彦根城へのアクセスは、電車や新幹線を利用するのが非常に便利です。
その理由と、各主要駅のアクセス方法を紹介します。
彦根城とは
彦根城は、滋賀県彦根市に位置する江戸時代初期の代表的な城郭です。
現存12天守の一つとして知られています。
その美しい天守と歴史的価値から、1952年(昭和27年)には国宝に指定されました。
彦根城の建設は、関ヶ原の戦い(1600年)後から始まります。
徳川家康から近江国の北部を与えられた井伊直政の後を継いだ、二代藩主の井伊直継と三代藩主の井伊直孝によって進められました。
1603年(慶長8年)に着工し、約20年の歳月をかけて1622年(元和8年)に完成。
城の建設には、廃城となった大津城や佐和山城の資材が再利用され、効率的かつ堅固な城郭が築かれました。
電車がおすすめの理由
彦根城へ訪れる際、電車でのアクセスがおすすめ!
その理由は、彦根城の最寄り駅「彦根駅」の一駅隣が、新幹線が止まる「米原駅」だからです。
米原駅は、東海道新幹線の「ひかり」と「こだま」が停車するため、あらゆる方面から容易にアクセスすることができます。
東海道新幹線だけでなく、特急しらさぎも停車するため、敦賀からのアクセスも可能です。
ちなみに、米原駅は名古屋と京都の中間拠点であり、JR西日本とJR東海の共同使用駅になっています。
在来線構内はJR西日本、新幹線構内はJR東海の管轄です。
電車でのアクセスで大変なところ
あらゆる場所からアクセスできるメリットがある一方、少し大変な面も持ち合わせています。
それは、彦根駅から彦根城表門券売所まで1.1kmもあるところです。
元気な方は特に苦労しない距離ですが、難しい方もいらっしゃいますよね。
そんな方は、バスを利用しましょう。
彦根駅から出発し、彦根城の周りをグルっと一周する「彦根ご城下巡回バス」が運航しています。
料金は以下の通りです。
- 1回:210円(大人)
- 1日乗車券:400円(大人)
安いですね。
彦根城へのアクセス方法
彦根城へのアクセス方法を、手段ごとに紹介します。
在来線のみ利用する場合
在来線のみを利用して彦根城へ行く場合、以下のステップを踏みましょう。
【在来線のみで彦根城へ行く方法】
在来線のみで彦根城へ行く場合、以下のステップがおすすめです。
- 各駅からJR彦根駅へ
- 大阪駅発:1980円/1時間19分
- 京都駅発:1170円/49分
- 名古屋駅発:1520円/1時間22分
- 彦根駅から彦根城へ
- 徒歩:16分
- 近江鉄道バス:210円/3分
新幹線を利用する場合
【新幹線を利用して彦根城へ行く方法】
新幹線を利用して彦根城へ行く場合、以下のステップがおすすめです。
- 各駅からJR米原駅へ
- 東京駅発:2時間21分
- 名古屋駅発:27分
- JR米原駅からJR彦根駅へ
- JR琵琶湖線:5分
- 東京駅発:計12310円
- 名古屋駅発:計3280円
- 彦根駅から彦根城へ
- 徒歩:16分
- 近江鉄道バス:210円/3分
車で行く場合
車で行かれる方も、いらっしゃるかと思います。
おすすめ駐車場について↑で紹介しているので、検討されている方はご覧ください。
まとめ
彦根城のアクセス方法をまとめると、以下のとおりです。
- 彦根城は電車でのアクセスがおすすめ
- 彦根駅の隣が米原駅のため
- 在来線のみ:彦根駅へ直接
- 新幹線利用:米原駅経由で彦根駅へ
以上です。
お住まいの地域に合わせて、適切な手段を選びましょう。
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