【旅行記】札幌の学会と北海道プチ観光|太平洋フェリー40時間の旅

サムネ TRAVEL

2025年9月13日から17日にかけて、札幌で開催された学会へ参加してきました。

今回の旅は学会が目的ですが、せっかくの遠出。

帰り道も含めて、ちょっとした旅として楽しむことにしました。

帰路は飛行機ではなく、太平洋フェリー。

北海道から名古屋まで、およそ40時間の船旅です。

学会、札幌の街歩き、そして海の上での鳥見。

なかなか盛りだくさんの数日間となりました。


9/13 出発

中部電力 MIRAI TOWER
朝の栄は誰もいない

この日は名古屋の栄で開催されていた「環境デーなごや」に、所属団体として出展していました。

昼過ぎまで会場にいて、イベントが終わると同時に急いで中部国際空港へ向かいます。

いわば、イベントからそのまま北海道へ直行。

なかなか慌ただしいスタートです。

飛行機まで少し時間があったので、セントレアのカードラウンジへ。

ここではドリンクだけでなく、ちょっとしたおやつも用意されています。

中部国際空港 セントレア プレミアムラウンジ セントレア
プレミアムラウンジ

この日は昼食を食べる余裕がなかったため、ちょうど良い補給タイムになりました。

仕事を片付けながら、静かな時間を過ごします。

その後、新千歳空港行きの最終便に搭乗。

夜の北海道へ向かいました。

新千歳空港に到着すると、今度は空港のラウンジへ直行。

溜まっている仕事を1時間半ほど片付け、ようやく札幌へ向かいます。

札幌では先輩方に夕食をご馳走していただきました。

学会前夜のありがたい時間です。

そして、この日の宿。

……カラオケの「まねきねこ」。

カラオケまねきねこ 札幌駅西口店
カラオケまねきねこ 札幌駅西口店:大変お世話になりました

学会シーズンあるあるですが、札幌のホテルは満室。

結局、カラオケで仮眠を取ることになりました。

旅の初日から、なかなかインパクトのある宿泊です。


9/14 学会とプチ観光

この日は学会本番。

ポスター発表を終え、ようやくひと息つくことができました。

その後、今回の宿泊先へ向かいます。

宿泊したのは、ソラリア西鉄ホテル札幌。

ソラリア西鉄ホテル札幌

2021年開業の比較的新しいホテルで、札幌駅から徒歩約5分という便利な立地です。

客室は落ち着いたデザインで、バス・トイレ・洗面が独立した「3点分離」。

ソラリア西鉄ホテル札幌

地下には大浴場もあり、学会の疲れをゆっくり癒すことができます。

そして、このホテルを選んだ最大の理由は――朝食です。

2階のレストラン「SOLVERT」で提供される朝食ビュッフェは、札幌でも屈指の人気。

海鮮丼コーナーやライブキッチンのフレンチトーストなど、北海道の味覚が並びます。

ちなみに宿泊費は一泊31,374円。

正直なところ高額ですが、このクオリティなら納得の価格でした。

チェックイン後、荷物を置いて外へ。

ホテルの目の前にあるのが、北海道庁旧本庁舎――通称「赤れんが庁舎」です。

赤れんが庁舎

1888年(明治21年)に完成した歴史ある建物で、約250万個のレンガが使われています。

ネオ・バロック様式の美しい建築は、札幌を代表する景観のひとつ。

2025年7月には大規模改修を終えてリニューアルオープンしました。

展示もデジタル化され、北海道179市町村の魅力を紹介するコーナーなどが新設されています。

赤れんが庁舎

館内を歩きながら北海道の歴史を学び、庭園を散策。

ふと木の上を見ると、野生のリスの姿もありました。

思いがけない出会いに、思わず足が止まります。


9/15 豪華な朝食と苫小牧へ

朝、楽しみにしていた朝食へ。

ソラリア西鉄ホテル札幌

ソラリア西鉄ホテル札幌の朝食は、やはり期待以上でした。

ソラリア西鉄ホテル札幌

目玉は「勝手丼」と呼ばれる海鮮丼コーナー。

イクラ、サーモン、ホタテなどのネタを好きなだけ盛り付け、自分だけの海鮮丼を作ることができます。

特に、イクラのかけ放題。

ソラリア西鉄ホテル札幌
無計画すぎますね…

朝からかなり贅沢です。

ライブキッチンでは、名物のホワイトフレンチトーストも提供されます。

ふわふわの生地に特製ホワイトソースがかかり、デザートのような一皿でした。

朝から満腹になりつつ、北海道大学へ。

北海道大学

学会最終日のシンポジウムを聴講します。

恩師も登壇しており、非常に興味深い話を聞くことができました。

終了後、北大構内で少しバードウォッチング。

その後、札幌駅から電車に乗り、苫小牧へ向かいます。

ここからはフェリーの旅です。


苫小牧・緑ヶ丘公園

フェリーの出航まで時間があったため、苫小牧の緑ヶ丘公園へ向かいました。

総面積約87ヘクタールという広大な公園で、展望台からは太平洋や樽前山を一望できます。

緑ヶ丘公園

池には多くの野鳥が集まり、散策するだけでも楽しい場所です。

池の周りを歩きながら鳥を観察し、展望台へ。

苫小牧の街並みが広がり、その向こうには太平洋。

北海道の景色も、これで見納めです。

日が暮れてきたところで、苫小牧西港フェリーターミナルへ向かいました。


太平洋フェリー「いしかり」

太平洋フェリー いしかり

今回乗船したのは、太平洋フェリーの「いしかり」。

太平洋フェリーは名古屋・仙台・苫小牧を結ぶ、日本でも有数の長距離フェリー航路です。

名古屋から苫小牧まで乗り通すと、約40時間の船旅になります。

客室はS寝台。

太平洋フェリー S寝台

コンセントもあり、思っていた以上に快適な空間でした。

荷物を置いた後は、船内を散策。

デッキに出て海風を感じたり、売店を覗いたり。

初めての場所を歩くのは、それだけで楽しいものです。

大浴場でゆっくり温まり、この日は早めに就寝しました。


9/16 船上での鳥見

翌朝、早起きの予定でしたが――

見事に寝坊。

慌ててデッキへ出ると、すでに何人かが双眼鏡を構えていました。

どうやら同じく鳥学会帰りの方々のようです。

自然と会話が始まり、そのまま一緒に鳥見をすることに。

オオミズナギドリ
別所ですが、オオミズナギドリが多く飛翔していました。

海上では海鳥が次々と現れます。

船上ならではの観察です。

朝食はフェリーのレストランで。

太平洋フェリー

ビジネスホテルの朝食バイキングのような内容で、十分満足できるものでした。

10時頃、船は仙台港へ到着。

一時下船も可能でしたが、私は船に残ることにしました。

理由は単純。

電波が入るからです。

ここで一気に仕事を片付けることに。

この旅で一番キーボードに八卦六十四掌をしました。


9/17 海の上の朝

最終日。

この日は無事に早起きできました。

デッキへ出ると、少し霧のかかった海。

その向こうから、ゆっくりと朝日が昇ってきます。

太平洋フェリー

海の上で見る朝日は、やはり特別です。

昨日のメンバーとも合流し、再び鳥見開始。

オオミズナギドリが海面すれすれを飛び、

アカエリヒレアシシギの群れが渡っていきます。

太平洋フェリー アカエリヒレアシシギ
アカエリヒレアシシギ

さらに、イルカの群れも登場。

太平洋フェリー イルカ

かろうじてヒレだけ写真に収めることができました。


名古屋へ

やがて、遠くに愛知の陸地が見えてきます。

伊良湖岬 太平洋フェリー
伊良湖岬

伊良湖岬。

渡りの名所として有名な場所です。

みんなでハチクマやサシバを探しましたが、この日は見つかりませんでした。

都合よくはいきませんね。

ちなみにこのとき、伊良湖岬には私の鳥の師匠が来ていました。

私はフェリーから岬を撮影し、師匠は岬からフェリーを撮影。

後日、Facebookでお互いの写真を見て笑いました。

船は名港トリトンの下をくぐり、名古屋港へ。

太平洋フェリー 名港トリトン

長い船旅の終わりです。

下船後、藤前干潟まで歩いて立ち寄り、少しだけ鳥を観察してから帰宅。

学会から始まり、北海道の街歩き、そして海の上の鳥見。

移動も含めて、最後まで楽しめた旅でした。

今回もまた、良い旅となりました。

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