芦ノ湖遊覧船は、箱根観光の定番アクティビティのひとつですが、実は犬も同伴できる船として愛犬家から人気があります。
ただし、誰もが安心してクルーズを楽しむためには、船側が定めたルールやマナーをしっかり守る必要があります。
ここでは、公式情報と利用者の声をもとに、犬と一緒に芦ノ湖遊覧船を楽しむためのポイントを詳しく解説します。
基本ルール

犬同伴乗船の条件や行動範囲は明確に定められています。
まずは、この基本ルールを押さえておきましょう。
- 犬種・体重制限:
- 30kg以下の犬のみ可(※犬以外のペット不可)
- 大型犬は利用できないため注意が必要です。
- 中型犬まではOKですが、必ず体重を事前に確認しましょう。
- 同伴可能エリア:
- 客室内・乗下船時:
- 必ず「顔・頭まで隠れるキャリー」「ペットバギー」等に全身を入れた状態で利用(床または膝の上)
- 船内では他の乗客と密接するため、飛びつきや鳴き声などのトラブル防止のために完全収納が求められます。
- 3階・4階デッキ:
- リードを付けて歩行OK!(キャリー不要)
- 湖上の風景を愛犬と一緒に眺められる開放的なエリアです。
- 客室内・乗下船時:
- 乗船料金:1頭につき300円(毎月11日は無料)
- 「ワンワンデー」として毎月11日に愛犬の乗船料が無料
- 愛犬家には嬉しい特典です。
主な注意事項

快適で安全な乗船のために、以下の注意事項が設定されています。
違反すると乗船を断られる場合もあります。
- ワクチン必須:
- 狂犬病・混合ワクチン未接種の犬は利用不可
- 感染症予防のため、証明書の携帯がおすすめです。
- キャリーの条件:
- 頭や顔が全て隠れるもののみ
- メッシュやネット付きでも、顔が出てしまうタイプはNG。
- 犬同士・他のお客様と配慮:
- 接触・咬傷事故やトラブルは飼い主責任。
- 周囲の方に配慮して利用
- 鳴き声など迷惑行為:
- 場合によりデッキへ移動を指示されます
- 飛び込み防止:
- 湖に犬が飛び込まないよう管理必須
- 船・デッキを汚した場合:
- スタッフに必ず報告
- 施設内(港の建物や売店レストランなど):
- 犬の入店不可
- 係員の指示厳守
- ヒート中のワンちゃん参加不可
- 狂犬病ワクチン未接種の場合です
設備・サービス

芦ノ湖遊覧船は犬連れ観光に配慮した設備やサービスが用意されています。
- 無料レンタルキャリー:
- 各港に小型犬用のキャリー設置(数量限定)
- 急な忘れ物にも対応できますが、数に限りがあるため自前持参が基本です。
- 駐車場:
- 港・曜日により無料・有料
- 犬連れの場合は移動や積み下ろしが多くなるので、近い駐車場を利用すると便利です。
おすすめポイント

芦ノ湖遊覧船の犬同伴乗船は、景色やイベントを愛犬と一緒に楽しめる魅力があります。
- 3階・4階デッキでは富士山や大自然の風景を、犬とリード散歩しながらクルーズ!
- 「SORAKAZE号」は2024年新造船で、愛犬との写真映えスポット多数
- 「11日ワンワンデー」で毎月愛犬の乗船無料
- 記念撮影・ペットと絶景を楽しむクルーズに最適
愛犬家のアドバイス

実際に利用した飼い主からの声をもとに、安心して楽しむためのコツをまとめました。
- 客室・乗下船は必ず全身キャリーイン(リュック、バギー、ケージどれでもOK)
- 上階デッキはリードでOKだが、目を離さず他の犬や人と距離を保つこと
- 港・船内のトイレマナーグッズ持参推奨
- 予約時に犬種・頭数を伝えると安心
周辺の犬OKスポット
クルーズの前後に立ち寄れる犬同伴可能なスポットも充実しています。
- 箱根の森足湯(犬用足湯あり)車で約20分
- 十国峠ケーブルカー(リードOK&山頂ドッグラン)
まとめ
芦ノ湖遊覧船は30kg以下の犬であれば一緒に乗船でき、客室・乗下船時は「キャリーで完全収納」、3階・4階デッキではリードでお散歩可能です。
乗船料は1頭300円で、毎月11日は無料。
マナーとルールを守れば、愛犬と一緒に安心して湖上クルーズを楽しめます。
安全面・健康面・周囲への配慮を意識し、思い出に残る犬連れ旅を実現しましょう。
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