山梨県富士吉田市にある新倉山浅間公園は、忠霊塔(五重塔)と富士山、そして桜や紅葉の風景が織りなす絶景スポットです。
国内外から多くの旅行者に親しまれています。
「これぞ日本」と形容される展望を求めて訪れる方へ向けて、この記事では東京駅からのアクセス方法、最寄り駅からのルート、そして車利用時の最新情報まで徹底解説!
快適で効率的な旅の計画に、ぜひご活用ください。
東京駅からのアクセス方法

東京から新倉山浅間公園までは、鉄道と高速バスの2つの主要ルートがあります。
旅の目的や予算、移動時間に応じて最適な方法を選びましょう。
鉄道ルート(定時性・早朝到着重視)
鉄道は時刻が正確なので、到着時間を重視する方におすすめです。
特に、早朝や撮影タイムを狙う旅行者には最適です。
- ルート
- JR新宿駅 (JR中央線特急利用)
- 大月駅 (富士急行線)
- 下吉田駅
- 所要時間:
- 約2時間(新宿から下吉田駅までの目安)
- 運賃:
- 約2,200~2,600円(JR特急利用時)
- メリット:
- 渋滞の心配なし、定刻で到着しやすい
- デメリット:
- 大月駅で必ず乗換あり、特急料金が別途必要
列車ダイヤに合わせて計画を立てましょう。
高速バスルート(コスト&手軽さ重視)
乗換なしで目的地付近まで移動できる高速バスは、コストパフォーマンスも良く、手軽に出かけたい方に適しています。
- ルート
- バスタ新宿(または東京駅八重洲口など・高速バス)
- 富士山駅または河口湖駅
- 所要時間(最短):
- 約1時間41分(富士山駅まで)
- 運賃(片道):
- 約2,200円
- メリット:
- 座ったまま直行、運賃がお手頃
- デメリット:
- 週末や花見シーズンは渋滞リスクあり、大幅な遅延に注意
渋滞時は到着が遅れることを想定して余裕をもった計画を立てましょう。
最寄り駅から公園・忠霊塔までの行き方

新倉山浅間公園の玄関口は、富士急行線「下吉田駅」です。
ここから忠霊塔・展望ポイントまでの道のりも、しっかり確認しておきましょう。
下吉田駅~忠霊塔への徒歩ルート概要
下吉田駅を出てから公園入口、そして五重塔展望デッキまでは徒歩での移動が必要です。
体力や時間配分を意識しましょう。
区間 | 所要時間(目安) | 備考 |
---|---|---|
下吉田駅→公園入口(浅間神社) | 約25分 | 緩やかな坂道あり |
公園入口→忠霊塔展望デッキ | 15~20分 | 398段階段 または 坂道 |
合計徒歩所要時間:約40~45分
駅から展望ポイントまでは、全行程でゆとりを持ち約45分見込むのがおすすめです。
最後の難関!398段「咲くや姫階段」

目的地・忠霊塔へのラストアプローチには、通称「咲くや姫階段」と呼ばれる398段の石段が待っています。
美しい景色のためには、この最後のひと頑張りが必要です。
咲くや姫階段の詳細とアドバイス
- 段数:
- 398段
- 所要時間:
- 15~20分
- 服装・持ち物:
- すべりにくい靴、水分
- 途中に複数の休憩ポイントあり
焦らずにマイペースで上りましょう。
体力に自信がない方や子連れの場合は、こまめな休憩を。
階段がきつい方向けの坂道ルート
体力に自信がない場合や小さなお子様連れには、階段を避けて坂道(迂回路)を使う方法もあります。
所要時間は階段とほぼ変わりませんが、勾配が緩やかです。
- 所要時間:
- 15~20分
- アドバイス:
- 足腰の負担を軽減したい方に最適です
自家用車でのアクセスと駐車場情報

車で新倉山浅間公園を訪れる場合は、シーズンごとに駐車場ルールが大きく変わります。
特に桜や紅葉シーズンは注意が必要です。
通常期(閑散期)の利用
- 駐車場:
- 新倉山浅間公園大駐車場
- 料金:
- 無料
- 利用可能時間:
- 24時間
- 収容台数:
- 約100台
混雑の少ない時期は、早朝来園など自由度が高く、もっとも便利です。
桜シーズン等の繁忙期の利用
観光客が集中する桜の時期は、交通規制や臨時駐車場の利用が必須となります。
区分 | 駐車場 | 料金 | 利用時間 | 補足 |
---|---|---|---|---|
繁忙期 | 臨時駐車場(例:下吉田第二小学校グラウンド等) | 1,000円(普通車)/ 500円(バイク) | 6:00~18:00 | シャトルバス運行(土日のみ) |
通常期 | 公園大駐車場 | 無料 | 24時間 | 収容100台 |
- 繁忙期は現地の交通規制情報や臨時駐車場の時間・場所を必ず事前に公式HP等で確認しましょう。
- シャトルバス運行は土日のみなので、平日は徒歩移動となります。
目的に合わせたルートの選び方

どのアクセス方法が自分に最適かは、旅のスタイルや同行者によって異なります。
以下のまとめを参考に、プランニングしてください。
目的 | 推奨ルート | 注意・ポイント |
---|---|---|
時間を厳守したい | 鉄道(特急利用) | 階段を上る体力と時間配分も必須 |
コストを抑えたい | 高速バス | 渋滞リスクに注意 |
自由に動きたい | 自家用車 | シーズン・駐車場規制を必ず確認 |
どの方法で行っても、絶景には登頂という小さな努力が必要です。
計画性と準備を整えて、最高の一枚を収めてください。
まとめ
新倉山浅間公園は、富士山と忠霊塔を望む日本屈指のフォトスポットです。
一番美しい瞬間を自分の目で見るためには、事前の入念なアクセス計画が成功のカギ。
鉄道、高速バス、自家用車の各方法の利点と注意点、そして最寄り駅からのルートや体力配分までを押さえることで、快適な旅を楽しむことができます。
ぜひこの記事を参考に、思い出に残る絶景体験を叶えてください。
コメント