箱根海賊船と芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)の違い|おすすめはこっち!

サムネ TRAVEL

芦ノ湖の観光船は大きく分けて「箱根海賊船」と「芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)」の2種類があります。

それぞれ運航会社や船のデザイン、発着港、利用できるきっぷが異なります。

どちらも芦ノ湖の絶景を楽しめますが、旅の目的や同行者によっておすすめが変わります


運航会社・船の種類

箱根海賊船
比較項目箱根海賊船芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)
運航会社箱根観光船株式会社箱根遊船株式会社(富士急グループ)
船のスタイル海賊船(中世ヨーロッパ帆船モチーフ)一般的な双胴観光船/SORAKAZEなど
エンタメ性高い(海賊コスチューム、装飾、撮影スポット、子ども向け)落ち着いた雰囲気、景色・自然重視

箱根海賊船は、名前の通り海賊船をモチーフにした帆船型の観光船で、外観から内装まで非日常感あふれるデザインが特徴です。

乗船するとまるでテーマパークのアトラクションに乗ったかのような気分になれます。

スタッフが海賊衣装で迎えてくれることもあり、特に子ども連れや写真好きに人気です。

一方、芦ノ湖遊覧船は双胴船や最新型の「SORAKAZE」など、景色鑑賞を目的とした落ち着いたデザイン

騒がしさを避けてゆったりとした時間を過ごしたい大人の旅行者に好まれます。


発着港・路線

箱根海賊船 箱根町港
箱根海賊船芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)
桃源台港・箱根町港・元箱根港の3港を結ぶ主ルート元箱根港・箱根園港・湖尻港・箱根関所跡港
箱根ロープウェイとの連携が便利駒ヶ岳ロープウェイや箱根園へのアクセス良好

箱根海賊船は、芦ノ湖の北端にある桃源台港と、南端の箱根町港・元箱根港を結びます

特に桃源台港は箱根ロープウェイの終点と直結しており、芦ノ湖へのアクセスがスムーズ。

箱根ロープウェイと組み合わせた周遊観光に適しています。

芦ノ湖遊覧船は、箱根園港や駒ヶ岳ロープウェイへのアクセスに強みがあり、湖の東側エリアの観光拠点として便利。

湖尻港や箱根関所跡港など、史跡観光にもアクセスしやすいのが特徴です。


チケット・料金・お得なきっぷ

箱根海賊船芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)
箱根フリーパス利用可 =他交通機関乗り放題連携が便利箱根フリーパス利用不可
往復:大人2,220円、子ども1,110円(2024年5月目安)乗り放題券:大人2,400円、子ども1,200円
特別船室あり(要追加料金)1日フリーきっぷ、短時間コースもあり

箱根海賊船は、箱根フリーパスを使えば追加料金なしで乗船できるため、箱根全体を周遊する旅行者にとって非常にお得です。

また、特別船室(グリーン車のような位置付け)を利用すると、混雑を避けてゆったり景色を楽しめます。

芦ノ湖遊覧船はフリーパスは利用できませんが、独自の1日乗り放題券や短時間コースが充実しており、限られた時間で効率的に観光したい人には向いています。


目的・雰囲気・おすすめな人

箱根海賊船
箱根海賊船芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)
・移動もアトラクションとして楽しみたい
・家族や子ども連れ向け
・写真・SNS映え狙い
・箱根フリーパス利用者
・ロープウェイとの組み合わせ
・落ち着いてゆったり景色を楽しみたい
・大人の旅、カップル、小グループ
・駒ヶ岳ロープウェイや箱根園も観光したい人

海賊船は「乗ること自体が目的」になるほどのエンタメ性が魅力で、SNS映えや家族での思い出作りにもぴったり

遊覧船は静かで落ち着いた雰囲気があり、特に大人同士やカップルでの利用に最適。

デッキから眺める富士山や四季折々の景色は格別です。


各船の特徴まとめ

  • 箱根海賊船
    • 全3隻:
      • クイーン芦ノ湖
      • ロワイヤルⅡ
      • ビクトリー
    • 船ごとにテーマ装飾、イベントやフォトスポット多数
    • エンターテイメント性が高く移動自体が目的になる
    • バリアフリー・乗り心地も年々向上、高齢者やキッズにも配慮
    • 箱根フリーパスなどお得なきっぷで利用できる
  • 芦ノ湖遊覧船(箱根遊船)
    • SORAKAZE(2024年新造)・十国丸など双胴型中心
    • 360度パノラマデッキ、芝生デッキで自然を堪能できる
    • 景色重視の落ち着いた雰囲気
    • 独自の乗り放題きっぷや短時間コースあり
    • 箱根園・駒ケ岳へのアクセスに最適

箱根海賊船は、見た目のインパクトと体験型要素が強く、家族や観光初心者に人気。

一方、芦ノ湖遊覧船は最新設備の快適な船で、景色を中心に落ち着いた時間を過ごす旅向けです。

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