「ボーイズビーアンビシャス」の名言で知られるクラーク博士の像があることで有名なさっぽろ羊ヶ丘展望台。
札幌市の市街地を一望できる展望台として知られ、四季折々の自然や羊の放牧風景、北海道グルメなどを楽しむことができます。
しかし、ネット上では「がっかりスポットだった」という口コミも見られます。
今回は、さっぽろ羊ヶ丘展望台で「がっかり」と感じてしまう理由を客観的に整理しつつ、実際の魅力や見どころも紹介していきます。
羊ヶ丘展望台で「がっかりする」と言われる理由

羊ヶ丘展望台で「がっかりする」と言われる理由について、紹介します。
クラーク像以外の見どころが少ないと感じる
クラーク博士像が観光の目玉である一方、それ以外の常設施設が少ないと感じる人もいます。
特に、冬以外のシーズンはアクティビティも限られるため、滞在時間が短くなりがちです。
展望と羊に期待しすぎるとギャップがある
「展望台」という名前から壮大な景色を想像しがちですが、実際には牧草地と市街地を望む比較的のどかな風景です。
また、羊は常に放牧されているわけではなく、冬や天候不良時には屋内に避難しており見られないこともあります。
札幌市中心部からのアクセスがやや不便
車で約30分、公共交通機関を使うと40〜50分ほどかかります。
札幌駅周辺の観光とあわせて回るには、事前のルート計画が必要です。
入場料と満足感のバランス
入場料は大人600円、小中学生300円。
見学ポイントが限られていると、金額に見合わないと感じることもあるようです。
季節限定のアクティビティの実施期間に注意
冬季にはチューブ滑りやスノーシューなどのアクティビティが開催されますが、開催期間が短く、天候や積雪状況によって中止されることもあります。
実は見どころがたくさんある羊ヶ丘展望台の魅力

羊ヶ丘展望台の魅力を紹介します。
クラーク博士像
高さ2.85mの重厚感あるブロンズ像は、記念撮影スポットとして人気です。
カメラ台も設置されており、セルフ撮影にも便利です。
羊の放牧
春〜秋には、クラーク像の背後に羊が放牧されており、北海道らしいのどかな景観を楽しめます。
雨天時や冬季は「羊さんのお家」で過ごしていることが多いです。
クラークチャペル
1984年に建設されたチャペル内は、クラーク博士に関する展示資料が充実しており、小規模ながら博物館のような雰囲気です。
さっぽろ雪まつり資料館
歴代の雪像模型や、雪まつりの歴史が学べる資料が展示されており、冬以外でも楽しめる内容になっています。
グルメ体験
レストハウスではジンギスカンが提供されており、2階のフードコートではソフトクリームやラム串などの軽食も販売されています。
オーストリア館
お土産コーナーでは北海道銘菓や地元キャラクター「ジンくん」のグッズも充実しています。
季節ごとのイベント
季節ごとのイベントも紹介します。
- 冬(1〜3月):
- スノーパーク(チューブ滑り・雪だるまづくり)
- 夏(7〜8月):
- ラベンダー刈り取り体験、羊のおさんぽレース、ミニ縁日
- 秋(9月):
- 秋の味覚祭り
- 冬(12月):
- 冬花火体験
滞在時間と楽しみ方のコツ

一般的な滞在時間は30分〜1時間程度。
グルメを堪能したり、アクティビティに参加する場合は1.5〜2時間ほどかけて楽しむこともできます。
滞在を充実させるためのポイント
- 冬季のイベント期間を狙う
- 周辺の観光地とセットで回る
- 展望とグルメを目的にのんびり訪れる
- 事前に放牧状況やイベント情報を確認する
基本情報
最後に、基本情報を紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 |
営業時間 | 6〜9月:9:00〜18:00/10〜5月:9:00〜17:00 |
入場料 | 大人600円、小中学生300円(団体割引あり) |
駐車場 | 無料(乗用車100台、大型バス16台) |
年間パスポート | 1,000円(複数回訪問予定ならお得) |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、PayPay、楽天ペイなど対応 |
まとめ
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、事前情報や期待の持ち方によっては「がっかり」と感じることもある観光地です。
しかし、のどかな風景やクラーク像との記念撮影、季節限定のイベント、北海道グルメなどの魅力もしっかり揃っています。
短時間の滞在を前提に、近隣の観光とあわせて訪れることで満足度を高めることができます。
特に冬のアクティビティが充実している時期は、より楽しめるのでおすすめです。
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