箱根旅行に欠かせない「箱根フリーパス」や「デジタル箱根鎌倉パス」は、交通機関を乗り放題で楽しめる便利なきっぷです。
しかし、天候や火山活動などで箱根ロープウェイが運休になる場合も。
そんな時、「フリーパスは払い戻しできる?」「いくら戻る?」「どうやって手続きすればいい?」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、箱根フリーパスの運休時対応や払い戻し金額、申請方法まで詳しく解説します。
箱根フリーパスが運休時に払い戻しできるケース

箱根フリーパスやデジタル箱根鎌倉パスでは、悪天候や火山活動による施設閉鎖・ロープウェイの運休時、条件を満たせば払い戻しが可能です。
運休・払い戻しの主な条件
- 荒天や故障などによる運休で、該当施設(箱根ロープウェイ等)を未使用の場合
- 有効期間内であること
- 未使用部分についてのみ払い戻し対象
- 利用開始前か、利用開始後かで手続きが異なる
旅行中に運休・欠航が発生した時も、事情に応じて対応してもらえるので安心です。
払い戻し金額と対象区間

箱根フリーパスの一部未使用時や箱根ロープウェイ運休時には、定められた金額が払い戻されます。
特に「デジタル箱根鎌倉パス」の場合、以下のとおりです。
箱根フリーパス運休時の主な払い戻し額
施設・区間 | 大人 | 小児 | 条件 |
---|---|---|---|
箱根ロープウェイ(全線運休) | 1,170円 | 240円 | 未使用時、有効期間中 |
箱根ロープウェイ(一部区間運休) | 590円 | 120円 | 一部区間のみ運休(故障等による場合) |
有効期間内でも、既に利用した区間(例:乗車後)は払い戻し対象外です。未
使用部分が対象となる点にもご注意ください。
箱根フリーパス払い戻しの手続き方法

払い戻しは「利用前」と「利用開始後」で申請窓口ややり方が異なります。
必ず自分の状況に合わせて手続きを進めましょう。
利用開始前の場合
- オンラインで購入した場合、公式アプリやサイト(EMotオンラインチケット等)から利用者自身で払い戻し手続きが可能です。
- 手数料なしで手続きできます。
利用開始後の場合
- コールセンターに連絡して、オペレーターを通じて払い戻し申請
- 未使用区間で、かつ有効期間内であれば手数料なしで払い戻し可能
- フリーパスの種類や状況によって対応が異なることがあるため、必ず案内どおりに対応
払い戻し手続きの詳細は、購入元や公式サイトで最新情報を必ず確認しましょう。
注意点やその他のポイント

払い戻しには条件や制限もあるため、事前にポイントを押さえておきましょう。
- 既に利用した区間、期間外の申し出、電子チケット自体に不備があるケースは対象外となります。
- フリーパス以外のセット券、クーポンなども、規約の内容や対応が違う場合があります。
- 他交通機関や周辺施設の閉鎖・運休もあわせて確認し、旅程調整の参考にしてください。
- 特に荒天・火山活動・異常気象シーズンは、払い戻し申請が混み合うこともあるため、早めの対応が安心です。
まとめ
箱根ロープウェイが運休した場合でも、箱根フリーパスやデジタル箱根鎌倉パスは未使用区間であれば手数料なしで払い戻しが可能です(一部区間運休時も規定額を返金)。
利用前ならアプリやオンライン、利用開始後はコールセンターを通じて手続きできます。
払い戻し条件や必要書類は状況によって異なるケースもあるため、必ず公式サイトや窓口で最新情報を確認しましょう。
運休情報を事前にチェックし、トラブル時にも柔軟に対応できるよう旅行計画を立てておくと、安心して箱根の旅を楽しめます。
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