千葉市動物公園の所要時間は?目的別の滞在時間と効率的な回り方

サムネ TRAVEL

千葉駅からモノレールで約10分、都心部からほど近い場所に位置する千葉市動物公園は、市民の強い要望によって設立された、家族で楽しめる都会のオアシスです。

レッサーパンダの風太くんをはじめ、多様な動物たちが迎えてくれるこの公園を最大限に楽しむためには、どのくらいの時間を見積もれば良いのでしょうか。

「千葉市動物公園の所要時間が知りたい」
「効率よく回るにはどうしたらいいの?」

そんな方々のために、この記事では千葉市動物公園の基本的な所要時間から、目的別の滞在時間の目安、さらに効率的な回り方まで詳しくご紹介します。

千葉市動物公園ってどんなところ?

ハシビロコウ
ハシビロコウ

千葉市動物公園は、千葉市若葉区源町に位置し、広大な敷地には7つのコンセプトの異なるゾーンが広がっています。

動物との触れ合いを通じて、自然に動物の生態を学べる場として整備されており、教育普及活動や種の保存にも力を入れています。

昭和60年の一次開園から段階的に整備が進められ、平成3年には遊園地を含む園全体が完成しました。

国内屈指のサルを多数飼育しているほか、一世を風靡したレッサーパンダの風太くんがいることでも有名です。

中学生以下は入場無料というのも、子育て世代には嬉しいポイントです。

千葉市動物公園の基本的な所要時間

エジプトハゲワシ
エジプトハゲワシ

千葉市動物公園を訪れる際、まずは全体の所要時間の目安を把握しましょう。

来園する方の目的や、どのくらい動物と触れ合いたいかによって、滞在時間は大きく変わります。

  • 全体を急いでざっと見る場合:
    • 約1時間あれば主要なエリアを駆け足で見て回れます。
    • 特定の動物だけを見たい場合や、時間があまりない場合に適しています。
  • ランチを含めてじっくり楽しむ場合:
    • 2〜3時間を目安にすると、いくつかのゾーンをゆっくりと回り、園内のカフェやレストランで食事を楽しむことができます。
  • 子連れで楽しむ場合や、体験イベントに参加する場合:
    • 半日(3〜4時間)程度を見込むと良いでしょう。
    • 子ども動物園でのふれあいや、ふれあい動物の里でのエサやり体験、乗馬体験など、時間をかけて楽しめます。
  • バーベキューを含む一日滞在の場合:
    • 丸一日(5時間以上)を予定することをおすすめします。
    • 園内での食事はもちろん、体験イベントにも積極的に参加し、広大な敷地を隅々まで満喫できます。

所要時間の一覧表

所要時間を表にすると、以下のとおりです。

目的・状況所要時間の目安内容の例・ポイント
全体をざっと見る約1時間急ぎ足で主要スポットのみ巡る
ランチ込みでゆったり2〜3時間数ゾーン+園内レストランやカフェ休憩
子連れ・体験イベント参加3〜4時間(半日)ふれあい・エサやり・乗馬体験など
バーベキュー&1日満喫5時間以上イベント・全エリア+BBQ体験

目的別・状況別の所要時間目安

チンパンジー
チンパンジー

ここでは、来園者の様々な目的や状況に応じた、より具体的な所要時間の目安をご紹介します。

子連れの場合の所要時間

小さなお子さんを連れての動物公園は、大人の場合とは異なり、休憩や授乳、食事の時間を多めに取る必要があります。

  • 乳幼児・未就学児を連れての場合:
    • 休憩や授乳・おむつ替えの時間を考慮し、動物を見る時間は短めになる傾向があります。
    • 子ども動物園やふれあい動物の里を中心に、2〜3時間程度が無理なく楽しめる目安です。
    • 公式アプリ『ZOOFull』で「子連れでZOO!マップ」を活用すると、トイレやベビーシートの場所をすぐに確認できて便利です。
  • 小学生を連れての場合:
    • 体験イベントへの参加や、動物科学館での学びの時間も増えるため、半日(3〜4時間)を予定すると良いでしょう。
    • 特に「ふれあい動物の里」では、エサやり体験や乗馬体験など、子どもが夢中になるイベントが豊富です。

主要な動物やエリアを重点的に回る場合

特定の動物や人気エリアに絞って楽しみたい場合は、以下の時間を参考にしてください。

  • レッサーパンダの風太くんや小動物ゾーン:
    • 風太くんは現在高齢のため立つ姿はほとんど見られませんが、愛らしい姿に癒されます。
    • コツメカワウソやアメリカビーバーの展示も合わせて、30分〜1時間程度で見られます。
  • モンキーゾーン(ゴリラ・チンパンジーなど):
    • 国内屈指のサルの種類を誇るモンキーゾーンでは、人気のニシゴリラ「ローラ」や、生まれたばかりのブラッザグエノンの赤ちゃんなど、見どころがたくさんあります。
    • じっくり観察するなら、1時間〜1時間半を目安にしましょう。
  • 動物科学館:
    • 模型やパネル、標本、夜行性動物の展示など、学びの要素が強いゾーンです。
    • 全ての展示をじっくり見る場合は、1時間半〜2時間程度かかります。
    • 特に毎日14時40分にはスコールが降るバードホールはおすすめです。
  • 平原ゾーン(チーター・ハイエナなど):
    • 園内で一番広く、アフリカ平原を再現したダイナミックな展示が魅力です。
    • チーターの疾走や、ヤマアラシ、ハイエナ、キリンなど、広々とした空間で動物がのびのびと暮らす姿を見られます。
    • 全体をゆっくり散策するなら、1時間半〜2時間程度見ておくと良いでしょう。

効率的な回り方と滞在時間を短縮・延長するコツ

アネハヅル
アネハヅル

限られた時間で最大限に楽しむため、また、じっくり滞在するために役立つヒントをご紹介します。

効率よく回るなら公式アプリ『ZOOFull』がおすすめ

動物公園を楽しむ前の準備として、公式アプリ『ZOOFull』のダウンロードが非常におすすめです。

園内の最新情報、園内マップ、動物紹介、動物クイズなどが無料で閲覧できます。

散策中にトイレやベビーシートを探したい場合も、アプリを使えばすぐに場所を確認できます。

事前に見たい動物やエリアを決めておく

広大な園内を効率的に回るには、出発前に公式サイトのマップを確認し、特に見たい動物や行きたいゾーンをいくつか決めておくのがおすすめです。

これにより、無駄な移動時間を減らし、スムーズに目的の場所へたどり着けます。

園内バス「ぐるっとライナー」の活用

ふれあい動物の里と園内中央の展望デッキを結ぶ「ぐるっとライナー」を利用すれば、エリア間の移動が楽になります。

特に歩き疲れた時や、移動時間を短縮したい場合に便利です。

片道約10分程度で、土日祝日のみ運行しています。

混雑を避ける時間帯を狙う

休日や長期休暇中は混雑が予想され、動物を見たり、体験イベントに参加する際に待ち時間が発生することがあります。

比較的空いている開園直後(9:30)や閉園間際(15:00以降)を狙うと、よりスムーズに園内を回れる可能性があります。

特にヤマアラシのように、涼しい時間帯に活発に動く動物もいるため、開園直後の訪問はおすすめです。

ランチ・休憩の場所と時間の目安

レッサーパンダ
レッサーパンダ:ぶれてしまった…

園内には食事や休憩を楽しめるスポットが点在しています。

滞在時間に合わせて、これらの施設を上手に活用しましょう。

  • 軽食・カフェ利用の場合:
    • 展望デッキ下にある「サバンナカフェ」や、動物科学館2階のカフェ「はぴはぴ」では、手軽に軽食やドリンクを楽しめます。
    • サッと食事を済ませるなら、30分〜45分程度を見込んでおきましょう。
  • レストランでゆっくり食事をする場合:
    • 中央広場ステージ脇の「森のレストラン」では、カレーや麺類、レッサーパンダラーメンなど、様々なメニューが楽しめます。
    • 家族やグループで落ち着いて食事をするなら、1時間〜1時間半程度を予定すると良いでしょう。
  • バーベキューを楽しむ場合:
    • ふれあい動物の里にある「Wild Kitchen」では、事前予約で手ぶらバーベキューが楽しめます。
    • バーベキューを含む場合は、食事だけで1時間半〜2時間程度、さらに食事前後の準備や休憩を含めると、より長い時間を見積もる必要があります。

千葉市動物公園と合わせて立ち寄りたい周辺施設

コツメカワウソ
コツメカワウソ

千葉市動物公園への訪問を、周辺観光と組み合わせて楽しむことも可能です。

旅行全体で計画を立てる際に参考にしてください。

  • 千葉公園:
    • 千葉都市モノレールで動物公園駅から数駅の場所にある、広々とした公園です。
    • モノレールを降りてすぐに、四季折々の花々や池の景色を楽しめます。
    • 動物公園とは異なる自然の魅力を味わえるでしょう。

千葉市動物公園の基本情報

シロオリックス
シロオリックス

最後に、千葉市動物公園のアクセスや開園時間、入園料などの基本情報をまとめました。

訪問前に最終確認をして、スムーズな来園に役立ててください。

  • 所在地:
    • 〒264-0037
    • 千葉県千葉市若葉区源町280
  • 電話番号:
    • 043-252-1111(代表)
  • 公式HP:
  • 開園時間:
    • 9:30〜16:30(入園は16:00まで)
  • 定休日:
    • 毎週水曜日(水曜日が休日にあたる時は翌日)
    • 年末年始(12月29日〜1月1日)
  • 入園料:
    • 大人:700円
    • 中学生以下:無料
    • 年間パスポート 大人:2,500円
  • 駐車場:
    • 普通車 700円
    • 大型車(マイクロバスを含む)2,800円
  • アクセス:
    • モノレールの場合:
      • 千葉都市モノレール「動物公園」駅下車徒歩1分
    • 車の場合:
      • 東京方面から:京葉道路穴川ICより市街方面に約3km
      • 市原方面から:京葉道路穴川東ICより市街方面に約2km
      • 成田方面から:東関東自動車道路千葉北ICより千葉方面へ約7km

まとめ

千葉市動物公園は、動物を観察するだけでなく、ふれあい体験やバーベキューなど、様々な楽しみ方ができる魅力的なスポットです。

お子さんと一緒に学びながら遊んだり、友人やカップルでゆっくり過ごしたりと、目的や同行者によって最適な所要時間は異なります。

この記事でご紹介した所要時間の目安や効率的な回り方を参考に、千葉市動物公園での素晴らしい一日を満喫してください。

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