では最高速度が110km/hに引き上げられており、物流や観光移動の効率化が図られています。
例年の混雑時期と季節ごとの傾向

常磐道は三郷JCT〜谷田部IC付近が慢性的なボトルネックです。
大型連休や観光シーズンは特に混雑が激しくなります。
| 時期 | 混雑の傾向 | 主な渋滞箇所 |
|---|---|---|
| GW | 下りは初日〜中盤、上りは後半に集中 | 柏IC、谷田部IC、三郷JCT |
| お盆 | 帰省と海水浴客で混雑 | 友部JCT、三郷JCT |
| 紅葉シーズン | 筑波山方面で週末混雑 | 土浦北IC周辺 |
| 年末年始 | 1月2日・3日の上りがピーク | 谷田部IC〜三郷JCT |
| 春休み | 卒業旅行や引っ越し需要増加 | 三郷JCT周辺 |
特に年末年始やGW後半は上り線で20km以上の渋滞が発生することもあります。
混雑しやすい時間帯

常磐道は時間帯によって渋滞の方向が大きく変わります。
下り(郊外方面)
- 午前6時〜11時
- 観光地や帰省地へ向かう車が集中
- 三郷JCTや柏IC付近で速度低下
上り(都心方面)
- 午後15時〜20時
- レジャー帰りと物流車両が重なる
- 谷田部IC〜三郷JCTで慢性的渋滞
平日の朝7時〜9時は通勤需要により、流山IC〜三郷JCT間で激しい渋滞が発生します。
渋滞が発生する主な原因

常磐道は構造的な要因でも渋滞が起こりやすい道路です。
- サグ部
- 下り坂から上り坂へ変わる地点で自然減速が発生
- JCT合流
- 三郷JCT(外環道接続)
- つくばJCT(圏央道接続)
- 車線減少
- 付加車線終了地点
- トンネル入口
- 対面通行区間
- いわき以北で片側1車線区間あり
いわき以北では工事や事故による速度規制が入りやすいため、長距離移動時は特に注意が必要です。
観光シーズンによる影響

常磐道沿線は観光資源が豊富で、イベント時はIC周辺で出口渋滞が本線まで延びることがあります。
主な観光スポットと影響
- 国営ひたち海浜公園
- ネモフィラ(4〜5月)
- コキア(10月)
- ひたちなかIC周辺で出口渋滞
- 筑波山
- 紅葉・梅まつり時期に混雑
- 土浦北ICが大混雑
- 袋田の滝・花貫渓谷
- 秋の週末は駐車場待ち発生
観光ピーク日はICを降りるまでに1時間以上かかる場合もあります。
通勤需要と割引制度

常磐道は観光だけでなく、茨城県南部から都心への通勤需要も高い路線です。
| 時間帯 | 混雑方向 | 主な区間 |
|---|---|---|
| 平日朝 | 上り | 柏IC〜三郷JCT |
| 平日夕方 | 下り | 三郷JCT付近 |
ETCマイレージ登録者は平日朝夕割引の対象区間で最大50%相当の還元を受けられる場合があります。
鉄道との比較と移動戦略

JR常磐線やつくばエクスプレスも並行していますが、大型連休は特急ひたち・ときわが満席になることもあります。
移動手段の選択ポイント
- 複数人移動なら車が有利
- 駅から離れた観光地は車が便利
- 渋滞ピーク日は鉄道も混雑
2026年3月からのJR運賃値上げにより、車移動を再検討する旅行者も増える可能性があります。
混雑回避のコツ

旅行者が快適に利用するためのポイントをまとめます。
- 朝6時前に三郷JCT周辺を通過する
- 夜20時以降に移動を開始する
- 工事情報を事前確認する
- リアルタイムナビを活用する
- 観光地の開園時間前に到着する
特に春・秋はリニューアル工事が実施されることがあるため、事前に「ドラぷら」で確認することが重要です。
まとめ
常磐自動車道は、都心と東北方面を結ぶ重要な幹線道路であり、観光・通勤・物流が重なることで慢性的に混雑しやすい路線です。
特に三郷JCT〜谷田部IC付近は年間を通して渋滞の中心となります。
大型連休や観光シーズンは時間帯をずらし、早朝や夜間移動を意識することで大幅な混雑回避が可能です。
事前の情報収集と余裕ある計画が、快適なドライブの鍵となります。


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