山口県下関市の火の山公園は、関門海峡や北九州の街並みを一望できる絶景スポットとして知られています。
特に年末年始は「初日の出スポット」として大変人気があり、多くの人が訪れます。
この記事では、火の山公園の年末年始の混雑状況、混雑する時間帯、アクセスや注意点などを詳しく解説します。
火の山公園の基本情報

火の山公園は、標高約268メートルの火の山山頂に位置し、瀬戸内海国立公園の一部をなす景勝地です。
関門海峡や巌流島、下関市街などを一望でき、昼も夜も美しい景色が楽しめます。
基本情報一覧
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 山口県下関市みもすそ川町7-14 |
アクセス | 車:中国自動車道「下関IC」から約10分/バス:JR下関駅からサンデン交通バス「火の山ロープウェイ」下車 |
営業時間 | 火の山パークウェイ:8:00〜21:00(年末年始は特別開放あり) |
入園料 | 無料 |
パークウェイ通行料 | 400円 |
駐車場 | 山頂付近にあり(無料・混雑時は満車) |
ロープウェイ | 2024年11月10日で運行終了、2026年度中にリニューアル予定 |
年末年始の混雑状況

火の山公園は、元日の初日の出を目当てに訪れる人が最も多い時期です。
例年、数千人規模の来園者が集まり、山頂や展望台は大混雑します。
混雑のピーク
時間帯 | 状況 |
---|---|
元日0:00〜3:00 | 初日の出を狙う車が続々と到着し、パークウェイで渋滞発生 |
元日4:00〜7:30 | 山頂駐車場は満車、展望台や見晴らしポイントは人で埋まる |
元日8:00〜10:00 | 帰宅ラッシュで再び渋滞が発生 |
三が日の日中 | 元日よりは混雑緩和するが、観光客でにぎわう |
火の山公園は元日未明から早朝にかけて混雑が集中します。
初日の出を見たい場合は、深夜1時頃には到着しておくのが理想です。
また、帰宅時も下り坂の渋滞が長時間続くことがあるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
初日の出の見どころ

火の山公園の魅力は、関門海峡から昇る美しい初日の出を望めること。
海と街並みのシルエットが重なる景色は、まさに絶景です。
見どころポイント
- 展望台:
- 関門海峡や関門橋を正面に望む人気スポット。
- 山頂広場:
- 広く開けた場所で、ゆったりと初日の出を楽しめる。
- ロープウェイ乗り場付近:
- 車で来られない人でも観覧可能。
天候が良い年は特に来園者が多く、展望スペースは夜明け前から混み合います。
温かい飲み物や防寒具を準備しておくと安心です。
混雑を避けるためのポイント

年末年始は特に交通渋滞が激しく、駐車場も限られています。
以下の対策をとることで、混雑を少しでも回避できます。
- 早めの出発:
- 深夜1時〜2時には山頂駐車場を目指す。
- 日中に訪問:
- 初日の出後の午前中〜昼は比較的空いている。
- 三が日以降に訪問:
- 元日を避けると混雑はかなり緩和される。
- 最新情報を確認:
- 年末に公式サイトでパークウェイ開放時間をチェック。
アクセスと交通規制の注意点

年末年始は、火の山パークウェイの利用に制限が設けられる場合があります。
大晦日から元日にかけては、初日の出観覧者のために夜間開放されることもありますが、渋滞は必至です。
注意点
内容 | 詳細 |
---|---|
パークウェイの渋滞 | 元日未明〜早朝は長蛇の列。下山時も混雑。 |
駐車場 | 山頂駐車場は満車必至。深夜到着がおすすめ。 |
路面状況 | 冬季は凍結の恐れあり。スタッドレスタイヤやチェーンを準備。 |
歩行禁止区間 | パークウェイは歩道がない区間があり、徒歩での通行は危険。 |
ロープウェイ運休 | 2024年11月に運行終了、現在は利用不可。 |
冬の防寒対策と持ち物

火の山山頂は標高が高く、夜明け前は氷点下近くまで冷え込むことがあります。
風も強いため、十分な防寒が必要です。
持ち物リスト
- 厚手のコート・手袋・マフラー
- カイロ(貼るタイプ・持つタイプ)
- 温かい飲み物(保温ボトル)
- 懐中電灯(足元を照らす用)
- 滑り止め付きの靴
初日の出を待つ間は長時間屋外にいるため、体が冷えやすくなります。
特に海風が吹き抜ける展望台では、重ね着+風よけのアウターが効果的です。
年末年始に訪れる際の注意点まとめ

- 火の山パークウェイは深夜から渋滞が発生。
- 山頂駐車場は早朝前に満車になることが多い。
- 路面凍結・強風に注意。
- ロープウェイは運休中(2024年11月~2026年度予定)。
- 出発前に下関市公式サイトで夜間開放情報を確認。
まとめ
火の山公園は、関門海峡から昇る初日の出を望む絶景スポットとして、毎年多くの人で賑わいます。
元日の未明から早朝にかけては混雑が集中するため、早めの行動と防寒対策が重要です。
ロープウェイ運休中の現在は、自家用車でのアクセスが中心となるため、交通情報をこまめにチェックして安全に訪れましょう。
コメント