【北陸新幹線】お盆の混雑|時間帯・帰省・Uターン・注意点を解説

サムネ TRAVEL

お盆の時期は、北陸新幹線の利用が年間で最も集中する期間です。

東京から金沢・富山・敦賀方面への帰省や旅行、さらにはUターン客も重なり、指定席の確保が難しくなります。

本記事では、2025年お盆期間の混雑状況を元に、ピーク時間帯、予約のコツ、注意点を詳しく解説します。


北陸新幹線の基本情報

北陸新幹線

北陸新幹線は、東京から北陸地方を経由し、現在は福井県の敦賀駅までを結ぶ新幹線です。

2024年3月には金沢~敦賀間が延伸開業し、今後は新大阪までの延伸も計画されています。

運行区間と概要

  • 現在の営業区間:
    • 東京駅〜敦賀駅
  • 共用区間:
    • 東京〜高崎間(東北・上越新幹線と共用)
  • 運営会社:
    • 東京〜上越妙高間はJR東日本、上越妙高〜敦賀間はJR西日本

運行列車の種類

列車名区間特徴
かがやき東京〜敦賀最速達タイプ。
全席指定席
はくたか東京〜敦賀停車駅が多く、一部自由席あり
つるぎ富山〜敦賀北陸区間のシャトル列車
あさま東京〜長野区間限定運行

E7系・W7系が使用され、全席に電源コンセントを完備。

快適な車内環境が魅力です。


お盆期間の混雑傾向

北陸新幹線

2025年のお盆期間(8月8日〜17日)は、帰省・観光・Uターンが重なり、北陸新幹線は非常に混雑しました。

混雑状況の概要

区分内容
利用者数約39万3千人(JR西日本金沢支社発表)
最多利用日8月9日(土) 約4万6千人
傾向8月9日:下りピーク
8月16〜17日:上りピーク

混雑の要因

  • 敦賀延伸による乗り換え需要の増加
  • コロナ禍後の旅行需要回復
  • インバウンド需要の拡大

帰省ラッシュのピーク(下り:東京→北陸方面)

北陸新幹線

お盆入りの時期には、北陸方面への帰省・観光客が集中します。

2025年は8月9日(土)がピークでした。

混雑する時間帯

  • 午前7時〜12時:
    • 指定席ほぼ満席
    • 自由席も立ち客多数
  • 夕方以降:
    • 仕事終わりの移動客で再び混雑

列車別の特徴

列車名特徴
かがやき全席指定。
販売開始直後に満席が多発
はくたか自由席あり。
発車前からホームで長蛇の列
つるぎ特急からの乗り換え客で短距離区間も混雑

帰省時のポイント

  • 乗車日の1か月前(午前10時)に予約開始。
    • 「えきねっと」「e5489」で早期予約が必須。
  • 午前便を避け、午後や夜間便を選ぶと混雑を回避しやすい。
  • 自由席狙いなら始発駅(東京・大宮)で早めに並ぶ。

Uターンラッシュのピーク(上り:北陸→東京方面)

北陸新幹線

お盆明けの週末には、北陸方面から東京へ戻るUターン客が集中します。

2025年は8月16日(土)と17日(日)がピークでした。

混雑の時間帯

  • 午後14時〜19時:
    • 各列車が満席、自由席は立ち乗り多数
  • 午前中:
    • 徐々に利用者が増え始める傾向

列車別の実績

列車名状況
かがやき10本中5本が満席(敦賀→東京)
はくたか全5本が満席、自由席も立ち客多数
つるぎ敦賀駅での乗り換え客集中で混雑

Uターン時のポイント

  • 指定席は早期予約が必須。
    • 販売開始日に満席になる場合も。
  • ピークを避けて1日早い移動が有効。
  • 臨時列車が設定される場合もあるため、JR公式サイトで運行情報を確認する。

混雑を避けるための時間帯・日程

北陸新幹線

混雑ピークを避けるだけで、快適さは大きく変わります。

比較的空いている時間帯

  • 早朝(始発付近)
  • 夜間(20時以降)

日程の目安

状況比較的空いている日
下り(帰省)8月8日(金)・11日(月)以降
上り(Uターン)8月15日(金)または18日(月)以降

ピーク日を避けると、自由席でも着席できる可能性があります。


お盆期間の注意点

北陸新幹線

お盆シーズンは通常期と異なり、座席・ダイヤ・車内状況などに特有の注意点があります。

指定席の確保

  • 「かがやき」は全席指定席。
    • 満席時は立席特急券で乗車可能だが座れない。
  • 「はくたか」や「つるぎ」は一部自由席があるが、繁忙期は全席指定に変更される場合あり。

自由席利用時の注意

  • 着席保証はない。
    • デッキや通路まで混み合う。
  • 荷物は最小限に。
    • 通路に置くと他の乗客の妨げになる。
  • 発車の30分以上前からホームに並ぶのが安心。

運行・天候情報の確認

  • 台風や大雨の影響でダイヤが乱れる場合もあるため、乗車前にJRの最新情報をチェック。
  • 特にUターン時は、天候や混雑により遅延が発生しやすい。

まとめ

お盆期間中の北陸新幹線は、帰省・観光・Uターンが重なり非常に混雑します。

特に、下り(東京→北陸)は8月9日(土)午前中、上り(北陸→東京)は8月16〜17日午後がピークです。

指定席は発売直後に完売するため、乗車日が決まり次第、早めに「えきねっと」や「e5489」で予約しましょう。

混雑を避けるには、早朝・夜間便ピーク日を外す日程調整が効果的です。

敦賀延伸により関西方面からの利用も増えているため、これまで以上に早めの行動が重要です。

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